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2016-01

浅田真央、四大陸選手権辞退

浅田真央が四大陸選手権を出場辞退するという報道がありました

浅田真央が四大陸選手権の出場を辞退
デイリースポーツ 1月15日(金)17時15分配信

 日本スケート連盟は15日、フィギュアスケートの元世界女王の浅田真央(25)=中京大=が、代表に選出されていた2月の四大陸選手権(台湾)を辞退したと発表した。

 補欠の村上佳菜子(中京大)が代わりに出場する。辞退の理由については「(3月の)世界選手権に向け、集中したトレーニングを行うため」としている。


真央、四大陸フィギュア辞退…世界選手権に集中
読売新聞 1月15日(金)18時38分配信

日本スケート連盟は15日、フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が、2月に台北で開催される四大陸選手権代表を辞退したと発表した。

 3月開幕の世界選手権(米ボストン)に向け、「集中したトレーニングを行う」ことを理由としている。代わりにソチ五輪代表の村上佳菜子(中京大)が出場する。

 浅田は昨年末の全日本選手権で3位に入り、両大会の代表に選出された。四大陸選手権については、1シーズン休養して下がった世界ランクを上げ、試合感覚を取り戻すためにも出場する意向だった。


四大陸選手権開催地の台北や地元ファンにとっては羽生結弦も来ない、
浅田真央も出場しないというのは非常に残念な事だったかもしれませんが
一度は不本意な演技にモチベーションが下がり引退まで考えてしまった真央が
『一試合、一試合目の前の試合をこなすことでいっぱいいっぱい』であっても
ワールドに向けて前向きになり、もう一度全力でぶつかりたいとポジティブな気持ちになってきたからだと信じたい

コンディションを最高の状態に仕上げて
ワールドで真央自身納得のできる演技ができますように

村上佳菜子にとっては四大陸選手権はもう一度連盟から与えられたチャンスでもある。
佳菜子がこのチャンスを最大限に活かせますように。
出場した選手たちが納得のできる演技ができますように心から祈っています





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Team Challenge Cup 続報②

こちらでも『Team Challenge Cup (Invited)』続報について紹介させていただきましたが
正式にアナウンスメントが発表されましたので改めて詳細を。。。

アナウンスメント:static.isu.org/media/268627/2016-team-challenge-cup-announcement-final.pdf

■概要
チーム北米、チーム欧州、チームアジアの3地域による対抗戦


■開催地
ワシントン州スポケーン


■日程
現地時間日本時間
4月20日(水)出場選手到着
4月21日(木)公式練習。セレモニー(マッチアップの発表)
4月22日(金)公式練習
4月22日(金)19:00~4月23日(土)11:00~男女ショートプログラム
4月23日(土)13:00~4月24日(日)07:00~ペアFS、アイスダンスFD
4月23日(土)19:00~4月24日(日)11:00~男女シングルフリープログラム
4月24日(日)14:00~4月25日(月)08:00~エキシビション


■賞金
総額617.000$
(内訳)
1)チームショートプログラム
優勝チーム:60.000$(シングル選手一人につき10.000$)
     2位:42.000$(シングル選手一人につき7.000$)
     3位:30.000$(シングル選手一人につき5.000$)
その他:最高得点選手には男女とも+5000$

2)チームチャレンジカップ

優勝チーム:210.000$(15.000$×14)
     2位:140.000$(10.000$×14)
     3位:105.000$(7.500$×14)
その他:ペアFS最高得点選手、アイスダンスFD最高得点選手にはカップルで+10.000$
賞金は銀行振り込みで行われる


■出場選手
男女シングル3名(WSによる出場選手2名、投票による選手1名)
ペア:2組(WSによる)
アイスダンス:2組(WSによる)

■選出について
1)ランキングによって選出される選手
WSによって招待される選手は2016年1月1日時点のWS最上位2名。
但し拘束力はなく、2月10日までに招待者が辞退を表明した場合は次のランクの選手が招待される
これは男女シングル2名、ペア、アイスダンス各2組の8エントリーが確定するまで継続する
WSによって出場する選手は同一のISU加盟国であってはならない

2)投票によって選出される選手
・3月15日に各チームより世界選手権出場選手の中から候補者5名が発表される
・直ちに投票が開始され、4月4日までに最多獲得票選手が決定
・最多得票者は3営業日以内(4月7日)に出場するか否かの意思を表明する
 最多獲得票者が辞退した場合は投票2位の選手が招待される
・4月5日以降に最多獲得票者に辞退者が出れば主催者が予備の招待者の中から決定する


■試合形式
1)第1日目チームショートプログラム
○各チームは第1スロット、第2スロット、第3スロットの出場選手をそれぞれ決定し、封書にて提出する
4月21日(木)のセレモニーにてマッチアップが発表される
○第1スロット、第2スロット、第3スロットごとに演技を行い
1位には12ポイント、2位には10ポイント、3位には8ポイントが与えられ総合ポイントにて優勝者が決定
ウォームアップは各スロットごとに男女混成で行う

タイブレーク
・男女シングルトップ選手の総ポイント数が同じ場合は
①各チーム最上位の男女シングル総得点
②①でも並んだ場合は各チーム2番手の男女シングル総得点
③②2でも並んだ場合は各チーム3番手の男女シングル総得点

