2017-07

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判定ミス見落とし再び~全日本ジュニア

中国杯レビューを怠ってしまって申し訳ありません
この間国内では2017年世界ジュニア代表を決める全日本ジュニアが実施されましたが
またしても判定ミスが行われてしまったので今回の更新となりました

判定ミスの見落としがあったのは男子シングルFSのことでした
ちなみにFS順位と最終順位はこちらのようになっていました

男子FS順位
2016全日本ジュニア男子シングルFS結果

男子最終順位
2016全日本ジュニア男子シングル最終結果


判定ミス見落としのあったのはこちらの選手。さて、どこがおかしいでしょうか?
2016全日本ジュニアFS唐川常人選手プロトコル

正解は

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コンビネーションジャンプが4つ

でした

唐川選手は
3Lz+2T
3Lo
3F
3Lz
2A+3T
3T
3S+2T
2A+1Lo+2S


と、コンビネーションジャンプを4度実施していました。
ところが
ルール上許されているコンビネーションジャンプの数は3連続ジャンプ1つを含み合計3つまで
唐川選手はコンビネーションジャンプを1つ多く跳んでしまったのです

テクニカルハンドブックにて『余計なジャンプには【*(アスタリスク)】の記号をつけてカウントしない』と定められていますので
技術審判は最後の3連続ジャンプは2A+1Lo*+2S*として、基礎点設定は5.61ではなく3.63とすべきでした


当時のパネルジャッジはこちらでした
2016全日本ジュニア男子FSパネルジャッジ

選手が演技を行ってから得点が出るまでの一連の流れは
選手がエレメンツを実施
 ↓
技術審判(Technical Specialist)が瞬時に判定。
採点ジャッジは見たままのものをGOE評価
 ↓
異議申し立てがあれば「レビュー」を行い
Technical Controler、Assistant Specialistとの3人で協議
 ↓
TCが判定を最終コール
 ↓
判定が変わった場合は採点やり直し
 ↓
得点発表
となっています

当時のTSは河合雅子氏でしたから河合氏が唐川選手がコンビネーションジャンプを4度実施したことに最初に気づくべきでした
河合氏がそれを見落としていた場合は最終判断を下すTCを務めた加納誠氏が判定にミスがあったことを指摘すべきでしたし
男子シングルの総責任者はレフェリーである尼子健二氏が判定に誤りが無かったかをチェックすべきでした

河合氏の判定ミスを加納誠氏も尼子健二氏も見落としてしまったということに!!

唐川選手はFSで10位、総合成績で12位となりましたが得点が修正されると
FS順位は
10.長谷川一輝 111.23
11.鍵山優真 109.79
12.唐川常人 109.63

総合順位は
12.山藤一悟 163.19
13.唐川常人 161.86

と順位が入れ替わることになります

技術審判が判定ミスをやらかし、レフェリーも誰も気づかずミスを見落としてしまったという大チョンボは
2005全日本シニアの男子シングルでも起きています
当初織田信成選手が優勝と発表され、表彰式まで行われましたが実際は織田信成選手のジャンプ重複違反見落としがあり
それによって2位の高橋大輔選手と順位が入れ替わるという事態が実際に起きました
技術審判もレフェリーも誰も気づかず、ISUスペシャリスト資格を持つ第三者によって指摘されるという大失態でした
当時も判定ミス見落としは五輪代表選考には影響しませんでしたが
これが仮にワールド代表選考、五輪代表選考のかかる全日本で起きてしまった場合連盟はどう責任を取るつもりなのでしょうか

スペシャリストの河合雅子氏、レフェリーの尼子健二氏は最高ランクのISU資格者なのに何をやっているんでしょうか

1つの判定ミスや見落としが選手の競技人生に大きく影響することもある
判定は慎重に、正確に行っていただきたいものです
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GPSフランス大会ペア終了

GPSペア競技が終了しました
FS結果、最終順位はこちらになりました

■FS順位
2016 Trophee de France FS result pairs


■最終順位
2016 Trophee de France final result pairs

プロトコルはこちら
http://www.isuresults.com/results/season1617/gpfra2016/gpfra2016_Pairs_FS_Scores.pdf


