2014-08

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フィギュアスケート新ルール コンボのやり直しの認められる+REP

今季の改正ルールについてはこちらで紹介させていただいていたのですが

ジャンプのルールについては大きく見落としていた部分があったので紹介させていただきます
それはジャンプが失敗して単発になった場合に
今季から採用される+REPについて


従来のルールは
3回転以上のジャンプに関して2度跳んでよいのは2種類まで
うち一つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければならない

(単発で2度クリーンに跳ぼうが、2度目を失敗してどちらも単発になろうが
2度目はどちらも自動的にSEQ扱い)


というルールとなっていました。

でも今季から単発になってしまった2度目の同一ジャンプはコンビネーションジャンプやシークエンスとは見なされなくなるのです

つまり・・・

コンビネーションジャンプのやり直しができるようになるんです!!!

例えば2008年男子シングルFS高橋大輔選手のジャンプ構成を例に挙げます。
当時のプロトコルはこちら
高橋選手はFSで↓のような構成を組んでいました。
①4T
4T-2T(第1ジャンプ転倒で単発)←1つ目の連続ジャンプ
③3A
④3A-2T-2Lo(第2ジャンプ転倒で単発)←2つ目の連続ジャンプ
3F-3T←3つ目の連続ジャンプ
⑥3S
⑦3Lo
3Lz-2T←4つ目の連続ジャンプとしてノーカン
ところが②と④の第1ジャンプで転倒してしまい、どちらもシークエンスとしてカウント
⑤の3F-3Tを予定通り跳んで⑥の単独3Lzのところで咄嗟にセカンド2Tをつけてしまったため
「コンビネーションジャンプを4度実施した」として⑧の3Lz-2Tが丸ごと0点となってしまいました

当時のルールでは高橋選手はリカバリーのしようがなく、
最後の3Lzに咄嗟にセカンド2Tをつけるような余計なことはせず
予定通りジャンプをこなすしかほかなかったんです

今季からのルールでは②と④の失敗して単発に終わったジャンプは8割から7割に基礎点は下げられるものの
コンビネーションジャンプ、シークエンスとしてはカウントされなくなりますので
3F-3T以降の単独ジャンプでコンビネーションジャンプを2度やり直すことができるようになるのです

これが従来のルール+SEQとの大きな違いです

選手にとっては大きな救済策といってよいでしょう

同一ジャンプを跳ぶ場合はどちらかをコンビネーションにするというルールで
度々ザヤックルール違反を犯していたのは織田信成選手でした。
一部ファンから「織田る」という言葉も生まれたくらい。
言ってはなんですがジュニアから引退するまでの9年間でザヤった回数は都合10回
殆どジャンプをミスした時のリカバリーミスだったりもします。

織田選手が引退する前にこのルールが採用されていれば・・・




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ISU チャレンジャーシリーズ(改訂版)

ISUから『チャレンジャーシリーズ』について改訂版が発表されました

ISU Communication 1858
static.isu.org/media/165409/1858-challenger-series.pdf
ISU Communication 1894
static.isu.org/media/165576/1894-challenger-series_revised-criteria.pdf


◆開催要件
8か国12エントリー(原則)
カテゴリ別

 

ISU Communication 1858

変更後(ISU Communication 1894)

男子

7ヵ国15

4ヵ国8

女子

7ヵ国15

4ヵ国8

ペア

4ヵ国8

3ヵ国5

アイスダンス

5ヵ国10

4ヵ国6



◆指定大会

 

日程

開催地

USクラシック

91014

ソルトレイクシティ(アメリカ)

ロンバルディア杯

  1821

ミラノ セント・サン・ジョバンニ(イタリア)

ネーベルホルン杯

  2427

オーベルスドルフ(ドイツ)

オンドレイ・ネペラ杯

101 5

ブラチスラバ(スロバキア)

フィンランディア杯

      9~12

エスプー(フィンランド)

オータムクラシック

     14~17

バリー(カナダ)

ボルボ杯

1159

リガ(ラトビア)

トリグラフ・トロフィー

  69

イェセニツェ(スロベニア)

アイスチャレンジ

  1316

グラーツ(オーストリア)

ワルシャワ杯

  2023

ワルシャワ(ポーランド)

ゴールデンスピン杯

1247

ザグレブ(クロアチア)


◆オフィシャル
レフェリー:要「International」資格
技術審判(テクニカル・コントローラー、テクニカル・スペシャリスト、アシスタント・スペシャリスト):
異なる3ヵ国。要International資格。3人のうち一人は要ISU資格。
データ&リプレイオペレーター:要International資格
採点ジャッジ:最低7名。要International資格

◆賞金
チャレンジャーシリーズのランキング最上位3名には賞金が与えられる
男女シングル
1位 400スイスフラン
2位 300スイスフラン
3位 200スイスフラン

ペア&アイスダンス
1位 500スイスフラン
2位 400スイスフラン
3位 300スイスフラン
※2014年8月29日現在のスイスフランレート:113.32円


◆ランキングポイント

 

男女シングル

ペア

アイスダンス

1

300p(250)

300p(250)

300p(250)

2

270p(225)

270p(225)

270p(225

3

243p(203)

243p(203)

243p(203)

4

219p(182)

219p(182)

219p(182)

5

198p(164)

198p(164)

198p(164)

6

178p

 

178p

7

160p

 

 

8

144p

 

 



◆その他
・チャレンジャーシリーズで獲得したポイントはワールドスタンディングに反映される。
・スコアはISU選手権大会(ワールド、ユーロ、4CC)出場のミニマムスコアクリアに反映されるだけでなく
シーズンベストスコアとしても反映される
・優勝者にはGPS補欠としてエントリーが可能になる

ISU Communication 1858ではチャレンジャーシリーズで出した選手のスコアについては明記されていませんでしたので
どうなるのかと思いましたが、結局は反映されることになったようですね。
・・・ただ、GPSなどの公式戦とは異なり、ジャッジの人数が7人というのが気になります
ジャッジ人数が少なければ少ないほど、GOEやPCSの数値が高めに出てしまいますので。
(だから某国のあの方がB級ながらおかしなインフレ得点になるのよ)
せめて人数だけでも公式戦と同じ9人にした方が良いのではと思うんだけど

橋本聖子セクハラ報道と的外れな高橋批判

橋本聖子氏のセクハラ・パワハラ疑惑に関してはいろんなブロガーさんの更新記事を拝読しましたし
ネットに流れたその後の報道、テレビなどの報道も拝見しました。
橋本聖子氏に関して批判が集中してはいるのですが
一部には高橋選手がセクハラを否定するコメントを出したことを批判している方
挙句の果てはソチ五輪の選考に不正があったかのような誘導をする報道が出たりして
話がおかしな方向に進もうとしているような気がして恐ろしくなったのでもう一度私見を述べたいと思います