チームショートプログラム終了後表彰が行われてスコアトップ選手委は賞金が授与される

2)第2日目チームチャレンジカップ~ペア、アイスダンス
○各組2組のペア、アイスダンス選手が演技を行い各チームペア最上位選手と
アイスダンス最上位選手の総合得点のみ集計
される
この時点でペアの最高得点選手、アイスダンスの最高得点選手は表彰され
賞金が授与されるがこの時点で順位は男女シングルに持ち越される

3)第2日目チームチャレンジカップ~男女シングルフリー
○夜のセッションにて総合得点が確定
○各チームでウォームアップ1グループ、2グループ、最終グループを決定。
最終グループにはチームショートプログラムのトップ選手で編成される
○女子の集計対象者は各チーム最上位2名(3番手の選手の得点はカット)
○男子の集計対象者は各チーム最上位2名(3番手の選手の得点はカット)
最終的なチーム得点はペア、アイスダンス各最上位1組と男女シングル最上位2名のみの得点で集計される

※プログラムコンテンツシートは大会組織委員会にオープンにしなければならない
(オフィシャルのみへの提出は×)
男女シングル、ペア、アイスダンス各選手はコーチ1人のみ認められる(キスクラに何人もコーチが座るのは×)


■オフィシャル
テクニカルパネルは全てISU資格者であり異なる大陸から編成される
採点ジャッジは7名北米2、欧州2、アジア2、その他オセアニアから1のISU資格者で編成される
データ&リプレイオペレーター、レフェリーはISU資格者で編成されなければならない


■アンチドーピング
対象者:男女シングルでフリースケーティング最高得点を出した選手
     優勝したチームについての男女シングル、ペア、アイスダンス選手については抽選で1組ずつ
     ペア、アイスダンス選手については「男女とも」でなく「どちらか1人」でよい




2016年1月1日時点のWS最上位2名には変動はありませんでしたので
前回エントリーの選手たちに招待状が届くものと思われます
■チームアジア
男子シングル:羽生結弦(日本)、デニス・テン(カザフスタン)
女子シングル:宮原知子(日本)、エリザベート・ツルシンバエワ(カザフスタン)
ペア:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン(中国)、キム・ジュシク&Tae Ok Ryom(北朝鮮)
アイスダンス:レベッカ・キム&キリル・ミノフ(韓国)、シーユエ・ワン&シンユー・リウ(中国)

■チーム北米
男子シングル:ジェイソン・ブラウン(アメリカ)、ナム・ニューエン(カナダ)
女子シングル:グレイシー・ゴールド(アメリカ)、ガブリエル・デールマン(カナダ)
ペア:ミーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード(カナダ)、アレクサ・シメカ&クリス・クニエリム(アメリカ)
アイスダンス:ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ(カナダ)、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)

■チーム欧州
男子シングル:ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、セルゲイヴォロノフ(ロシア)
女子シングル:エリザヴェータ・タクタミシェワ(ロシア)、ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)
ペア:クセニア・ストルボワ&ヒョードル・クリモフ(ロシア)、ニコーレ・デラ・モニカ&マッテオ&グアリーゼ(イタリア)
アイスダンス:アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア)、ガブリエラ・パパダキス&ギョーム・シゼロン(フランス)


今回チームチャレンジカップに何ら拘束力がないと判明しましたので
羽生も宮原も招待を蹴ることは十分できることになりますし
浅田真央が投票でアジア1位になったとしてもチームチャレンジカップを辞退することも十分できることになります
…よかったよかった。

たとえば男子シングルのチームアジアで羽生が辞退した場合はデニス・テン&宇野昌磨になり、
羽生もテンも辞退した場合は宇野&ミーシャ・ジーという事になります
女子も同様で宮原知子が辞退した場合は本郷理華&ツルシンバエワとなり、
宮原、ツルシンバエワが辞退した場合は本郷&ジジュン・リ、さらに本郷も辞退した場合は村上佳菜子&ジジュン・リとなります

日本では4月9、10日には大阪で、16、17日には東京でスターズオンアイス30周年記念特別公演が組まれています
figureskate-soi.com/
SOIレギュラーメンバーにはハビエル・フェルナンデス、デュハメル&ラドフォード、ウィーバー&ポジェらが入っています

ワールドの開催されるボストンから成田までの飛行時間は13時間40分。ボストンと日本の時差は13時間
日本で公演に出演してワシントン州スポケーンに移動するとなると経由地のシアトルまで8時間50分
そこから国内戦乗継となりますし時差は16時間もあります
東京公演からチームチャレンジカップまで1週間も無いので非常にタイトな日程となります
宮原知子はIMGとマネジメント契約を結んでいますのでSOIの出演を求められるような気もします

あと、アナウンスメントをじっくり読んでみて、引っ掛かりを感じるのは
ウォームアップが男女シングルがちゃんぽんで行われること。
男子と女子ではスケーティングのスピードは全然違う上に
男子の方がはるかに難度の高いジャンプを跳ぶのでさらにスピードを出すことが予想されます
スピードも劣る女子は男子と一緒では練習にはならないと思います。
男子も女子選手に非常に気を使うことになるのでは?

あと男子ではここ最近実際何度となくウォームアップや6分間練習で衝突事故も起きています
2014年中国杯では羽生結弦は衝突事故により頭と顎を縫う大けがもしています
万が一男女が一緒に練習して怪我でもしたらどないすんねん?
連盟や大会主催者が責任とってくれるんですか?!

TCCはアメリカの自己満足みたいな大会ですし
有力選手は断っちゃっていいんじゃないでしょうか

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ぶー

Author:ぶー
選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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