2015-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スケートカナダを迎える羽生結弦と「300点越え」を煽るマスコミ

いよいよ日本時間明日31日にスケートカナダ、男子シングルが開幕。
本格的にフル参戦してくるパトリック・チャンがどのような演技をしてくるのか
羽生結弦がオータムクラシックの課題をどこまで克服してくるのか
「SEIMEI」のプロがどのような評価を受けるのかなど何かと楽しみな大会でもあるのですが
テレビ朝日は何やらここ最近羽生の300点越えにばかり煩く煽っているような気もします

煽りに流されるというわけではないですが(笑)
羽生がSP「バラード1番」、FS「SEIMEI」でミスなく演じた場合、どこまでスコアを伸ばせるのか
ちょっとシミュレーションしてみます

【SP】
中国杯のアクシデントにより後半4Tを維持できなくなった羽生は下記構成に戻しました
SBを得た2015年国別対抗戦の得点はこちら
予定エレメンツ構成基礎点GOE得点
 4T 10.30 2.71 13.01
 CSSp4 3.00 +1.14 4.14
 FCSp4 3.20 +1.00 4.20
 3A 9.35 +2.71 12.06
 3Lz+3T 11.11 -2.10 7.80※1
 StSq4 3.90 +1.30 5.20
 CCoSp3p4 3.50 +1.07 4.57
  44.36 6.62 50.98

今季オータムクラシックで披露した「バラード1番」構成はこちら
 予定エレメンツ構成 基礎点 GOE 得点
 3A 8.50 +3.00 11.50
 CSSp4 3.00 +1.10 4.10
 FCSp4 3.20 +0.80 4.00
 4T 11.33 -2.40 6.40※2
 3Lz+3T 11.33 +0.28 11.61
 StSq4 3.90 +1.68 5.58
 CCoSp3p4 3.50 +1.10 4.60
 44.76 3.03 47.79
※1UR判定、※2UR判定
ルール改正にて3Tの基礎点が4.10から4.30に引き上げられたものの
基礎点に関してはこちらで述べたようにほとんど上がってない。
羽生はバラード1番を2年目に持ち越しているものの、完璧に演じられたことは1度も無く
特に3Lzコンボで跳び上がった時に上体が突っ込んだ体勢になりミス、というケースが目立った
羽生はFSの単独3Lzに関してはそれほど前景に軸が傾きすぎることなく跳べている
3Aはイーグルから入って着氷後もアウトからインのイーグルに乗るなどしてGOEはほぼ満額の評価をもらえている
4Tも降りることができれば2.00を超えるGOEを得ている
SPに関してジャンプの質が極端に悪くなるのはルッツのコンボだけ。
振り付けは2年続けているだけあってこなれてきて音楽との一体感が出てきている。
課題の練習通りにリラックスして跳ぶことができれば技術点では約10~11点のGOEを得られる羽生。
五輪の「パリの散歩道」のような完璧な演技をすることができれば103点台というのも可能かもしれません
クワドを2種類入れない限りは基礎点自体は変わらないので大きな更新は望めないかと思います。

【FS】
昨季前半にクワド2種、後半にクワドコンボ1つの構成を掲げていた羽生でしたが
結局アクシデントが尾を引いて難度が上がったのはハーフループを挿む3連続を
3Lzからではなく3A空に引き上げたのみでした。
こちらはFSで最高得点を得た2014年グランプリファイナルのスコア。
予定エレメンツ構成 基礎点 GOE 得点
 4S 10.50 +2.43 12.93
 4T 10.30 +2.71 13.01
 3F 5.30 +1.20 6.50
 FCCoSp3p4 3.50 +0.71 4.20
 StSq3 3.30 +0.93 4.23※3
3Lz+2T 8.03 +1.00 9.03
 3A+3T 13.86 +2.29 16.15
 3A+1Lo+3S 14.52 +2.14 16.66
 3Lo 5.61  +0.90 6.51
 3Lz 4.62 -2.10 2.52※4
 ChSq1 2.00 +1.40 3.40
 FCSSp4 3.00 +0.79 3.79
CCoSp3p4 3.50 +0.86 4.36
 88.04※5 103.30
※3レベル3の取りこぼし、※4UR判定、※5取りこぼし、UR判定がなければ90.62
レベルの取りこぼしあり、回転不足転倒ありという結果でありながら約15点ものGOEを稼いでいる
特に3A以上の大技に関してGOEは突出して高く,満点近い評価を得ることもしばしば。
スピンに関しても+2評価に相当する1.00に近い評価も得るようになってきています

今季「SEIMEI」エレメンツ構成はこちら
予定エレメンツ構成基礎点
 4S 10.50
 4T 10.30
 3F 5.30
 FCCoSp3p4 3.50
 StSq4 3.90
 4T+2T 12.76
 3A+3T 14.08
 3A+1Lo+3S 14.74
 3Lo 5.61
 3Lz 6.60
 ChSq1 2.00
 FCSSp4 3.00
 CCoSp3p4 3.50
 95.79
イザカヤミノルがまた前半4Tに関して「コンボをつけられなかった」とデタラメ言うかもしれんけど
前半に4S、4Tを単独で、後半に4Tをコンボでというのが本来の構成。
オータムクラシックでは後半4Tが転倒し、後半3Aでも着氷が乱れたため
ハーフループを挿む3連続ジャンプは単独3Loにつけたが本来の構成は上記のようになる筈である。
3Lz2度から4Tを2度の構成に変えた分基礎点は大きく上がる
課題は予定していた4回転を全て降りることができるか?に尽きる。
羽生はジャンプ、スピン、ステップ全てにおいて決まれば大きくGOEを稼げる選手。
パーフェクトなら18~19点近くのGOEを得ることもできる
羽生のPCS最高得点は93.06.仮にパーフェクトに演じることができたなら
FSのみで207.85近くの得点を、
SP、FSともにパーフェクトに演じることができれば羽生は最高で310点という得点をたたき出すことも可能だ。