文春から「橋本聖子パワハラ・セクハラ疑惑」を掲載したのが8月20日。
報道されるやすぐに橋本聖子サイドが「強要はしていない。ハグやキスは海外ではよくあること」とコメントを発表
高橋選手のマネジメント会社もそれに追随するように同様のコメントを出した。
高橋選手自身がコメントを出したのはその後。
「自分自身はセクハラやパワハラとは思っていない。酒の席で大人の男女が羽目を外し過ぎた。反省している」
というものでした。
その後「調査」を行ったスケート連盟、JOCが橋本聖子問題を{不問に付す」と最終判断を下したというのが
一連の騒動のおおよその流れですが・・・

高橋選手を批判する方はこのコメントに対してどうも怒っているようですね。
「セクハラがなかったと認めること=橋本聖子との不適切な関係を認めることになる」というのが彼らの理屈なようです

フィギュアスケートはとかくお金がかかるスポーツ。
連盟やスポンサーやマネジメントからのサポートがなければ選手はとてもやっていけない。
選手をサポートし、何かあれば守る立場であるはずの連盟のトップの人間が
立場を利用して卑劣な行為を選手に行い
同じく選手をサポートし、守る立場であるはずのマネジメント会社まで高橋選手を無視して
先に加害者の橋本聖子を擁護するかのようなコメントを出した
私はここがおかしいと思うんですよ。
こんな風にスケート連盟トップの人間、マネジメント会社の人間から
「セクハラはなかった」と外堀を埋められたんじゃあ
高橋選手は何も言えなくなってしまうと思う

「高橋は訴えるべきだった」というのは簡単ですが
スケートに関して選手の選考や予算の配分、運営にも口を出せるほどの立場にあり
五輪そのものにも口を出せるほどの権力者ですよ?しかもバックには大物の政治家がついている。
言ってはなんですが企業で言えば一回の平社員が経営トップを告発するようなもの。
日本には不正に関してここ最近「正義のための内部告発者を守るとは建前で入っているけれど
実態は告発者だけが不利益を蒙ることになってるの。
なぜなら日本には「告発者は誰だ?統制を乱すやつは誰だ?」と犯人探しをして報復するという体質が根深く残っているから。
日本スケート連盟もJOCも同じ。
高橋選手は休養を経て引退、指導者の道を歩むにしろ現役を続行するにしろ
連盟とのかかわりは避けられない。だから何も言えなかったのだと思う

その事情を理解しようともせず「勇気がない」というのは違うような気がする

それから高橋選手について三流週刊誌等がまた胡散臭い「関係者」を持ち出して
事情を知らない一般購読者に
「ソチ五輪の選考に不正があった。高橋は橋本聖子から依怙贔屓されている」
と思い込ませるような記事を報道していることにも腹が立つ

高橋選手が全日本で5位という結果に終わったのは非常に残念なことでした。
でも高橋選手は当時の選考基準に則って選ばれるべくして選ばれた。
選考には不正はなかった

当時の選考基準は↓のとおり
①全日本選手権優勝者
②全日本選手権2,3位の選手とGPF最上位メダリストと成績を比較して1名
③②から漏れた表彰台選手とワールドスタンディング最上位3名、シーズンベストスコア3名の成績を比較して1名

女子に関しては
①鈴木明子(優勝者)
②村上佳菜子(GPF最上位メダリストの浅田真央と比較して)
③浅田真央(全日本3位。ランキング2位でありシーズンベストスコア日本人1位。GPF優勝者)
と文句のつけようのないものだった

男子は少々ややこしい事情があるのですが
全日本終了時点でワールドスタンディング最上位3位は
①羽生結弦②高橋大輔③町田樹
シーズンベストスコア日本選手最上位3名も
①羽生②高橋③町田
でした。

小塚崇彦、織田信成、無良崇人ら3選手は全日本で表彰台に上がることが最低条件で
表彰台に上がって初めて選考対象になるという非常に厳しいものだったんです

高橋選手がもし全日本で入賞圏外だったりFSに進出できないなどと言う事態になれば
連盟は小塚選手を選んだのかもしれませんが
スコアはシーズンベストスコア上位3名のものを大きく下回っていたし
高橋選手は表彰台に上がれなかったとはいえ入賞はしていた。
連盟は多少は揉めたかもしれませんが最終的には当初発表していた選考方法のとおり
高橋選手を選んでいたと思う

選考方法に問題はなかった。ソチ五輪の選考に不正があったと高橋選手を叩くのはお門違いもいいところ
この週刊誌は橋本を叩くと見せかけて本当は高橋バッシングでもしたいのかしらと本当に腹が立つ。

セクハラ問題に戻りますが
私は昨年世間を騒然とさせた柔道のセクハラ、パワハラ問題よりも性質が悪いと思っています。
柔道はセクハラを行ったのは監督であり理事だった。
でも今回の事件では連盟のトップに立つ人間が犯した卑劣極まりない行為。
選手を守るより先に、自分の保身に走った連盟やJOCはもっと始末が悪いと思う

責任のある立場にたてばたつほど、その言動に注意を払い
自分を律しなければならないと思う。
それが全てを統括するトップのすべきことのはずです
その人間が立場を利用して行ったセクハラ・パワハラ行為には本当に腹が立ちます
橋本聖子氏は直ちに議員も連盟会長も辞するべきだと思いますし
もうスケート連盟もJOC解体すべきだと思います



まだまだ進化中の「ハイブリッド6」(バレーボール)

ワールドグランプリ決勝ラウンドでは最終ブラジル戦にストレート負けするも
33年ぶりの銀メダルを獲得した真鍋JAPAN.
ロンドン五輪銅メダルからさらに上を目指そうとする選手たちの強さ、逞しさを見たような気がしました。
日本の銀メダル獲得なんてもう久しく見ていなかったのでこの快挙には心からおめでとうと称えたい。

その真鍋JAPAが今季新たに練った戦術が「コートに立った選手が
どこからでもアタックを撃てる『ハイブリッド6』』でした。
日本のメディア(特に中継を行ったフジテレビ)も「日本だけの新戦術」と称賛してましたが

実はもう30年近くも前にこの戦術は見たことがあるんですわ。漫画でだけど。

それは84年ごろに少女漫画雑誌「りぼん」で掲載された佐々木潤子氏原作のバレー漫画『エース!』。

ジャンプ力とパワーは天才的なものを持つも
強打すればどこへ跳ぶかわからないウルトラノーコンという欠点を持ったヒロインが
中学バレーで強豪チームと競いながらチームの絶対エースに成長していく
、というストーリーなのですが
その対戦相手の中学がとっていた戦術が真鍋ジャパンで言うところの「ハイブリッド6」にそっくり
・・・というか、それれをさらに上回る戦術でした。