優勝はアリオナ・サフチェンコ&ブリューノ・マッソでした



2位はエフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフでした



3位はヴァネッサ・ジェムズ&モルガン・シプレでした



4位はナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルトでした



マリッサ・キャステリ&マービン・トランは5位フィニッシュ。



ミリアム・ツィーグラー&セヴェリン・キーファーは6位フィニッシュでした
プログラム曲は『ミーカメドレー』


サフチェンコ&マッソがファイナル進出決定。タラソワ&モロゾフとザビアコ&エンベルトが24ポイントで並んでいますがトータルスコアではタラソワ&モロゾフ組が上回って現在2番手。
中国やドイツペア合わせて3組がまだ初戦を迎えていませんのでどうなるかわからない状況にあります
最終のNHK杯終了までサフチェンコ&マッソ以外は誰も確定しないということになりそう

表彰台の選手のみなさんおめでとうございます
出場選手の皆さんお疲れ様でした

GPSフランス大会女子シングルSP

大会初日最後の種目は女子シングルSPでした

SP結果
2016 trophee de France SP result ladies

プロトコルはこちら
http://www.isuresults.com/results/season1617/gpfra2016/gpfra2016_Ladies_SP_Scores.pdf


首位発進はエフゲーニャ・メドベージェワでした

ステップがところどころ序盤で3連続の途中で足をついていたかなというところがありましたが彼女は一切レベルの獲りっぱぐれが無いのでレベルを取りきるのは当たり前といえば当たり前。それ以外は演技に関して何もケチをつけるところが無いです
ケチをつける箇所があるとすれば演技ではなくGOE。メドベのフライングキャメルと2Aに+1しかつけないジャッジがいました。
GOEには関係ないけどなんでやねん。
この演技が2番目だなんてもったいない。最終滑走だったら歴代最高得点更新できていたでしょうに。

パーフェクト演技のメドベはファンからセーラームーンの猫キャラのぬいぐるみをプレゼントされてキスクラでもご満悦でした
キスクラエフゲーニャ・メドベージェワ セーラームーン猫


2位はガブリエル・デールマンでした

女子で一番美しい3T+3Tは満点のGOEを貰いました。ここまでやると3Lz+3Tばりの破壊力になります
着氷後にはイーグルを踏んでいますが直前には工夫は無いのでGOE出すぎではないかと思いますが
ステップからの3Lz、2Aもジャンプは全て決まりました。こっちの2つのジャンプの方が前後に繋ぎがあるので満点評価出すべきだったのでは?
スケアメではレベル4を獲ったステップも今回はレベル3判定。ツイズル⇒ロッカー⇒ツイズルの3連続でツイズルが上手くいかなかったかなと。
あと、ステップ解析で指摘したように3連続で途中で足をついていると判断された部分もあったかもしれません
デールマンも70点の大台に乗せました。このまま完成度の高い演技を続けていけばワールド表彰台も見えてきそうですね


3位はマリア・ソツコワが入りました
プログラム曲は『Butterflies Are Free』

3Lz+3Tは綺麗に降りました。ただ踏切エッジがスローで見るとフラットぽい。3F、2Aは問題なし。
ステップ、スピンもすべてレベルは獲りきりました
2013‐2014年の頃はまだジュニアで「浅田真央のファン。一日中真央の演技の動画を見てる」と言っていたおチビさんでしたが身長えらく伸びてお姉さんになりました。真央に憧れたスケーターが真央を超えていく。少し悲しい部分もあるけど時代の流れなので仕方ないと言えば仕方ないのかなと思う。できれば故障が治って万全の状態の真央を超えてほしいけどね。


4位はロリーヌ・ルカヴァリエが入りました

3T+3Tはセカンドが回転足りてなかったと思いますが?デールマンのド迫力3-3を見た後では見劣り感しかないです。
3Lzは高さが無く回転もギリギリだったかもしれません。2Aは決まりました
ジャンプの回転がところどころ怪しかったですがノーミス演技に涙でコーチにハグのルカヴァリエでした
演技終了後リンクに投げ込まれたのは(どう見てもヒョウ柄にしか見えない)フクロウのぬいぐるみ。フクロウは幸運をもたらす象徴と言われています
ルカがリエにも幸運が訪れますように。
ヒョウ柄のフクロウ
しかしこのフクロウのぬいぐるみ何でヒョウ柄なん?