…と、ここまでシミュレーションしてみましたが、テレ朝がが300点、300点と煽るたびに思うのですよ。
初戦からそんな得点出す必要あるの?って

そりゃあね。一ファンとしては「バラード1番」や「SEIMEI」完全版は見たいですよ
羽生が全てのジャンプをビシッとバシッと決めてレベルも全て獲りきるような演技を見てみたい。
羽生が納得のいく演技をいて心から笑顔になる姿も見たい。
表彰台の真ん中に立ち続ける彼を見ていたい。
そんな気持ちはありますよ。
でも初戦からシーズン終わりの世界選手権まで常に全力疾走を選手に強要するというのは
酷というものではないかしらと思うのです

男子はどんどんジャンプの難度が上がってきているものの
その分リスクも高くなっているのでクリーンに滑りきることがますます難しくなってきていて
転倒やジャンプの抜け、ステップアウトなどのミスも多く出ている。
総合得点に関しても昨季四大陸選手権にてカザフスタンのデニス・テンが
289.46という驚異的なスコアをたたき出したものの
多くの大会に関しては275~280点だしていれば十分優勝ラインだったりもする。
今季から復帰のパトリック・チャンは相変らず3Aに難があるようですし、
フェルナンデスは羽生のような構成には引き上げられないしルッツのミスも意外と多い。
そして多少はリカバリーについて対処しているものの
相変らず4S2度、3S2度というザヤック自爆のリスクも抱えている
デニス・テンもスロースターターで彼がピークを合わせてくるのは四大陸選手権から。

放送権を持つテレ朝が「世界一決定戦」とバカの一つ覚えのように連呼するが
フィギュアスケートにおいて世界一を決めるのは世界選手権しかなく
日本を除いた加盟国ではGPSはそれほど重要視されていない。
羽生が初戦からガンガン飛ばして300点を出す必要はなく
280点近いスコアを出せばほぼ優勝には手に届くのですよ(それも凄いことだけど)

日本は悲しいことにほぼ国内選手権一発勝負で代表を決める海外とは異なり
世界選手権代表選考には全日本の成績だけでなくGPSの成績やシーズンベストスコアも対象になってしまっている。
男子も女子も準公式戦のCSだろうが公式戦のGPSだろうが一切手を抜けないという事情がある。
GPSを全力でぶつかっても全日本の結果が悪ければ落選してしまうこともあるなど
手を抜いていい大会など一つもない。
世界選手権で枠を一つ減らしてしまった男子シングルは
この狭き門を戦い抜くために全力でぶつからなければならなくなってしまっている。
ワタクシぶー個人としては、この選考方法がどうも不透明さを生み(特に男子)
羽生をはじめとした選手達を疲弊させているような気がしてならないのですよ。

羽生の「パーフェクト」に拘る理由が「300点越えをしたいから」であるかどうかはわからない。
彼が求めているのは全身全霊をかけて最高のパフォーマンスをしたときに
ジャッジがどのような評価をしてくれるのかを知りたい。その一点ではないだろうか
(あの鬼プロをパーフェクト演技すれば300点という点数も自然についてくるのだけど)

日本の選手は生真面目だから完璧な演技ができなければ常に自分に厳しい採点をして
いくつもの課題を挙げますが、それでは自分に厳しすぎるような気がする。
野球でいえば投手が投げる時に常に完全試合を望んで、完全試合出来なかったからと悔やむみたいなもので
精神的なゆとりもないような気がしてしまうのです
「完全試合ができなければノーヒットノーランを、
ノーヒットノーランがダメになっても完封試合であればいい」みたいな、
「完璧とはいかないまでも、ここまでできれば上出来」みたいな心のゆとりもある程度なければ
パーフェクトというのは達成できないのではないか、とも思ったりしてしまう
(たとえが悪いかもしれませんが)

羽生結弦の突出したエレメンツの質の高さや構成内容からして
いくら宇野昌磨が伸び盛りといってもミスを最小限に纏めるだけでも
そう簡単に全日本王者の座を渡すことはないと思う
まだシーズンが始まったばかりだからゆっくり、じっくりプログラム完成度を高めていけばいい。
そしてシーズン総決算の世界選手権で最高の演技を見せてほしい
羽生が心から満足できる演技を見せた時、世界王者奪還も300点というスコアもついてくる筈である。

メディアもやたら初戦から300点、300点と選手にプレッシャーをかけないで
羽生をはじめとした選手たちが気持ちよく最高の舞台を迎え、最高のパフォーマンスができるよう
過度な煽りは控えてもらいたいものです


スポンサーサイト

安倍首相、カザフでスピーチ

今月22日から中央アジアを歴訪されていた安倍総理が27日カザフスタンで行った政策演説の中で
フィギュアスケート英雄・デニス・テンと日本の浅田真央のことに触れていたそうです

動画と演説全文はこちらをご覧ください
 
 

真央&テンについて触れた個所はこちら(スピーチ開始から1:31あたり)
ここから地平の彼方に日本があります。
日本人がいて、皆様への敬意と、友情を抱いています。

日本の私たちがみな大好きなフィギュア・スケートの浅田真央選手が、
お国のデニス・テン選手に敬意と友情を抱いているようにです。


安倍総理スピーチ1安倍総理スピーチ2

安倍総理スピーチ3安倍総理スピーチ4

このスピーチが行われた27日は日本時間ではスケートアメリカが終了して間もなくのことでした
同大会にはデニス・テンが出場してましたので、あまりのタイミングの良さにこちらも驚きました

真央とテンは同じ大会やショーに顔を合わせることも何度かありましたし
2014年には高橋大輔さんとともにテン主催のアイスショーにも招待されてました
そのことは恐らく総理もご存じで、日本という国をカザフの国民に親しみを持ってもらうために敢えて
カザフと日本で国民的人気のある二人の名前を出したものと思われます

中央アジア歴訪中に開催されていて、そこにテンが出場していたという事までは
さすがに御存知なかったかもしれません


スケートカナダ

10月30~11月1日にGPS第2戦目・スケートカナダがアルバータ州レスブリッジにて開催されます
出場選手はこちら(SP滑走順で)

■男子シングル
1.Keegan MESSING(CAN)
2.Sei KAWAHARA(JPN)New
3.Timothy DORENSKY(USA)
4.Jin Seo KIM(KOR)
5.Patrick CHAN(CAN)
6.June Hyoung LEE(KOR)
7.Daisuke MURAKAMI(JPN)
8.Adam RIPPON(USA)
9.Alexander PETROV(RUS)
10.Nam NGUYEN(CAN)
11.Micharu BREZINA(CZE)
12.Yuzuru HANYU(JPN)

ドイツのピーター・リーベルス選手がない転勤を痛めて辞退、
日本の川原星くんが新たにエントリーされました。
テレ朝は2時間の放送枠をとっているので日本選手は多分放送してもらえるでしょう。
ダイスはJOの悔しさをここで出してほしい。
羽生はまたジャンプ構成をあげてさらに鬼プロとなってますがクワド3本決まるといいですね。パーフェクトな「陰陽師」期待してるよ!