ヒロインが対戦した中学のバレーチームは一卵性五つ子が全員スタメン。
「正セッター」以外は全く同じ身長、同じ顔、同じ髪型で
5人全員がアタックに加わって移動攻撃やらクイック、時間差、バックアタックなど
攻撃のあらゆるパターンを踏んでくるから
主人公の所属チームは誰が攻撃してくるのかわからず大混乱。
あれよあれよという間にポイントを奪われ、気が付けば1セットを奪われ2セット目もマッチポイント(中学は3セットマッチ)。
当時のルールはラリーポイントではなく、サーブ権を維持したままでなければポイントが入らない「サイドアウト制」だから
何とか戦術を見破りじりじりと追い上げて2セット目を取り返す。
ところがその対戦相手の中学チームは実は「正セッター」「絶対エース」がポジションを入れ変わっていたので
結局6人全員がどこからでも攻撃できるようになっていた・・・

というもの。

真鍋監督がこの漫画をご存じだったのかどうかは知りませんが
「ハイブリッド6」で目指している「最終形態」はクイックや時間差などを絡めたものなんだと思う

今のところ日本の戦術を見るに「通用するのは今だけじゃないか?
誰がアタックを打つかすぐに見破られるんじゃないか」と思えるような課題だらけだったりします。
例えばレシーバーがサーブレシーブで体勢が崩れ、攻撃に加われない。
トスを上げる選手もツーアタックなどはできないから
必然的に残った4人(リベロがコートに入っていれば3人)に絞られちゃうし
4人が「さぁ、スパイクを撃つぞ」というモーションを見せても、
実際に打とうとする選手が跳び上がる前から大きく振りかぶるオーバーアクションになっちゃってる
セッターは『一番アタックを撃たせたい選手』にアイコンタクトをとってたりもする。
まだ戦術に不慣れなところがあるからか、トスを高く上げるケースも多い
海外選手、特に欧州は長身の選手が多い。一度おとりにかかってブロックに跳んでしまっても
大きく手を伸ばして二度跳べばいずれは止められたりワンタッチで拾われてしまうのでは
・・・などと言う心配な点もある。
選手にとっては初めての試みで、不慣れなところがあるんだろうなーというのが垣間見えてしまうところもある。
長岡、宮下選手らがトスのバリエーションを広げることができれば
攻撃のバリエーションも広がるようになって戦術も進化していけると思う

とはいえ、日本のバレーボールの歴史は日本が新しい戦術や技を編み出して、
それを世界の強豪国が真似して追いついて・・・の繰り返しだったりもするんですよね。
レシーバーが柔道の受け身のようにコロンと転がりながら立ち上がって攻撃に加わる「回転レシーブ」
「クイック攻撃」『時間差』「一人時間差」これらは日本が
長身の選手を揃える海外強豪国に対抗するために編み出したもので
それを真似して海外がまた強くなって、…を何度も繰り返して今に至っている。
真鍋ジャパンの今季の戦術もいずれは通用しなくなる時が来るのかもしれません。
でも、銀メダル獲得を「嬉しい」ではなく『一番いい色のメダルでなくて悔しい』と
現状に満足することなく高い向上心を持つ選手たちを見ていると、チームはまだまだ強くなっていけると思う
チームも戦術もまだまだ進化の途中。
2016年リオ五輪あるいは2020年東京五輪では
今の日本チームの進化の最終形態を見せてくれるものと大いに期待しています

頑張れ!真鍋JAPAN!!!

変わりゆくバレーボールのルールとフィギュアスケート

フィギュアスケートについて当ブログで「ルール変わり過ぎ」と悪態ばかりついていますが
実はフィギュアスケート以外にもルールが変わり続けているスポーツがある。
それはバレーボール。

例えば私が子供のころ見ていた頃のルールは↓のとおりでした。
ポイントはサーブ権を持つチームがキープ中のラリーに勝利した時のみのポイント獲得「サイドアウト制度」
⇒ラリー勝利でポイント獲得

1セット15点先取(上限なし)3セット先取の5セットマッチ

1~4セット目に関して14-14のタイになった場合は17点を上限とする。
フルセットの場合は最終セットの得点は上限なし(1988年ソウル五輪後)


1セット25点。フルセットに持ち込まれた場合のみ最終セット15点先取のの5セットマッチ

サービスエリアはエンドラインの右3分の1のぶぶんだけ
⇒エンドラインならばどこでも可

胸より下にボールが触れた場合はファウル。サイドアウト若しくはサーブ権があればポイント
⇒足でもどこでもボールを返してよい

イエローカード1枚で相手チームにサーブ権移動。(すでに奪われている場合はサーブ権を持つチームにポイント)

1セットでタイムアウトをとれるのは1チーム2度まで
⇒8点目、16点目先取時点で自動的にテクニカル・タイムアウト。その他両チーム1度ずつ。
最終セットはテクニカル・タイムアウトなし

・故意であっても無くてもネット部分に髪の一部や体の一部が触れるとタッチネット
⇒ネットの白い部分のみ。故意でない場合は取らない

サーブでネットにかかるのは失敗

⇒ネットにかかっても相手のコートに落ちればポイント

などなと。

その他レシーブ専門の「リベロ」が導入されたり、今季から(?)判定に異議申し立てをしてビデオ確認ができる
チャレンジシステムが導入されたりなど本当にいろいろ変った。

サイドアウト制からラリーポイント制に変わった理由については
最も大きな要因は「テレビ放送枠」の問題だったと思います。
バレーボールを見ていると、サービスを撃つ時よりもレシーブを受けてスパイクに繋げるときのほうが有利なんじゃないかと思われるファンもいるかもしれませんが、まさにその通りで
レシーブをして、スパイクなどをしてサーブ権をとっても、
相手のスパイクを受けられない、ブロックしてもはじかれたりでサーブ権を奪われるだけで
いつまでたってもサーブ権が移動するだけでポイントが入らないということもありました
(だからレシーブ力、ブロック力の強いチームが勝ちあがるようになっていたんだと思うけど)
日本もサーブ権をとってもポイントにはつなげられないので、このルールは日本を有利にするためのルールとも言われたこともありましたが
時間が短縮されたことで選手への肉体的な負担は減ったとのではないでしょうか。
(わずかなミスも許されないという精神的負担は大きくなったかもしれませんが)

サウスポーにはサービスエリアの制限ルールを設けたのではやや不利なところがあったので
「エンドラインならどこからでも」のルールも選手のための改正ともいえると思います

バレーボールも欧州チームがどんどん強くなってきて今は日本連盟の影響力は無くなってきていて
ルール変更にはやっぱり連盟同士の駆け引きのようなものはあると思うのですが
それでも改正されたものは選手のためにはなっていると思う