シニアデビューの樋口新葉は5位でした
プログラム曲は映画「ラ・カリファ」。

2Aから始まって二つのスピン、ステップでレベルを取りきり後半の3Lz+3T魔ではすべて順調でした。ところが最後の3Fで2回転に抜けてノーカンという落とし穴が・・・
3Fがリップ持ちなので踏切りを気にし過ぎて踏切りのタイミングが合わなくなってしまったという気もします
スコアは67点とまたPBを更新しましたが、ほろ苦いスタートとなってしまいました

樋口は前日テレ朝の取材で「真央に勝ちたい」という発言をしていたことで、一部の樋口アンチがカチンときているようですが、個人的には樋口のような勝気で小生意気な選手の方が好物だったりします。競技の世界なのでシニアという同じ舞台に立ってしまえば先輩も後輩も無いし具体的に目標をはっきり口に出して何が何でも勝つんやという執念を持った子の方が将来的には結果を残しているようにも思いますので。「妨害された」とかありもしないことをワーワー騒いで他選手を貶す選手にならなければ別にかまわんと思うし目くじら立てることも無いと思うよ。
生意気だっていいじゃないですか。生意気なことを言えるのは若いうちだけなんだから。


パク・ソヨンは6位に入りました
プログラム曲は映画『黄金の腕』サントラ

回転不足判定甘すぎるよ~。3S+3Tのセカンドもステップからの3Loも回転足りてへんやん。
ステップのエッジも浅いのにレベル4ってなんでやねん。
判定甘すぎるわ。


アリョーナ・レオノワは7位でした。
プログラム曲は『It's Oh So Quiet』(ビヨーク)

3T+3Tは(回転ギリギリだったと思いますが)降りました。ブラケット⇒スリーで入った3Fは回転は足りてませんでした。フリーレッグが少し氷上を擦ってしまったかもしれません。ステップはレベル4を獲得しましたがレイバックスピンはレベル3の取りこぼしがありました。
レオノワのヘアスタイルがどんどん奇抜になってきている気がする。ツインテールの片方が赤で片方が青ってロシアの国旗のいろをいしきしているの?


浅田真央は8位スタートとなりました

2Aは降りましたが3F+2Loは第1ジャンプが回転不足。第1ジャンプでフリーレッグが氷上を擦ってしまってました。回転が足りないことは多々ありますが両足になるミスは珍しいです。公式練習でも3Fや3Loでミスがあったようですしよほど状態が良くないのかもしれません。ステップからの3Loは認定は受けましたがこれも少し回転が足りてなかったように思います。
フライングキャメルスピン、足換えコンビネーションスピンでレベル3の取りこぼし。ステップでもレベル3の取りこぼしがありました。
足換えのスピンでは音楽に遅れてましたのでY字に移行する前のポジションの回転が足りていなかったのが原因かと思います。
ステップではやっぱり右足の3連続のところが×っぽい。あとチョクトーの踏み方が今回は浅かったかも。

GPSが終わったら全日本まで約1か月ありますのでしっかり休養をとって全日本までにコンディションを上げていってほしいですね
フィンランディア杯、スケアメではお団子頭に纏めていましたが今回はポニーテール。
また真央アンチが[ぼさぼさ頭で演技なんてみっともない」とか悪口言うんだろうなーと思いますがSPで真央が演じるのは魔女だからヘアスタイルがヘンに整い過ぎてなくてもいいんじゃないかしらね


9位はアナスタシア・ガルスチャンでした
プログラム曲は『17 Moments of Spring (soundtrack)』

3Lz+3Tはセカンドが回転不足。3Fは!判定、2Aは転倒してしまいました。2Aは踏切りがやや慎重になってしまったかもしれません
それでもスピン、ステップはすべてレベルを取りきりました。FSはジャンプがもう少し決まってくるといいですね


グレイシー・ゴールドは10位でした

3Lz+3Tはセカンドジャンプが回転不足でどちらも両足着氷になりました。3Fは2回転に、アクセルジャンプは1回転に抜けて共にノーカン。GGの悪いところが全部出てしまいました。一つのミスが出るとずるずるミスを重ねるというか、あとが雑になるのは彼女の悪い癖なんだろうと思います。このままではワグナーと差をつけられるばっかりやで。頑張れ!