■女子シングル
1.Kaetlyn OSMOND(CAN)
2.Isabelle OLSSON(SWE) NewNew
3.Veronik MALLET(CAN)
4.Yuka NAGAI(JPN)
5.Joshi HERGESSON(SWE)
6.Elizavet TURSYNBAEVA(KAZ)
7.Gabrielle DELMAN(CAN)
8.Alena LEONOVA(RUS)
9.Polina EDMUNDS(USA)
10.Kanako MURAKAMI(JPN)
11.Ashley WAGNER(USA)
12.Elizaveta TUKTAMYSHEVA(RUS)

ジョージアのエレーナ・ゲデヴァニシヴィリ選手が出場を辞退、
代わってスウェーデンのイサベラ・オルソン選手が新たにエントリーされました
リーザはJO、ニース杯と3Aは失敗続きでしたがもう一度チャレンジしてくるでしょう
スケアメはインフレ気味の得点が出ましたが第2戦目はどうでしょうか

■ペア
1.Marissa CASTELLI / Marvin TRAN(USA) (USA)
2.Vanessa GRENIER / Maxime DESCHAMPS (CAN)
3.Vera PAZAROVA / Andrei DEPUTAT (RUS)
4.Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO (CAN)
5.Valentina MARCHEI / Ondrey HOTAREC (ITA)
6.Miriam GIEGLER / Severin KIEFER (AUS)
7.Evgenia TARASOWA / Vladmir MOROSOV (RUS)
8.Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD (CAN)

元シングル選手ヴァレンティナ・マルケイ選手がペアに転向して出場。
マリッサ・キャステリ選手と新たにパートナーを組んだトラン選手はアメリカ代表として出場となります


■アイスダンス
1.Elizabeth PARADIS / Francois-Xavier OUELLETTE (CAN)
2.Ekaterina BOVROVA / Dmitry SOLOVIEV RUS)
3.Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikoraj SORENSEN (SUI)
4.Ksenia MONKO / Kirill KHARIAVIN (RUS)
5.Alexandra PAUL / Mitchel ISLAM (CAN)
6.Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI (ITA)
7.Maia SHIBUTANI / Alex SHIBTANI (USA)
8.Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE (CAN)

日本から出場するのはこちら
羽生「陰陽師」⑤_convert_20150613135557 村上大介_convert_20151029143148 永井優香_convert_20151029143009 川原星_convert_20151029143056 村上佳菜子_convert_20151029143244
紛らわしい写真となってしまいましたが上が羽生結弦、下の写真が川原星。
永井、川原は今回がGPSシニアデビュー。みんな頑張れ!

余計なひと言の多い日本のメディア報道

初戦のスケートアメリカでシニアデビューを果たした宇野昌磨。
それを称えるのは結構なのですが、何で日本のメディアというものは余計なひと言を書いてライバル対決を煽ろうとするんだろうか?
スポーツ報知報道に早くもアンチが湧いては昌磨バッシングが勃発しつつあります



【フィギュア】宇野、GPデビュー戦2位!羽生超え

スポーツ報知 10月26日(月)7時5分配信

◆フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ最終日(24日・米ミルウォーキー)

 男女フリーが行われ、男子はショートプログラム(SP)4位の宇野昌磨(17)=愛知・中京大中京高=がトップの176・65点をマーク。合計257・43点の2位でGPデビュー戦を飾った。優勝のマックス・アーロン(米国)に、1・52点届かなかった。女子は宮原知子(17)=大阪・関大高=が122・95点の3位で合計188・07点で3位。15歳のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が206・01点でGP初出場で初優勝した。

 「トゥーランドット」の荘厳で力強い楽曲に乗り、宇野が躍動した。フリートップの得点で巻き返し、GPデビュー戦で堂々の銀メダルだ。優勝にはわずかに1・52点届かず「いい演技だったとは思うけど、1番が良かった。点差が点差なので悔しさは隠せない」と正直な気持ちを口にした。

 昨季の世界ジュニア王者で今季からシニアに参戦する17歳は「前半で体力を使い切る気持ち」で攻めた。冒頭の4回転トウループや、トリプルアクセルからの連続ジャンプはぎりぎりの着氷で加点を引き出せなかったが、ジャンプの基礎点が1・1倍になる後半に勝負強さを発揮。予定では単発だった4回転トウループを2回転との連続ジャンプに切り替え成功させた

 ジュニア時代より30秒長い演技時間を演じ切るため、オフから体力強化に取り組んできた。走り込みや自転車こぎの他に、陸上での筋トレも増やした。氷上でのプログラム練習ではミスをしても最後まで通すようにし、体に4分30秒を染みこませた。幼い頃から知り合いの浅田真央(25)=中京大=と、ジャパン・オープンで久々の再会。国際スケート連盟非公認ながらフリー世界歴代5位相当の185・48点をマークし、浅田に「とても頼もしい。成長するのが早くて、お母さん気分になりました」と褒められた。

 ソチ五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=は10年のNHK杯にGPシリーズに初参戦し4位だった。デビュー戦での“羽生超え”を果たした。次戦は11月中旬のフランス杯。「ショートとフリーで両方完璧だったことがまだない。やることを全部やれば、もっと上を目指せる」。GPファイナル出場(12月・バルセロナ)も視界に捉えている。



余計なひと言とはズバリ羽生が初出場4位だったという一文、
好きだよねー。日本のカスゴミって。
同じ時代に戦っていないものを順位だけで比較して勝ったの負けたのとアホなこと書くの。

アンチが湧き出して宇野昌磨が荒川静香と同じマネジメント会社であることや
電通のサポートを受けているなどを持ち出しては「昌磨ゴリ押しがはじまった」と騒ぎ始めました

羽生と昌磨は年齢が違えばシニアに上がった年も異なる。
羽生がISUのジュニア主要大会を総なめにしてシニア初参戦を果たしたのは2010年でまだ15歳だった。
今回昌磨がシニア初参戦を果たしたのは今年に入ってからで17歳。
ジャンプを習得した年齢も違うし表現スタイルも何もかも違う。
違うもんを比較してどないすんねん。無理がありすぎるやろ。
昌磨を過剰に持ち上げてヒールに仕立て上げて羽生とのライバル対決を煽りたいんか?
何で素直に「昌磨準優勝おめでとう」だけで済ませられないのよ。

だいたい昌磨のジャンプ構成からしてこの記事間違ってるじゃないのよ
前半の4Tで着氷をこらえてセカンドをつけられなかったから後半につけたんじゃねえよ。
もともと後半にコンボを跳ぶ予定になってんだよ!
居酒屋デタラメ解説を真に受けて他の演技も見ずにいい加減な記事書くなや!バカモン!!