翻ってフィギュアスケートはどうでしょうか。
毎年毎年ルールがマイナーチェンジされたり、大きく変更されたりもしますが
コロコロ変わるスピン、ステップのレベル判定にしろ
2回転、1回転まで制限を設けるルールにしろ
「選手がコールされてから演技開始までの時間制限」など
「これ、なんのための変更よ?ほんとに選手のことを考えてやってる?
10年後、20年後のフィギュアスケートの未来のことを考えてやってるの?」と首をかしげたくなるもののほうが多い。

新採点方式に移行してからもう10年以上になる。
ずっとルール変遷を見てきましたがどうしても
五輪の開催国に合わせて、『開催国の選手がメダルを獲れるならそれでいいや』な
その場しのぎの迷走ルールにしか見えない。
ファンから不信感を持たれてしまうのはそこに要因があるのではないでしょうか






橋本聖子セクハラ報道

荒川静香主宰の「フレンズ・オン・アイス」直前に文春がすっぱ抜いた橋本聖子スケ連会長のセクハラ騒動。
これは高橋大輔選手のファンだけでなく、多くのファンも衝撃を受けたことと思います。
大ちゃん、真央ちゃんだけでなく多くの選手たちも連盟から
何らかのパワハラ、セクハラ被害を受けているのではないかと心配された方も多かったのではないでしょうか。
私も写真にも愕然としましたがその後の橋本市のとった行動や
報道を知ったJOCらの甘すぎる処遇のほうには驚きを隠せなかった。
日本はセクハラに対する意識がおかしいと思いました

加害者が男でで被害者が女だったらセクハラだけど
加害者が女で被害者が男だったらセクハラじゃない。
本人が嫌がっていないからセクハラじゃない。


悪いけど、これ日本でしか通用しない屁理屈ですよ
違うんですよ。

加害者と被害者の性別がどうであろうと、
本人の気持ちがどうであろうと
周囲が性的に不快だと思ったのなら、それはセクハラなんじゃないでしょうか。

セクハラ、レイプに関して被害にあった方は声をあげられない。
相手が自分より強い立場の人間ならなおさら。
それを利用して強い立場のものは『合意の上だった』と嘘をつく。

レイプ裁判だって加害者は皆警察の取り調べや裁判で口をそろえるんだよ。
『合意の上のことだった』って。
教え子を襲って婦女暴行で逮捕された柔道の元五輪金メダリストだってそう言って逃げようとした。
結局最高裁まで争って有罪判決は覆らなかったけど。

高橋選手は「お酒に酔っていたとはいえ、大人の男と女が少々羽目を外し過ぎた」と謝罪し
橋本聖子氏を庇った。
でもあれはどう見ても合意の上じゃない。

誰が見たって高橋選手のほうが嫌がっている風にしか見えない

これが海外なら間違いなく性犯罪として後ろに手が回ることになるでしょう。
連盟職も議員ももちろんクビでしょう

セクハラに対する常識も無さすぎるしその後の対応も非常識すぎる。
不問に付すような非常識なことをするのは日本だけだと思います。
いつだって騒動が起きても上の人間はのらりくらりと逃げるだけで
弱者に全部しわ寄せがきてしまう

橋本聖子さん、あなたにもお子さんはいるでしょう?
自分のお子さんが高橋選手のような扱いをを受けたら怒るでしょう?
それを考えたことがあるんですか?

逃げても何も解決はしません。
ちゃんと自分の言葉で説明してほしい。
そして高橋大輔さんに、ファンに謝罪してください。

ソチ五輪女子シングルFS浅田真央の得点が出なかった理由

ソチ五輪FSについては自己採点表も追加で添付しようとあれこれいじっていたら
間違って削除ボタンをクリックしてしまい、記事毎全部消してしまいました。あちゃー(>_<)
せっかくいただいたれおなんさん、夢さんらのコメントも全部消えてしまいました・・・ほんとにほんとにすみませんでした。ごめんなさい。ごめんなさい。

ということで改めて記事の書き直しです。
・・・といっても開いておいた「ブログ確認」ページのコピペですが
(ページ開けておいてよかった・・・ほっ)

浅田選手の点数が出なかった理由とは?


「今季は6種8トリプルに挑戦する」と公言していた浅田真央選手が
とうとう有言実行を成し遂げたソチ五輪FS。
実況アナが「これが浅田真央」と称賛し、世界中のファンが、スケーターが涙した演技に
ジャッジはまたしても142.71(技術点73.03、演技構成点69.68)という辛口の評価を下しました

浅田選手のもともとのエレメンツ構成基礎点はこちら
3A 8.50
3F-3Lo 10.40
3Lz 6.00
CCoSp  3.50
FCSp  3.20
2A-3T× 8.14
3S× 4.62
3F-2Lo-2Lo× 9.79
3Lo× 5.61
FCCoSp  3.50
StSq  3.90
ChSq  2.00
 
技術点合計69.16

技術点基礎点は69.16という女子では突出した高さを持っていました。
浅田選手が確実に減点を受けるジャンプはエッジエラーのある3Lzのみ。
それでもステップから入って飛距離や着氷の流れが良いので加点部分と相殺されて減点は小さい
3Aは他の3回転ジャンプとは異なり加点幅は大きいし
ステップ、スピンは取りこぼしがない。3Sも安定してきてジャンプ全般のGOEも上がってきていました
恐らくジャッジが正当に評価をしていれば浅田選手はGOE9~10点
スピードを切らさない演技をしたことでPCS評価も72点前後の評価を受けて
低く見積もっても153点、ジャッジが高く評価していれば156点という破格の評価も受けていたでしょう

ところが、実際の評価はこちら


浅田真央FS



3AはGOE評価が非常に低く、3F―3Lo、2A-3Tのセカンド3回転にはUR判定。
あれだけのスピードある演技をしながら演技構成点も70点台に届かないという不当な評価を受けてしまいました

これは明らかに滑走順が影響したと言わざるを得ません

ではなぜジャッジは浅田選手の演技に涙しながらもそのような評価しか下せなかったのでしょうか。
それは「浅田真央に高評価を与えるわけにはいかないという事情があった」から。

2006年トリノ五輪ではSPで3位以内に入ったイリーナ・スルツカヤ、サーシャ・コーエン、荒川静香の3選手
2010年バンクーバー五輪でも上位3位に入ったキム・ヨナ、浅田真央、ジョアニー・ロシェットの3選手の中で
順位が変動し、最終的なメダルが確定しています
他にどんなにミスの無い演技をしてもメダル争いから除外された評価を受けていました

ソチ五輪個人戦、SPを終えた時点で上位3選手は
1.キム・ヨナ 74.92
2.アデリナ・ソトニコワ 74.64
3.カロリーナ・コストナー 74.12
浅田選手の得点は55.51。