マエ・ベレニス・メイテは11位でした
プログラム曲は『Goodness 』by Poddsy
『Freedom』 by Thomas J. Bergersen (Two Steps from Hell)

3Lo+3Tは第1ジャンプで既に体勢が崩れてました。無理にセカンド3Tをつけに行ってこれがお手つき。
ついた手が体全体を支えるような体勢になってしまっていたので「転倒」をコールされてもおかしくなかったと思います。
続く3Lzも転倒。着氷時にブレードが横滑りしていたので回転は足りていなかったのでは?
スピン、ステップすべてレベル3判定でした。ジャンプ2つのミスで体力消耗してしまったかもしれません


永井優香は12位でした

3S+3Tを予定していましたが第1ジャンプでオーバーターン。セカンドは2Tしかつけられませんでした。
ステップからの3Loは「直ちに跳んでない」で減点。アクセルジャンプは1回転に抜けてノーカン判定でした。
それでも前回ノーカン判定を受けたスピンはレベルを取りましたしステップでレベル4獲得できたというのは収穫だったと思います。
最下位だけどこれ以上落ちることは無いのであとは上がっていくだけ。永井の底力を信じています。


SPを終えてFS滑走順は以下の通りになりました
2016 trophee de France FS starting order ladies

メドベの優勝はもう決まったも同然な状態になったので最終滑走でパーフェクト演技した時にどれだけのスコアを出すかやね。
ワールドと同等の得点を出せば総合得点で歴代最高得点更新となりますがはたして?!
真央、永井には一つでも順位を上げてもらいたいですし樋口には3位表彰台を狙ってもらいたい。
FSでは持てる力を発揮できますように。

GPSロステレコム杯エキシビション

競技が終わってお楽しみのEX。
選手の動画をできるだけ集めてみました

アンナ・ポゴリラヤ
プログラム曲:Into You(アリアナ・グランデ)



アリオナ・サフチェンコ&ブリューノ・マッソ
プログラム曲:モーツァルト・メドレー

サフチェンコ先生に手を取られて生徒マッソ登場。最初は下手くそだった男性スケーターがペアのパートナーとして上達していくさまを演じたたのしいプロ。普段は軽々とスロージャンプで投げるマッソがどっこいしょとサフチェンコを投げる所はツボ


宇野昌磨
プログラム曲:La Vie En Rose



エレーナ・ラジオノワ
プログラム曲:Imagine



エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ
プログラム曲:They Beat Us,But We Can Fly



ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
プログラム曲:Get Low



ミハイル・コリヤダ
プログラム曲:ハレルヤ


エラッジ・バルデ
プログラム曲:Uptown Funk



ハピエル・フェルナンデス

プログラム曲;ダニー・ボーイ



アレクセイ・ビシェンコ
プログラム曲:Soul Power and Happy



カミーユ・ルーエ&アンドリュー・ウルフ
プログラム曲:Snow Town



ジジュン・リ
プログラム曲:バトン・バニー



エリザベート・ツルシンバエワ

プログラム曲:Little Secret



松田悠良
プログラム曲:シネマ・イタリアーノ『NINE』サウンドトラックより



シャルレ・ギニャール&マルコ・ファブリ
プログラム曲:ラ・ポエーム



ティファニー・ザホースキー&ジョナサン・ゲレーロ
プログラム曲:悲しきワルツ



マックス・アーロン

プログラム曲:Black Betty



クリスティーナ・アスタホワ&アレクセイ・ロゴノフ

プログラム曲:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より



ヴァレンティナ・マルケイ&オンドレイ・ホタレック
プログラム曲:Yesterfay Performed(マイケル・ボルトン)



ジュリアンヌ・サガン&シャルリ・ビロドー
プログラム曲:Shut Up and Dance



ロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・サアアンスン

プログラム曲:サムシング



ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト
プログラム曲:I'll Never Forget You~ロックオペラ『ユノナとアヴォス』より



マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
プログラム曲:ビヨンセ・メドレー



コートニー・ヒックス
プログラム曲:Hello(アデル)

著作権保護により音声が入っていません。こちらでお楽しみください
SP『マレフィセント』FS『ノートルダムの鐘』とディズニーシリーズだったコートニーでしたがEXまではさすがにディズニーではありませんでした


アルトゥール・ダニエリャン
プログラム曲:フィガロ

ジュニアの若手選手も招待されました
平昌五輪後2022年北京冬季五輪に向けてロシア期待の星!になる予定。お見知りおきを。


フィナーレ


選手の皆さんお疲れ様でした

次戦はTEB。昨年はテロによりFSが中止となりましたが今年は全種目全競技無事終了しますように


Read More »

GPS女子シングル終了

亀ペースでロステレコム杯レビューをしてまいりましたが漸く女子リザルトにたどり着きました

女子FS結果と最終結果は以下の通りになりました
■FS結果
2016 rostelecom cup FS result ladies

■最終順位
2016 rostelecom cup final result ladies
プロトコルはこちら
http://www.isuresults.com/results/season1617/gprus2016/gprus2016_Ladies_FS_Scores.pdf