日本のカスゴミというヤツはとにかく時代も年齢も違うものを比較して勝った負けたと比較するのがとにかく大好き。
村上佳菜子がシニア初参戦で2010年NHK杯で3位表彰台に上がったときも
「佳菜子真央越え。佳菜子の3T+3Tは真央の3Aより難度も基礎点も高い」などとデタラメ書いては
佳菜子を過剰に持ち上げライバル対決を煽ろうとしていたし
※3T+3T基礎点は改訂前も改定後も3A単独より低い。難度については言うまでも無し
2014年全日本ジュニアで樋口新葉が優勝した折も「全日本ジュニア史上最高得点で真央を超えた!」
とジュニア時代の真央と比較して樋口は真央よりすげえな報道をして悦に入っていた
スコアは真央越えなんだろうけどさ、真央のジュニア時代はSPの3+3は禁止、ステップの最高レベルも3とルールも異なっていたりする。
高橋大輔現役時代では羽生結弦が台頭して日本のカスゴミが羽生を過剰に持ち上げ
それまでエース的存在だった高橋大輔サゲ報道を始めた結果、高橋ファンと羽生ファンの間では険悪な状態にまで陥った
高橋ファンも本当は羽生の成長を温かく見守り、国際舞台では同じように応援したかったと思うよ

余計な煽りは要らないのよ。選手を褒めるのも結構。
でも1人を褒めたいからといって他の選手を貶すようなことはしないでほしい。
ファンは日本代表選手ならどの選手にも平等に応援したいのよ
余計なひと言を書いてファン同士対立させんなよ(デタラメ記事を真に受けて怒るファンも悪いんだろうけどさ。自分も人の事言えんけど)

羽生結弦も宇野昌磨もジャンプだけでなく全ての要素においてバランスのとれた選手でもあるし
プログラム曲の表現力も高い選手である。もちろん伸びしろも無限大。
二人が同じ舞台で対等に優勝を争うようになって、漸くライバルといえる存在になるのではないだろうか?
ぶー個人としては世界選手権や平昌五輪の大舞台で
2人が金メダルを争い、仲よく二人が表彰台に立つところを見たいよ。
尤も平昌五輪までにはジュニアから他にもどんどんいい選手が上がってくるんだろうけど。
「日本の選手同士が大舞台でし烈な優勝争いをする日が来る」と信じて
日本選手たちの成長を今後も見守っていきたいものである。

ISU選手権大会ジャッジドロー

2016年世界選手権、世界ジュニア、欧州選手権、ユーロで採点を行うジャッジのドローが発表になりました
顔ぶれはこちらになります

■欧州選手権

(男子シングル)
ベラルーシ、エストニア、フランス、フィンランド、ドイツ、イギリス、イタリア、イスラエル
ロシア、スペイン、スロバキア、トルコ、ウクライナ

(女子シングル)
オーストリア、ブルガリア、フィンランド、フランス、ドイツ、イギリス、オランダ、ノルウェー
スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ルーマニア

(ペア)
オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ブルガリア、フランス、ドイツ、イギリス
イタリア、オランダ、ロシア、スロバキア、スウェーデン、スイス

(アイスダンス)
ベラルーシ、チェコ、フィンランド、ジョージア、ドイツ、ハンガリー、イスラエル、ラトビア、
ロシア、スロバキア、スペイン、スイス、トルコ


■四大陸選手権
(男子シングル)
オーストラリア、カナダ、中国、日本、カザフスタン、メキシコ、韓国、アメリカ、ウズベキスタン
ALT⇒スロベニア、スウェーデン、ルーマニア、トルコ

(女子シングル)
オーストラリア、カナダ、中国、日本、メキシコ、ニュージーランド、韓国、アメリカ、南アフリカ
ALT⇒ボスニア・ヘルツェゴビナ、スウェーデン、ジョージア、ノルウェー

(ペア)
オーストラリア、カナダ、中国、日本、韓国、アメリカ、ブルガリア、ハンガリー、ポーランド
ALT⇒セルビア、スロベニア、チェコ、スペイン

(アイスダンス)
オーストラリア、カナダ、中国、日本、ニュージーランド、アメリカ、ベラルーシ、オランダ、トルコ
ALT⇒ハンガリー、フィンランド、チェコ、ドイツ


■世界ジュニア
(男子シングル)
オーストラリア、台湾、中国、チェコ、フランス、ドイツ、ラトビア、ノルウェー
スロバキア、スペイン、ウクライナ、スウェーデン、スイス

(女子シングル)
オーストリア、中国、エストニア、フィンランド、ハンガリー、イスラエル、イタリア
カザフスタン、ルーマニア、ロシア、南アフリカ、スロバキア、ウクライナ

(ペア)
ベラルーシ、カナダ、中国、チェコ、イギリス、イタリア、日本、韓国、ロシア
スウェーデン、スイス、ウクライナ、アメリカ

(アイスダンス)
ベラルーシ、カナダ、チェコ、フランス、ドイツ、イギリス、イスラエル、イタリア、ラトビア
ポーランド、ロシア、ウクライナ、アメリカ


■世界選手権
(男子シングル)
ベラルーシ、カナダ、チェコ、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、韓国、カザフスタン
スウェーデン、スイス、ウクライナ、アメリカ