ジャッジにはこの3選手の中でメダルを決めてしまいたかったのだと思います

それだけが理由ではありません
浅田選手1人のために女子の競技そのものを壊したくない
という意思が大きく働いたから。
実は「浅田にはメダルを獲らせたくない」というよりこちらの要素のほうが大きかったのではないかと思います

首位キム・ヨナと浅田選手の得点差は19.41,3位コストナーとの点差は18.61もあった。
技術が似たり寄ったりの女子に関してはGOEの優劣で得点、順位を決めるほかなく
5~7点差も開いてしまうと普通なら致命的な点差となってしまいます
でも女子でただ一人3Aを組み込める浅田選手だけは違う。
浅田選手はこれまでSPで崖っぷちに立たされてもここぞという時には集中力を発揮し、逆転劇を演じてきた
10点差という大差をつけられても逆転劇を演じたこともある

浅田選手に153点というスコアを与えてしまうと
上位陣にとってはこの19.61という大きなアドバンテージが見事に吹っ飛び
浅田選手のスコアを超えるためにメダルを争う選手たちには
134点以上の評価が求められることになってしまいます
トリプル5種7度がやっとの女子選手にとって134点というのは、
ジャンプのミスはおろかスピン、ステップのレベルの取りこぼしすら許されないというものです

滑走順に関係なくよい演技をした選手には高得点を出すという意識を持ち
ジャッジが153点の破格の評価を出せば、後半Gの選手らは嫌でもミスをしてはいけないという重圧がのしかかる。
大きなミスというのは「ミスをしちゃいけない」という意識を持てばもつほど
気が散って演技に集中できなくなり出てしまうもの。
後続の選手たちは浅田選手の演技、得点に気をとられて自分の演技に集中できなくなり
ミスだらけの大自爆大会と化していたでしょう。

上位3位のソトニコワ、コストナーにはFSでジャンプすっぽ抜けが目立ち
SPで上位に入るもFSで大きく順位を落とすケースが多々あった。
キム・ヨナもSPでは首位に立っているとはいえ、点差は無いに等しいものでしたし
3選手の中でシーズンを通してゴールデンスピン杯と国内選手権の2大会しか実戦経験がない。
しかも右足に中足骨はく離骨折という爆弾を抱えていました。
3選手ともFSで何かしらミスが出る可能性があった。
FSに不安を抱える上位3選手にとっては、浅田選手がどう頑張っても到底覆せないような
19.50以上の点差に追いやらなければ決して安全圏とはいえなかったんです

でもあれだけの苦境に立たされながらも浅田選手は完璧な演技ををしてしまった。
何とかして浅田選手の評価を抑え込んでしまわなければ後続の選手の演技はメチャクチャになる。
浅田真央1人に大会を引っ掻き回されたくない。
142点に抑え込んでしまえば上位選手はたった123点を出せば簡単に彼女の順位を上回る。
多少のミスを気にすることなく自分の演技に集中できる。
上位陣が自分の演技だけに集中する状況を作るためには
浅田選手のスコアはどうしても142点に抑えざるを得なかったのだと思います


浅田選手がジャッジに与えた影響

浅田真央を直接メダル争いには絡ませない。
でも上位選手を採点するジャッジには浅田真央の演技は多大な影響を及ぼしました
それがエレメンツの難度。

ぶっちゃけ浅田選手に何かしらの大きなミスが出ていれば
金メダルを獲得していたのは最終滑走者でジャッジにはミスが無いように見えたキム・ヨナだったと思います
SPのように構成難度は完全無視で、完成度だけを重視して。
SPに関して難度の高い構成を組んだキム・ヨナ、コストナーの間に
3T-3Tという難度の低い構成で臨んだソトニコワをねじ込んできた。
エレメンツ構成の難度を無視してジャッジは「完成度」だけで優劣をつけようとしたのです
FSも難度を無視して最終滑走で後半3Lzでふらついただけのキム・ヨナに
茶番越えのスコアを与えて金メダリストに仕立て上げていたに違いありません

でも浅田真央はミスの無い演技で女子では史上初の6種8度の3回転ジャンプを成功させてしまった。
もし難度の高い構成で臨んだソトニコワを、ミスがなかったというだけでキムヨナが上回れば
「浅田真央のあの得点、スコアは何だったんだ?女子では誰より難しい構成をミスなくこなしたのに」
と疑問の声が上がっていたことでしょう

浅田真央があの偉業を成し遂げたことで、採点に技の構成難度を無視することができなくなった
ミスが少なくても技の難度を採点に考慮しなければ見る者を納得させることができない状況にジャッジは追い込まれた。
ソトニコワには3連続ジャンプで両足着氷になる大きなミスはありましたが
エレメンツの構成そのものははキムヨナの構成を大きく上回るものでした
そのため最終滑走のキム・ヨナにFSに1位を与えることはできなくなり順位が逆転したのだと思います

SPでは難度無視の完成度重視な採点に救われたソトニコワが
FSでは難度を無視できない採点に変わったジャッジに救われて金メダリストとなった
それがソチ五輪のあの順位だったと思います

FSに関してはソトニコワ、キム・ヨナは過大評価、浅田真央は過小評価だった
音楽をしっかりととらえ、エレメンツを完璧にこなした浅田選手がFSでは154点を得てトップに立つべきで
2位がボレロの楽曲を音楽と一体感ある演技をこなしたカロリーナ・コストナー(142点)
ジャンプの難度の高さを考慮しても基本的なスケーティング技術の劣るソトニコワ3位(140点)
というのが妥当だったのではないでしょうか。

キム・ヨナは3Fは相変らずリップでしたし後半3LzはDGものだった。
セカンド3回転も流れがなくUR判定をとられてもおかしくないくらい質は悪かった。
ぶっちゃけGOEは盛り過ぎ。あのクロスランしてエレメンツをこなすだけのスカスカプロ
なにを演じているかわからない頓珍漢演技に「曲の解釈」で10点満点、PCS女子トップの74.50は『無いわ―』
技術点、演技構成点と合わせて134点そこそこという評価が妥当だった。

ソチ五輪の総合順位は
1.カロリーナ・コストナー 217.00(SP74.00+143.00)
2.浅田真央 214.00(SP61.00+FS153.00)
3.アデリナ・ソトニコワ 209.00(SP69.00+140.00)