優勝はアンナ・ポゴリラヤでした

プログラム曲は映画『モディリアーニ 真実の愛』より。
今大会絶好調のポゴリラヤ、減点はe判定を受けた3Fのみでした。2Aと3Loはもう安心して見ていられるかも。
レイバックスピンのレベルを取りきればパーフェクトでしたがちょっと勝ちを急いでしまったかなと。
シニアデビューから3年経ちますが、ポゴリラヤはエッジ系ジャンプの不安定さからか常に3番手扱いを受けてきました。ロシアはどんどんジュニアから若い選手がトップに駆け上がってきていますが一番体型の変化の影響を受けていないのはポゴリラヤだと思います。なんだかんだ言ってしっかりと大舞台では代表に入っていますし結果も出し続けている。平昌五輪代表に一番近いところにいるのもメダルに近い存在であるのも彼女だと思う。今大会では「もうロシア3番手とは言わせない」といわんばかりの貫録勝ちでした。
個人的にはポゴリラヤにもワールドのタイトルを取ってほしい。彼女ならできると思っています


2位にはエレーナ・ラジオノワが入りました

プログラム曲は「トゥーランドット」
冒頭の3Lzコンボは第1ジャンプが両足になり単独に。その分セカンドは次の3Fにつけました。言っては何ですがややアウト気味の踏切で!判定が妥当だったのではないでしょうか?セカンドも回転は若干足りてなかったと思います
ステップシークエンスではラジオノワってこんなにスケート下手だったっけ?といいたくなるくらいスケートが滑ってない。エッジも甘いのでレベル2に取りこぼしてしまいました
ハーフループからの3Sは今季より3Lzにつけてきましたが第1ジャンプでやや体勢が崩れているので流れがありません。3Sの回転は足りてなかったように思いました
3Loは最初のがステップアウトでセカンドをつけられませんでした。2度目の3LoはUR転倒。後半に向けてミスが出てしまうのはラジオノワのウィークポイントかもしれません。
それでもトップの座に居続けられるというのは非凡なものを持った選手であることには間違いないのだろうと思いますが。


3位にはコートニー・ヒックスが入りました

コートニーのFSはディズニーシリーズ『ノートルダムの鐘』でした。(羽生がやったプロとはまた違う曲だと思います)
冒頭の3F+2Tでオーバーターンがあったのと後半3Loからのコンボがセカンドで1回転になった以外は大きなミスはありませんでした。
3Fと3Lzの跳びわけについては矯正の甲斐があって今回もしっかりできています。彼女のジャンプには高さがあり、回転を止めた状態で降りています。これで前後に繋ぎが入ればさらにGOEを得られるジャンプになるのではないでしょうか
コートニーが演じていたのは醜い風貌の主人公・カジモドと(実は私利私欲にまみれた)聖職者フロロー、宮廷護衛の兵士フィーバスの3人から愛されるジプシー娘・エスメラルダでした
エスメラルダノートルダムの鐘 


ジジュン・リは5位フィニッシュでした

プログラム曲は『Only For Love』
前半のジャンプは上手く決まりましたがステップ直後の3Lzが2回転に。基礎点は2.10でGOE無しですが踏切りの方はしっかりアウトでした。
後半3F+2Tと単独3SでUR判定を受けましたがジジュンにしてはUR判定は少なかった方ではないかと思います。
ジジュンもなんとかルッツを正しい踏切仕様と矯正中なんだろうね。フリップと比べてルッツは矯正が難しいですが、ヒックスという成功者もいますので諦めずに取り組み続けてほしい。いつか努力は報われるから


エリザベート・ツルシンバエワは5位フィニッシュでした

プログラム曲は『もののけ姫』
冒頭の3Lz+3Tは第1ジャンプは大きなジャンプでしたが続く2度目の3LzはUR判定に。
後半1本目の3Fあたりから着氷がやや乱れ始めてGOEがつかなくなってきました
3Loはステップアウト、続く2A+2Tも第1ジャンプ、第2ジャンプで着氷が乱れました
ジャンプの質がだんだん悪くなってきていることを考えるとスタミナ強化が今後の課題になってきそうです
ヒックスがディズニー作品ならツルシンバエワはジブリ作品。日本のアニメ音楽がプログラム曲に選ばれるというのはなんか嬉しい。