(女子シングル)
カナダ、チェコ、フィンランド、フランス、ハンガリー、イタリア、日本、ラトビア、オランダ
韓国、スロバキア、スイス、ウクライナ

(ペア)
オーストラリア、オーストリア、ベラルーシ、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス
イタリア、日本、韓国、ロシア、アメリカ

(アイスダンス)
ベラルーシ、中国、フィンランド、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、ロシア、スロバキア
スペイン、トルコ、ウクライナ、アメリカ


ISU選手権大会の採点ジャッジは13人のうち9人が抽選によって第1セグメント(いわゆるSP)採点メンバーに選出され
漏れた4人と、SPを担当した9人から抽選で選ばれた5人が第2セグメント(FS) の採点を行いますが
四大陸選手権に関しては上段の9カ国がSPもFSも担当し、
メンバーに不測の事態が生じて採点に加われなくなった場合のみ
ALTが変わって採点ジャッジに入るというシステムになっています
欧州選手権は基本欧州加盟国のみで、四大陸選手権は4大陸の加盟国9か国が採点を行い
ALTに欧州加盟国から選出されるのですが
今回はペア、アイスダンスに関して欧州ジャッジが正式な採点ジャッジとしてはいることになりました

日本が派遣する採点ジャッジは世界ジュニアではペアのみ
世界選手権も女子シングルとペアの2種目という寂しいことになりました
まあ、日本のジャッジというのは露骨なまでに自国選手に身贔屓採点すると公言し、
実際にその採点を行うようなどこぞの国と異なり
「自国の選手だからといって決して甘い採点はしませんぜ」という
バカがつくほどくそまじめな採点をなさる方ばかりなので入ったからといって関係ありまへん


ISU選手権大会賞金改訂

ISU Communication 1976にてISU選手権大会における賞金についての発表がありました

今回発表になったのはISU Communication 1924の改訂版。
変更点は以下の通り
・世界選手権に関してこれまでどの種目も12位まで賞金を得られたのがペアは8位まで、アイスダンスは10位までとなった
(男女シングルは変更なし)
・四大陸選手権に関して賞金が引き上げられ欧州選手権と統一されるかわりに両大会とも
賞金が出るのは男女シングルは8位まで。ペアは5位まで、アイスダンスは6位までとなった。
・世界ジュニアに関して賞金が出るのは各種目5位までとなった


欧州選手権が五輪や世界選手権よりも歴史が古く権威ある大会で
加盟国がトップクラスの選手を派遣し続けているのに対し
相変らず四大陸選手権の方は同じカテゴリーに属しながら
強豪国がワールド代表から漏れた選手ばかり派遣し続けている事にも改定の理由があったのではないかと思います

料金を引き上げるからには世界選手権代表クラスの選手を派遣せえよという事ではないでしょうか
そんなん言われても日本やアメリカは選考から漏れた選手でも同等の力を持った選手が多くいるんだから仕方ないやん(-_-メ)


選手たちが1シーズンに得る賞金はどのくらいになるのかについて纏めてみました(単位は全てUSドル)
※従来の獲得賞金と比較するためにカットされた賞金を加筆しました

Ⅰ.カテゴリー1
■世界選手権
男女シングルペアアイスダンス
1位45,00067,50067,500
2位27,00040,50040,500
3位18,00027,00027,000
4位13,00019,50019,500
5位10.00015,00015,000
6位7,00010,50010,500
7位6,0009.0009,000
8位5,0007,5007,500
9位3,5005,250 ⇒無し5,250
10位3,0004,500 ⇒無し4,500
11位2,5003,750 ⇒無し3,750 ⇒無し
12位3,0003,500 ⇒無し3,500 ⇒無し
賞金総額142,000213,000⇒196,500213,000⇒206,250
ペアの9位以下、アイスダンス11位以下の賞金がカットされて賞金総額が710,000から686,750に下がった

■欧州選手権、四大陸選手権
※()は変更前の四大陸選手権獲得賞金。ユーロは変更なし

男女シングルペアアイスダンス
1位20,000(15,000)30,000(22,500)30,000(22,500)
2位13,000(9,000)19,500(13,500)19,500(13,500)
3位8,000(6,000)12,000(9,000)12,000(9,000)
4位6,500(4,500)9,750(6,750)97,50(6,750)
5位5,000(3,250)7,500(5,000)7,500(5,000)
6位4,000(2,500)6,000(3,750) ⇒無し6,000(3,750)
7位3,500(2,250)5,250(3,500) ⇒無し5,250(3,500) ⇒無し
8位3,000(2,000)4,500(3,000) ⇒無し4,500(3,000) ⇒無し
9位2,500(1,750) ⇒無し3,750(2,500) ⇒無3,750(2,500)  ⇒無し
10位2,000(1,500) ⇒無し3,000(2,250) ⇒無し3,000(2,250) ⇒無し
11位1,500(1,250) ⇒無し2,250(1,750) ⇒無し2,250(1,750) ⇒無し
12位1,000(1,500) ⇒無し1,500(1,500) ⇒無し1,500(1,500) ⇒無し
賞金総額70,000⇒63,000(ユーロ)
50,000⇒63,000(4CC)
105,000⇒78,750(ユーロ)
75,000⇒78,750(4CC)
105,000⇒84,750(ユーロ)
75,000⇒78,750(4CC)
男女シングルの9位以下、ペアの6位以下、アイスダンス7位以下の賞金がバッサリ切られて
賞金総額はユーロは350,000から289,500に下がり、同等の金額になった4CCは賞金総額そのものは250,000から289,500に上がった

■世界ジュニア

男女シングルペアアイスダンス
1位10.00015,00015,000
2位7,00010,50010,500
3位5,0007,5007,500
4位3,0004,5004,500
5位2,7504,0004,000
6位2,500 ⇒無し3,750 ⇒無し3,750 ⇒無し
7位2,250 ⇒無し3,500 ⇒無し3,500 ⇒無し
8位2,000 ⇒無し3,250 ⇒無し3,250 ⇒無し
9位1,750 ⇒無し2,750 ⇒無し2,750 ⇒無し
10位1,500 ⇒無し2,250 ⇒無し2,250 ⇒無し
11位1,250 ⇒無し1,750 ⇒無し1,750 ⇒無し
12位1,000 ⇒無し1,500 ⇒無し1,500 ⇒無し
賞金総額40,000 ⇒27,75060,000 ⇒41,50060,000 ⇒41,500
各種目6位以下の賞金がバッサリ切られて賞金金額は200,000から138,500に下がった