キム・ヨナ202.00(SP68.00+134。00)
という順位が妥当だったのではないかと思います

【追記】
ワタクシぶーが独断と偏見で行った女子FS上位3名と浅田選手の採点結果はコレ
Mao Asada
Executed Elements
Base Value
GOE
Scores of Panel
3A
8.50
+1.57
10.01
3F+3Lo
10.40
+1.10
11.50
3Lz
6.00
-0.30
5.70
CCoSp4
3.50
+1.00
4.50
FCSp4
3.20
+0.60
3.80
2A+3T×
8.14
+1.40
9.54
3S×
4.62
+1.00
5.62
3F+2Lo+2Lo×
9.79
+0.90
10.69
3Lo×
5.61
+1.20
6.81
FCCoSp4
3.50
+1.46
4.96
StSq4
3.90
+2.10
6.00
ChSq1
2.00
+1.80
3.80
 
69.16
 
82.99
Skating Skills
10.00
Transition/Linking Footwork
9.50
Performance/Execution
10.00
Choreography/Composition
9.50
Interpretation
10.00
 
78.40
TSS82.99+PCS78.40=161.39
 
Carolina KOSTNER
Executed Elements
Base Value
GOE
Scores of Panel
3Lz
6.00
+1.20
7.20
2A+3T
7.40
+1.10
8.50
3F
5.30
+1.20
6.50
FCCoSp4
3.50
+0.79
4.29
FCSp4
3.20
+0.50
3.70
3Lo×
5.61
-0.20
5.41
3T+2T×
5.94
0.00
5.94
3S×
4.62
+080
5.42
3T+2T+2T×
7.48
+0.50
7.98
StSq4
3.90
+2.10
6.00
ChSq1
2.00
+1.50
3.50
CCoSp4
3.50
+0.50
4.00
 
58.45
 
68.44
Skating Skills
10.00
Transition/Linking Footwork
9.75
Performance/Execution
10.00
Choreography/Composition
10.00
Interpretation
10.00
 
79.60
TSS68.44+PCS79.60=148.04
 
Adelina SOTONIKOVA
Executed Elements
Base Value
GOE
Scores of Panel
3Lz+3T
10.00
+1.00
11.00
3F
5.30
+1.20
6.50
3Lo
5.10
+1.20
6.30
FCSp4
3.20
+1.14
4.34
2A+3T×
8.14
+1.40
9.54
3F+2T+2Lo< ×
8.69
-0.90
7.79
3S×
4.62
+1.10
5.72
2A×
3.63
+1.00
4.63
LSp4
2.70
+1.00
3.70
StSq4
3.90
+1.60
5.50
ChSq1
2.00
+1.30
3.30
CCoSp4
3.50
+1.05
4.55
 
60.88
 
72.97
Skating Skills
8.58
Transition/Linking Footwork
7.95
Performance/Execution
8.75
Choreography/Composition
8.95
Interpretation
8.75
 
68.77
TSS72.97+PCS68.77=141.74
 
Yuna KIM
Executed Elements
Base Value
GOE
Scores of Panel
3Lz+3T<
8.90
-0.30
8.60
3F e
5.30
-0.49
4.81
3S+2T
5.50
+0.30
5.80
FCCoSp4
3.50
+0.54
4.04
StSq3
3.30
+1.00
4.30
3Lz<<
2.31
-0.60
1.71
2A<+2T+2Lo<
5.39
-0.70
4.69
3S<
2.90
-0.30
2.60
LSp2
2.40
-0.20
2.20
ChSq1
2.00
+1.10
3.10
2A
3.63
+0.50
4.13
CCoSp3
3.00
+0.57
3.57
 
48.13
 
49.55
Skating Skills
8.00
Transition/Linking Footwork
5.90
Performance/Execution
7.95
Choreography/Composition
7.85
Interpretation
6.85
 
58.48
TES49.55 +PCS58.48=108.03

浅田選手は「あのなぁー。160点出したれよ!このドケチ(▽Ⅲ▽♯)」て言いたくなるくらい
非の打ちどころのない演技だったと思います
でもコストナー選手がやっぱり素晴らしい「ボレロ」を披露されたので「これは負けた」と思いました
ジャッジが「ペア、アイスダンスみたいに女子史上初のオール10点満点出すとするなら
たぶんカロリーナしかいないんだろう」と思ってしまったので
SPとの点差を考えるとやっぱりコストナーが金メダルにふさわしかったのかな・・・

アンチの反論は一切お断り。コメントも受け付けませんのであしからず

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「八百長」論議とキム・ヨナ

フィギュアスケートの採点について「八百長」「不正」の声が上がるようになったのはここ数年のこと。
特にキム・ヨナのスコアの出方についてはとかく「八百長」疑惑が付いて回る

採点のあり方、順位のつけ方に疑問を持つ者
「とにかくジャッジの採点は正しい!」と盲目的にジャッジを信じる採点恭順者の間で
対立が激化するようになったのも、キム・ヨナがミスだらけの演技を続けているのに
GOEとPCS評価が不思議なほどにするする上がるようになってきてから
なのですが
このキム・ヨナのスコアについて八百長や不正があったかなかったかで議論は尽きない。

採点に疑問を持つ真っ当なファンが
「他の選手は厳しく回転不足、エッジエラーをとられて評価を落とされているのに
キム・ヨナだけどちらも見逃されている。ミスだらけでもエレメンツが劣化しても
するすると得点だけが上がっていくから採点には八百長がある」
と主張すれば
採点恭順者・キムチ派は必ず
「八百長とはわざと負けること。キム・ヨナは負けていない。いつも試合には勝っているからそこに不正はない」と反論してくる。
この八百長論議はどこまで行っても平行線。

議論が全くかみ合わないのは当たり前。
それもそのはず、両者では「八百長」を全く異なる解釈でとらえているんだもの。

「八百長」という言葉を紐解いて見ると、確かに本来の意味は「わざと負けること」となっていますが
「真剣勝負をしていると見せかけながら事前に示し合わせた結果に導くこと」という意味もちゃんとあるのです。

語源は↓のとおり。
昔々、あるところに八百屋の長兵衛という男がいた。
長兵衛は碁を打つのが大好きだったが
お得意様の伊勢海五太夫には機嫌よく品物を買ってもらうためにわざと負けたりしていた。
しかし、本当は実力があることが発覚。勝負の行方を調整していたことがばれてしまった

長兵衛がわざと負けていたことから「八百長」という言葉が生まれたのですが
長兵衛が行った「勝負の行方を調整していた」という行為そのものが転じて
勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負すること。
という意味にもなっているんです

採点恭順者&キムチ派は前者の意味で、真っ当なファンは後者の意味で解釈しているんですよね。
八百長の解釈がそもそも根本的に異なるのでどこまで行っても平行線をたどるのは当たり前なのです。
尤も恭順者らはルールを盲目的に信じているので、「八百長」をおいといても議論はかみ合わないのだけれど。

フィギュアスケートにおいてわざと負けることに何のメリットもない。
誰だって表彰台に上がりたい。ジャッジから少しでも高い評価を得たいんです。わざと負けるはずがない。
だから「八百長」論議で「わざと負けること」の意味で解釈するというのはどうかと思う