松田悠良は6位フィニッシュでした

プログラム曲は『Spanish Caravan』
冒頭に2A+3T+3Loにチャレンジしてきました。残念ながら第2ジャンプがUR判定。
SPでセカンド3Loが回転不足判定を受けたのできっちり回ろうとしてためを作ったのだと思いますが、それあと直前のジャンプが回転が足りないという判定にされてしまいます。ループを第2、第3ジャンプに跳ぶのは本当に難しい。
3Fは綺麗に降りましたが後半1本目の3Lzはe判定。スローで見ても完全インサイドでした。3F+2T、3Lo+2Tは決まりましたが最後の3SはUR判定。それでも転倒もステップアウトもなく演技を追われたというのは上々の出来だったと思います
演技終了直後の技術点は66点あまりありましたが2つのUR判定などでみるみる下がって57点台に。
2A+3T+3Loのコンボに関しては回転不足解消は難しいかもしれませんがその他のジャンプで減点を受けないようにしていけば120点台後半も期待できるのではないでしょうか。
ルッツが明らかなインサイドというのがネックではありますが頑張って矯正に取り組んでいただきたいですね


村上佳菜子は11位でした

プログラム曲は「トゥーランドット」
3LoはDG両足着氷。3Sは降りましたが3FもDG判定。アクセルジャンプは2度跳んでどちらも1回転に。
2度目の3Fはコンボで跳びましたが再び第1ジャンプでDG判定。2度目のはUR判定でもよかったような気もします。
佳菜子の3Fはトウをつく時点でもう体が回転を始めてしまっています。ジャンプ矯正に取り組む前の真央の跳び方に非常によく似ています
跳び上がる前から体をひねろうとしてしまうのはやっぱり回転不足判定をたびたび受けてしまうからで早くから体を回転しなければとなっちゃうのだろうと思います。シニアデビューからソチ五輪までに判定に苦しみ続けていたのでできればジャンプ修正に取り組んでほしかった、というのがあります。


ユリア・リプニツカヤは12位となりました

プログラム曲は映画『キル・ビル』
たびたび!判定を受けていた3Lzはウルマノフコーチのもとでしっかり矯正してきました。
その分今度はフリップがアウト気味に(判定は受けてなかったけど見るからにアウト)
ルッツとフリップの跳びわけは難しい。フライングキャメルスピンまでは大きなミスもなく順調に要素をこなしていましたが
その後足が痙攣を起こしてしまい演技中断。3分後に演技をやり直しましたがこの間治療はしておらず治ったわけではないので後半の3Lzは1回転になり2Aも着氷で踏ん張りきれずに転倒、得点は出ず転倒と演技中断のペナルティ6点を受けて最下位となりました

演技の中断に関しては2013年に発表されたISU Communication 1837にて
申告の有無中断時間罰則
レフェリーへの申告無し11秒~20秒中断1.00減点
21~30秒の中断2.00減点
31~40秒の中断3.00減点
40秒以上の中断棄権
40秒以内にレフェリーに申告3分の中断
(40秒内の申告と合わせて最大3分40秒)
5.00減点
3分経過後2度目の中断棄権
というルールが定められています。
これは前年度や五輪などで大きな故障をしたようには見えない選手がいったん演技を中断しながら演技を再開、その後メダルを獲得したというケースが相次いだためで、「休憩をとったと見られても仕方がない。スポーツマンシップに反する」として中断した場合は5点というペナルティが課されることになりました

今回ユリアが痙攣を起こしたことで一時中断。約3分後に演技再開となりましたが、
この間治療が施されるでもなく痛みが治まるのを待って体を温めるだけでした。
多くのスポーツでは選手が試合中にけいれんを起こしたりした場合には
ドクターが入ってアイシングをしたり薬を塗ったりと治療の時間を取ることは許されています。
これは選手が中断後プレイなどを再開する際に良いパフォーマンスをするために与えられた権利でもある。
そして治療を受けて回復した選手が競技を再開して勝つというのは何もフィギュアに限った事ではありません
選手だって何もサボりたいから、休みたいから安易に中断を要求しているわけではないし中断はペナルティというルールはおかしいと思う。
男子は高難度クワド時代に入っていていつ試合中転倒して故障が起きてもおかしくない状況になってきているというのに
治療のためにいったん下がることも許されず3分以内に演技を開始しろと迫るのは血も涙もないのではと思ってしまいます
このルールに関しては選手がよりよいパフォーマンスができるようにするためにも改正の余地があるのではないでしょうか?

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プロフィール

ぶー

Author:ぶー
選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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キムチ派、宇宙人とゆかいな仲間たちは訪問お断り

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