■エキシビション出演料(共通)

メダリストその他出演選手
男女シングル(シニア)900750
        (ジュニア)400200
ペア、アイスダンス(シニア)1,350900
           (ジュニア)6,004,00

賞金総額が上がったのは四大陸選手権のみでその他の選手権大会は軒並み下がりました。エーッ?。。。
4CCが上がったぶん世界ジュニアの方にしわ寄せがきてしまったようで何だかなぁという感じ。
まあ、ペア、アイスダンスは出場選手も少ないので仕方ないのかもしれませんが
男女シングルまでバッサリ切らんでもと思います。ISUは経費削減しなければならないほど赤字なのかしらん
う゛。。。この分だとシーズン終了時点のワールドスタンディングボーナスまでカットされてしまいそうだ。。。


Ⅱ.カテゴリー2
■ISUグランプリシリーズ(シニア)
グランプリシリーズ(4種目共通)ファイナル(4種目共通)
1位18.00025,000
2位13.00018,000
3位9,00012,000
4位3,0006,000
5位2,0004,000
6位3,000
エキシビション出演料200(男女シングル)
300(ペア、アイスダンス)
 無し
罰金3,0005,000
static.isu.org/media/209550/gp-general-announcement-2015_16_final.pdf
GPSでは罰金についても明記されていたので紹介させていただきました
罰金対象は昨季中国杯でリプ子がやらかしたような表彰式や記者会見のすっぽかし、
エキシビションを理由も無く出演しなかったことなども含まれますが
この大会に関しては「SPやFSの競技プロそのものをEXでやったら罰金」というルールにもなっています
選手たちが競技プロだけでなくEXプロをわざわざ用意するのもこのような事情があります


■ISUグランプリシリーズ(ジュニア)

男女シングルペア、アイスダンス
1位2,0003,000
2位1,5002,250
3位1,0001,500

■ISUグランプリシリーズファイナル(ジュニア)
男女シングルペア、アイスダンス
1位6,0009,000
2位5,0007,500
3位4,0006,000
4位3,0004500
5位2,0003,000
6位1,0001,500
static.isu.org/media/200452/jgp2015-16_announcement_withcharts_final.pdf


Ⅲ.その他大会

■ISUフィギュアスケート国別対抗戦
団体獲得賞金出場選手個人の内訳
男女シングルペア、アイスダンス
1位200,00030,00040,000
2位170,00025,50034,000
3位160,00024,00032,000
4位150,00022,50030,000
5位140,00021,00028,000
6位130,00019,50026,000
※エキシビションに関して招待選手は男女シングルは1人につき10,000、ペア、アイスダンスは15,000ドルの出演料が与えられる
(競技出場選手は無し)
※理由なしに辞退した場合は男女シングルは10,000、ペア、アイスダンスは15,000の罰金
static.isu.org/media/188306/wtt2015_announcement_final.pdf

■ISUチャレンジャーシリーズ

男女シングルペア、アイスダンス
1位4,0005,000
2位3,0004,000
3位2,0003,000
※CSのみスイスフランで支払われる。
※各大会上位選手でなく最大出場数3大会よりベストスコア2大会のトータルを集計し
総合上位3選手のみこの賞金が与えられる
static.isu.org/media/190985/1928-challenger-series-2015-16-communicatin-version-jan-20-2015.pdf

3Aへの挑戦を始めた女子選手たち

ブログ更新を休んでいる間にネーベルホルンSPでは長洲未来が、
スケートアメリカFSではカナダのアレイン・チャートランドが
それぞれ3Aを入れる取り組みを始めました
プログラム完成度重視な採点傾向の強い女子では
浅田真央やエリザヴェータ・タクタミシェワのようにある程度完成度が高くなければ
挑戦する選手は当面出てこないと思ってました。
不完全でも挑戦する選手が新たに表れるというのは嬉しい誤算でした
もっともスケートアメリカFSで3Aに挑戦したアレイン・チャートランドに関してはいろいろ批判が多かったようで・・・

というのもジャンプが失敗続きでジャッジ評価はこんなことになってしまったから
アレイン・チャートランドFSプロトコル_convert_20151027021440



3A⇒転倒
3Lz⇒UR転倒
3F⇒e判定両足着氷
3Lo⇒ステップアウト
2A⇒DG転倒
3Lz+3T⇒セカンド3TでDG両足着氷(第1ジャンプもツーフットぽい)
3S+SEQ⇒3S+2Aを予定するも第1ジャンプステップアウトのため2Aはノーカン

…と7度跳んだジャンプ全て大幅減点という結果に。

某掲示板では「マトモに要素もこなせないくせに無理にブッ込んでみっともない」
「博打みたいなもの」「無謀な挑戦」などと散々な言われ様でした
日本は全日本選手権だけでなくGPSやCSなど公式戦、準公式戦のスコア、ワールドスタンディング全てが
世界選手権や四大陸選手権、五輪の選考対象となってしまうため
初戦から失敗が許されず大技に挑戦しづらいところもありますが
アメリカ、カナダ等はGPS終了後の国内選手権のみで代表選考が行われますので
そんなにブウブウ文句を言わんでも…と思います。

アレイン・チャートランドの3Aに関して助走のスピードや入り方としては十分で、
高さや飛距離が足りなかったという事も無かった
彼女に関してどこに問題があったかというと跳び上がってからの回転軸のとり方ではないかと思う。

今年認定を受けたエリザヴェータ・タクタミシェワ、浅田真央のジャンプと比較してみると
成功した二人の3Aは降りるときまで真っ直ぐ細い回転軸を保てていますが
チャートランドのジャンプは跳び上がった直後では軸は真っ直ぐ前傾気味ではあったものの
回転すればするほど体の軸が後ろへ、後ろへどんどん傾いて大きくのけぞるようにまでなってました
その傾向はトリプルアクセルだけにとどまらず、失敗した全てのジャンプにも出ていました
トリプルアクセルで大きく転倒してもリンクを爆走し、他のジャンプを思い切りよく踏み切っていたし
ギュルルルると勢いよく回転もして高さもしっかり出せていました。
スピンやステップでもスピードは保てていた。
18、19歳の頃のカロリーナ・コストナーのようにスピードをうまくコントロールできず
ジャンプの滞空中に体が遠心力に負けて軸を保てなかったことに失敗の原因があったのではないでしょうか