では「事前の申し合わせ」があったかなかったのかの話になる。
ぶっちゃけ選手当人同士では「無い」。
勝手にやっているのはISUの糞ジャッジども。

「事前の申し合わせ」は2006年トリノ五輪でも2010年バンクーバー五輪でもありましたよ。特に女子で。
ソチ五輪の記事でも書きましたが3大会ともSPで最上位に入った3名がそっくりそのまま表彰台を占めているんです。
SP最上位3名以外の他の選手がどんなにFSでパーフェクト演技をして
SPで上位3位に入った選手にどんなにミスがあっても、です。

ソチ五輪シーズンに関しては五輪の女子FSだけでなく、さいたまワールドでも起こりました。
SPで浅田真央、カロリーナ・コストナー、ユリア・リプニツカヤの3選手のみに高得点が出ました。
特に浅田選手とコストナーは肉薄するスコアでした。
ソチ五輪のアデリナ・ソトニコワと同じくコンボは3T-3Tながら、
コネクティングステップからのジャンプでソトニコワの3Fよりも難度の高い3Lzを跳んだ鈴木明子は
GGと同じ扱いを受けてしまい71点どまりだった。
FSは鈴木明子は冒頭3Lz-2T-2Loのジャンプすっぽ抜けの1ミスにとどまり
コストナーはいつものジャンプのパンク癖が出てしまった。
なのにジャッジは鈴木明子を表彰台に上がらせるどころか回転不足判定をとりまくって6位に落としてしまった。
上位陣でSP、FSを通じてパーフェクト演技だったのはアンナ・ポゴリラヤだけだったと思いますが
彼女すらも表彰台には上がらせることはなかった
結局総合順位で表彰台に上がったのは浅田真央、リプニツカヤ、コストナーとSPで上位に入った3人。

言ってはなんですが「女子の表彰台選手は真央、リプ子、コストナーの3人」という事前のすり合わせがあって
結果ありきで採点していたと疑われても仕方ないと思う(特に女子FS)

バンクーバー五輪では男子でも不正が疑われるような事がありました。
エフゲニー・プルシェンコを名指しして「PCS出し過ぎの事例」とする映像がジャッジに出回ったり
暗にプルシェンコにPCSを出すなというような怪文書が出回ったりもした。
五輪終了後には公正な採点を行っているジャッジは10%しかいない(「10%もいない」だったかもしれない)
という衝撃の発言がジャッジ自身から飛び出したこともある

実際に不正が発覚ししたのは2002年のソルトレイクシティ五輪だけですが
不正が付きまとうような採点はずーっと行われ続けているんです。
塩湖事件だけじゃない。
15歳のタラ・リピンスキーが金メダリストとなった1998年長野五輪でも実は採点不正‹未遂›はあった。
「ジャッジは当初(3-3無しの)クワンを優勝させようとしていた。
でもリピンスキーにあれだけのこと(FSの3Lo-3Lo)をやってのけられたら
リピンスキーに金メダルを与えざるを得なかった」という発言を当時のジャッジがしているんです

採点に手心を加えるような不正は長野五輪から、実はもっと前から脈々と続いているんだと思う
採点恭順者らが何を根拠に「不正は一切ない」と言いきれるのか理解不能です

女子選手で最も「八百長」「不正」疑惑が付きまとっているのがキム・ヨナ。
回転不足、エッジエラーがたびたび見逃されてじゃんじゃんGOEやPCSが与えられて
ヨナがどんなにやる気のない演技をしても
SPもFSも「浅田真央のノーミス演技+5点」の得点ありき採点にしている事

ヨナが「ステップでレベル4をとりたい」といえばとれるはずもないレベル3の構成が実際にレベル4となったりすること
キム・ヨナが回転不足やエッジエラーにイチャモンをつけるとジャッジがあっさり判定をひっこめること
などなど。

なんといっても大きな要因となっているのは
コ・ソンヒ、イ・ジヒら韓国のアンポンタンジャッジのお馬鹿発言だよ。

ジャッジ自身が「事前の申し合わせがある」『キム・ヨナだけ特別な基準で採点が行われている』
発言をくりかえしてるんだもの。不正を疑われても仕方ないと思います。
しかもこのアンポンタンジャッジが採点ジャッジに入った試合ばっかり。

韓国国内ではスポーツのあらゆる種目で八百長、不正が横行しているというのに
何を根拠に「フィギュアスケートだけ不正はない」と言えるのよ。あの韓国で。
キムチは発言は理解不能です

キムチ派らは『キム・ヨナの演技には終始スピードが途切れておらずジャンプに流れがある。
ジャンプには高さ、飛距離、着氷の流れが非常に優れている。だから高得点は当たり前』
とも未だに主張していますが、あんたら一体何年前の話をしてんのよ。
あなた方の愛する女王様はスピードもジャンプの高さも2006年ワールドの頃からもう無くなってますわよ。
キムチ派らが褒めちぎるキム・ヨナのジャンプの質は
数年前「真央のジャンプはスピードがなく上体の沈み込みが深くて高さ、流れがない」とボロクソに貶していた質そのもの。
そんなヨナの劣化しまくったエレメンツに目を瞑り
じゃんじゃんGOEやPCSを与えたジャッジは「最初からヨナ表彰台(金)ありきな採点」と
ファンから疑いの目を向けられても仕方ないと思います

2002年の塩湖事件でISUは既にIOCから
『今度発覚すれば五輪種目から外す』という警告を受けているので
ISUはもうこれ以上不正を発覚させるわけにはいかない。
でもISUに警告を出したはずのIOCですら
五輪の始まる前から公式HPにでかでかとキム・ヨナの写真を乗せて
『It's Yuna time!』なんて馬鹿げた広告を打ってんだもんね。
IOCにまで味方につけてるんだからキム・ヨナ(へ)の不正は永遠に藪の中になりそうな気がしますが

質の劣化しまくったキム・ヨナが高得点を与え続けられてミスだらけでも一度も台落ちしなかった(させなかった)こと
ミスがなければ最上位の3名が気持ち悪い位の僅差になることを考えても
「ジャッジの採点に事前の申し合わせや勝敗ありきなどの不正な採点はある」

「不正の証拠はキム・ヨナの演技」といっていいのではと思います


















JGPクールシュベル大会

JGPクールシュベル大会が始まっています
こちらが男女シングルのプロトコル

ジュニア男子SP
http://www.isuresults.com/results/jgpfra2014/jgpfra2014_JuniorMen_SP_Scores.pdf
FS
http://www.isuresults.com/results/jgpfra2014/jgpfra2014_JuniorMen_FS_Scores.pdf