ジャンプの助走スピードをあげれば上げるほど強い遠心力がかかり着氷にかかる重力も大きくなる。
その強い遠心力に負けずに素早く回転軸を獲り、細い真っ直ぐな軸を保ち続けるには強い体幹が必要ですし
降りた時の衝撃を受け止められるだけの筋力も必要になろうかと思います
チャートランドは今回の3Aを含めて速い助走スピードからジャンプを跳ぶ選手なので
跳び上がってから降りるまでに真っ直ぐな軸を保つことができるようになれば他のジャンプも決まってくるでしょうし
3Aも成功に近づくのではないかと思います

チャートランドとは逆に助走にスピードがなく高さや飛距離がやや足りなかったのは
公式戦開幕より一足先に開催されたネーベルホルン杯で挑戦していた長洲未来。
軸のとり方、回転の速さは悪くなかったですが高さや飛距離が足りず両足着氷、DGとなりました
長洲未来 ネーベルホルン杯2015+SP_convert_20151027172447

長洲の方も続く3T+3Tは第2ジャンプがUR判定と着氷の乱れで減点、ステップからの3Loは1回転に抜けてノーカンと
ジャンプ全てミスという事になってしまいました
曲調がバラード系というのもありますが全体的にスピードも無かった。
長洲の場合は3Aですべての体力を消耗してしまったような気がする

今年女子としては認定を受けたエリザヴェータ・タクタミシェワも冒頭に3Aを跳んで
後半ジャンプが抜けたりスケーティングのスピードが落ちたりもしていた
リーザに関してリンクの使い方が小さい。体力温存のためでもあるんだろうけど
それでもノーミスというのは難しかったりもする
12~13歳の頃から3Aを維持し続けて、所狭しとリンクを大きく使って
大きなミスをほとんどすることなく演技をまとめ上げる浅田真央は規格外だと思う


チャートランドは19歳。長洲未来は22歳。
共に体型の変化を終えてから習得を始めた選手です
浅田真央やタクタミシェワのようにノービス、ジュニアの頃に一度は完成させていた選手が精度を戻すのと
二十歳前後で一から習得を目指すのでは難しさも異なるかと思います
それでも自身のレベルアップのために、競技を勝ち上がるためにトリプルアクセルは必要と習得を決めた二人の挑戦意欲は素晴らしい

伊藤みどりはアイスショーで男子選手のトリプルアクセルをじかに見て手本とし
浅田真央はそのみどりのジャンプのビデオを擦り切れるほど見て手本にし、自分のものにした。
エリザベータ・タクタミシェワを指導しているミーシンコーチも
ジュニア、シニアに上がってまもなくの頃の真央のジャンプを参考にしたという。
今は動画投稿サイトなどもいくつもあり、過去の演技もたくさん見られるようにもなっているので
習得にあたって手本にできるものはたくさんあると思う
長洲、チャートランドらには今後も失敗を恐れずに挑戦を続けて認定を勝ち取ってほしいですし
二人に続く新たな3A挑戦者が今後も出てきてほしいと願っています


GPSスケートアメリカ雑感②

エフゲーニャ・メドベデワ
SP:白夜の調べ

FS:「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」より

また恐ロシアからとんでもない選手がシニアに上がってきました。
SPではジャンプは全て後半に、FSではジャンプ5つを後半に固めるという構成でした。
しかもほとんどのジャンプで片手をあげるタノ付き。
音楽のハイライトやシーンに合せてタノならインパクトもあるのでしょうが
これだけタノをつけまくるともはやしつこいという気が。
GPSの初戦というのはこれまでの経緯を見るに高得点が出がちなところがあるのですが
SPもFSも気前良く評価出し過ぎのような・・・(特にPCS)
FSはパーフェクトに演じていれば140点ですか。ヒェー(@_@;)

競技プロではタノつけまくりのエフゲーニャちゃん、EXではタノは無しでした



グレイシー・ゴールド

SP:エル・チョクロ

FS:火の鳥

SPでは3Fが2回転に抜けてノーカン判定を受けましたがFSではしっかりと決めてきました
ずっとアウト踏切だったフリップはどちらもきれいなインサイドになってました
ジャンプを矯正すると他のところに影響が出る場合もありますので
(安藤美姫は3F矯正で3Lzに、浅田真央は3Lz矯正の影響が3Loに出た)
ジャンプの成否に波が出ないことを祈ります
最後のジャンプ3Sが2回転に抜けるというミスがなければ141点の大台に乗っていた計算になります
浅田真央がジャパンオープンで141点を出して以来、アンナ・ポゴリラヤ、ゴールドと
パーフェクトなら141点前後という評価をジャッジは出しています
優勝ラインも140点という事になりそうな気がします。
今後もインフレ傾向が続くことになるかもしれません

EXでは大人っぽく纏め髪の位置を変えてきたゴールドさんでした


宮原知子
SP:リバーダンス

FS:リスト「ため息」

今季はGPSに優勝してファイナル進出を!と意気込んでいた宮原にとっては悔しい結果に終わってしまったのではないでしょうか。
SPは見た目のミスはなかった。なのに3Fは!判定とUR判定を同時に受けてしまいましたし
FSでも同じ判定を受けたばかりか3Lzでも転倒をしてしまいました
3Fはフラット気味に踏み切るところがありますしジャンプに高さや着氷の流れが出ないので
今後回転不足や踏切判定を頻繁に取られるようになると厄介かもしれません
シーズン前は「浅田真央に近づきたい。手本にしたい」とやや遠慮がちな発言をしていた宮原も
スケアメ直前では「真央に勝ちたい」という頼もしい発言に変わってきていました
その心意気や良し。次は浅田も出場するNHK杯なので真央に勝つつもりで全力でぶつかってもらいたいです。

宇野昌磨の紹介で始まった宮原のEXプロは「翼をください」英語バージョンでした。


ユリア・リプニツカヤ
SP:エルビス・プレスリーメドレー

FS:Leningrad

これだけルッツとフリップで着氷が乱れているところ見ると体型の変化だけでなく
ルッツ矯正にも苦しんでいるのかもしれません
何しろルール改正では「ルッツ、フリップの踏切りについては予定として申告していた踏切りでなく
実際に踏み切ったエッジで判断する(ことも検討する)」
の期限が来季に迫ってますので


アレイン・チャートランド

チャートランドさん、FSで3Aに挑戦してきました。
結果は回転は認定されるも転倒となってしまいました。。。

今季女子における3A挑戦はネーベルホルン杯SPの長洲未来、
ジャパンオープン浅田真央、エリザベータ・タクタミシェワに続いて4人目です

ルール改正によってクワドの中間点が軒並み上がる中、3Aだけは下がった。
なんか「女子の3A必須化は何としてでも止めたい」というISUの嫌がらせにも思えますが
真央復帰で女子選手は3Aの必要性を肌で感じ、危機感を持っているのかもしれません
こちらの更新記事にて「ルッツ、フリップにエラー持ちが多い女子では
平昌五輪までに大技必須時代が来ることはない」
と書いてしまいましたが
少しずつ風が吹き始めているのかもしれません
失敗を恐れずに今後も挑戦してもらいたいです

テレ朝地上放送の解説は女子担当は織田信成、男子担当は佐野稔でした。
どの選手にも正確で公平な愛ある信成解説に比べて
ミノルの居酒屋解説、相変らずいい加減だなぁー(特に昌磨のくだり)。
女子担当鈴木明子、男子担当信成、若しくは女子も男子も信成くんでいいじゃん。
あっこちゃんは月曜にレギュラー出演番組抱えているので難しいかもしれないけど


GPSスケートアメリカ雑感①

シニア公式戦であるISUグランプリシリーズ第1戦目・スケートアメリカ(開催地:ミルウォーキー)が終了。
日本からは宇野昌磨、無良崇人、宮原知子、今井遥、中塩美悠の5選手が出場しました

結果はこちら
2015スケートアメリカ男子_convert_20151026090129
2015スケートアメリカ女子_convert_20151026090210

男子プロトコル
SP:www.isuresults.com/results/season1516/gpusa2015/gpusa2015_Men_SP_Scores.pdf
FS:www.isuresults.com/results/season1516/gpusa2015/gpusa2015_Men_FS_Scores.pdf

女子プロトコル
SP:www.isuresults.com/results/season1516/gpusa2015/gpusa2015_Ladies_SP_Scores.pdf
FS:www.isuresults.com/results/season1516/gpusa2015/gpusa2015_Ladies_FS_Scores.pdf

男子はSPでトップに立った地元アメリカのマックス・アーロンが逃げ切って優勝
女子でも昨季世界ジュニア女王エフゲーニャ・メドベデワがSPの貯金で逃げ切って優勝しました。
日本の最高位は宇野昌磨準優勝、宮原知子3位でした

マックス・アーロン
SP:誰も寝てはならぬ

FS:白鳥の湖

FSでは残念ながら2Aでステップアウトのミスが出ましたがその他のジャンプは完ぺきでした
課題があるとすればスピンでしょうか?
SP、FS合わせてレベル4を獲れたのは1つしかありませんでした。
羽生結弦はじめトップ選手ではステップ、スピンでレベル4を獲りきる選手が多いので
今後優勝争いに加わるためにも取りこぼしたスピンについてブラッシュアップを願いたいものです

(おまけ)
衣装が練習着のような超シンプルなアーロン君はEXでも超シンプル衣装だったのでございました



宇野昌磨
SP:Regends

FS:トゥーランドット

SPでは後半ステップからの4Tが空中で軸が外れて転倒してしまいました
今季からクワドの-3評価は4.00になってしまいましたのでこれが大きく響いてしまいました。

FSではすべてのジャンプを降りました。ところどころオーバーターンな着氷がありましたので
有り余るスピードを着氷でうまくコントロールできずにいるのかもしれません。
それでも後半に4Tコンボを入れてもスタミナが全く切れないところ、
159㎝という小柄な体型を全く感じさせない
体全体を大きく使って自身の世界観を見せられる高い表現力は素晴らしいと思います
アレクセイ・ミーシンから「日本開催の大会で過大評価だ」と口撃されたジャパンオープンのスコアから
着氷が乱れたりレベル取りこぼしで失った点数を引くとほぼ今回のスコアと同じになりますので
プログラムとしてもジャッジからは高く評価されているのだと思います
最後のコンビネーションスピンではアプライトのところでトラベリング気味になってしまうところがあるので
演技が終わるまで要素は丁寧に行っていただきたいものです

地上放送で佐野稔が1本目の4T後に
「本当はここでコンビネーションにしたかったんですけどね」などとのたまってましたが
昌磨は後半の4Tにコンビネーションを予定しております。
ジャパンオープンの神演技を知らんのか!このバカモン!!(▽Ⅲ▽♯)

(おまけ)

EXのスピンでもやっぱりトラベリングの癖が出てました。この辺が課題といえば課題なんでしょうね

ジェイソン・ブラウン
SP:華麗なるギャツビー

FS:ピアノ・レッスン


SPではコンビネーションジャンプでセカンド3Tが1回転に抜けて8位と出遅れましたがFSで巻き返して3位表彰台。
男子はもはや優勝争いするためにはSPで1本、FSで複数跳ぶのが当たり前となってきていますが
彼にとってはクワドはまだ降りるのがやっとでプログラムに入れるのも「挑戦」の段階なのかもしれません
スピン、ステップ、基本のスケーティングは申し分ありません。
ワールドや五輪の表彰台でメダルを手にする彼を見たいので頑張って習得してもらいたいです

ところでジェイソン君のヘアスタイルって、束ねたゴムを取ればこんなになるんですね

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

ぶー

Author:ぶー
選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
リンクや記事引用はご自由にどうぞ
キムチ派、宇宙人とゆかいな仲間たちは訪問お断り

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (70)
ルール (23)
国内報道 (3)
浅田真央 (13)
オリンピック (5)
フィギュアスケート技術 (2)
大会 (55)
キム・ヨナ (14)
ジャンプ技術 (5)
韓国 (5)
日本選手 (10)
国外選手 (2)
GPS (32)
ステップ技術 (2)

リンク

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
スポーツ
521位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ウィンタースポーツ
40位
アクセスランキングを見る>>

FC2拍手ランキング

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。