女子シングルSP
http://www.isuresults.com/results/jgpfra2014/jgpfra2014_JuniorLadies_SP_Scores.pdf
FS
http://www.isuresults.com/results/jgpfra2014/jgpfra2014_JuniorLadies_FS_Scores.pdf

ジュニアはコネクティングステップからのジャンプはルッツ⇒フリップ⇒ループのローテーション
フライングスピンはキャメル⇒シットというローテーション課題があり
今季の課題は『ルッツジャンプ』『フライングキャメルスピン』となっています

で、プロトコルをざっと見ました

ジュニア男子SPで『2回転+2回転になった場合は基礎点の低かったジャンプをノーカン』ルールを受けた選手が一人いました
アクセルジャンプは1回転すっぽ抜けでも0点です。うわー。。。。。
女子シングル最下位の選手はジャンプが全く入らないという残念なことになってしまったのですが
プロトコルは真っ白という何とも気の毒なことに。
プロトコル_convert_20140825011718
技術点がほとんどない・・・

e判定を受けたルッツに関してGOEで全員のジャッジが-2より悪い評価を出すということはないのですが
基礎点は4.20に下げられてそこから減点なので綺麗に降りても3点そこそこの点数にしかならないということになっています
厳しい・・・(>_<)

FSに関して今季から「すべての2回転ジャンプで同一ジャンプを跳んでよいのは2度まで。3度目はノーカン」
ルールを受けてしまったのは男子で2人、女子で3人。
ジュニア選手で難度の高いジャンプを跳べる選手はそんなに多くないのでジュニアにまで適用するのは酷ではないでしょうか

シニア選手でもジャンプが一つ、二つ抜ける選手もいたりして
予定していたジャンプを全てをDGでも回りきるという選手は
あまり多くなかったように思います
男子も女子も優勝争いの得点は大きく下がるのではないでしょうか

ところで『SP、FSの両プログラムにおいてジュニア、シニアで1.5回転未満のジャンプはノー・バリューとする』
というルール発表がISU Communication 1861の特記事項にあったはずなのですが(コレ↓)
static.isu.org/media/139590/1861-sandp_sov_levels-of-difficulty_goe_2014-15.pdf
(7ページ目一番下の4行)

と書かれている箇所です。

アジアントロフィーのシニア選手のプロトコルも見ましたが
FSで1回転に抜けたジャンプも基礎点はちゃんともらえているようですね。
ISU Communication 1884にはこの文言は削除されていますので
「あまりに厳しすぎるのでこれはさすがに不採用」となったのでしょうか?

ただその改訂された1884に
1884特記事項_convert_20140825015630

と書かれているものの、実際には男子でFSで2S+2Tのコンボを跳んだ選手は基礎点ちゃんともらってんですよね。
一体どうなっているんでしょうか???

もう訳わかんないです。


ISU Communication 1884

先日発表されたISU Communication 1861に追加要素が加わった模様です
それがこちら

■ジャンプ

今季ルール改正により「1.5回転以上足りないものはノーカン」という非常に厳しいルールとなりましたが
FSはさらに厳しくなって「2回転だけのジャンプコンビネーションは丸ごとノーカン」となっています
(これじゃあ1回転以上ジャンプの回転が抜けたらダメってことやん)

SP:<、<<、e、複合エラー判定が付く前の基礎点で最も低い基礎点のジャンプがノーカン
例)
2Lz+2T⇒2Lz基礎点は2.10、2T基礎点は1.30なので第2ジャンプがノーカン
※2Lz<<+2T<< eでも同じ
2T+2Lo⇒2Lo基礎点は1.80と2Tよりも高いので第1ジャンプがノーカン
コンボのどちらかで1回転すっぽ抜け⇒1回転に抜けたジャンプがノーカン

FS
2A+2T+2Lo⇒OK
2Lz+2T、2T+2Lo⇒第1ジャンプも第2ジャンプも全てノーカン

その他
3回転以上のジャンプでどちらも単発になってしまった場合
表記を+SEQから+REPに変更

■(フライング)コンビネーションスピンの基礎点改訂

コンビネーションスピンは従来のルールでは
アプライト、シット、キャメルの基本姿勢が3つ求められ
3つのうち2回転以上の基本姿勢が一つでも欠けた場合はレベル1判定
基本姿勢が3つのうち1つしか行っていない、または一つもやっていない場合はノーカン
というものになっていました

今回の改正は
3つの基本姿勢のうち、2つ入っているもの、3つ全て入っているものでそれぞれ基礎点を設定し
その難度でレベル判定をしようというものです

今季JGPはもう始まっていますので初戦クールシュベル大会SPトップの
エフゲーニャ・メドベデワ選手のプロトコルを例に挙げて説明します
スピン

1つ目の要素に見慣れない
CCoSp3p4
という記号が登場し「ん?」と思われた方も多いと思います

これが変更のあった箇所です。
最初に登場する数値が「2回転以上行った基本姿勢の数」、最後の数値が「要素のレベル」
この符号の場合
「足換えコンビネーションスピンでアプライト、シット、キャメルの3つの基本姿勢を全て入れ
レベル4に相当する要素を行った」
となります

このコンビネーションスピンで基本姿勢が2つしかないと最初の数値は「2」となり
それに見合った基礎点が適用されて、レベル判定が行われることになります

例えば、2013年GPFSPで浅田選手がステップからの3F後行ったコンビネーションスピンですが
(たびたび浅田選手の例を出して申し訳ありません)
バックエントランス2回転⇒キャメル姿勢2回転⇒Y字⇒足換えでシットサイドウェイズ⇒アプライト
の構成を組んだものの、バックエントランス+キャメル基本姿勢で合計3回転しかしておらず
バックエントランスの入りで行った2回転をキャメル姿勢に振り替えて『難しい入り無し』のレベル3判定としていましたが
今季から適用されるルールに直して表記すると
CCoSp2p4(3つの基本姿勢のうち二つしかやってないから)
ということになります
今季から通常のバックエントランスはレベルの上がる要素から除外されてしまいますので
『難しい入り』ではカウントされなくなっちゃうのですが。

スピンではやや緩和といえなくもないルールですが、選手にとって一番神経を使うのはジャンプ。
ジャンプを成功すれば気持ちもどんどん乗ってのびのび演技ができるようにもなりますが
最初のジャンプでミスをすれば動揺してミスの連鎖を招くということも多々あります
ジャンプの抜けは、その動揺した時に起きるケースが非常に多いと思うのですが
「ジュニア男子とシニア男女は2回転以上の抜けも許されない。
ジャンプの抜けは選手の気の緩みからくる怠慢な演技」
と見なされたのではたまったものではないと思います

2回転ジャンプの制限もですが、アクセル以外の2回転ジャンプノーカンというのはいかがなものかと思います



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プロフィール

ぶー

Author:ぶー
選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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