2016-02

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日本スケート連盟、アスリート委員会設置

 以前から現役選手の意向を反映し、連盟全体でサポートするために
何らかの委員会を立ち上げると宣言はしていたものの、
その後「やるやる詐欺」状態でほったらかし状態のようになっていた「アスリート委員会」
漸く立ち上げになりました
ソースはこちら

アスリート委員会立ち上げ
名前を連ねているメンバーは以下の通り
skatingjapan.or.jp/image_data/fck/file/2015/160124_athlete_iin_member.pdf

■委員長
荒川静香(フィギュアスケート)

■副委員長
黒岩敏幸(スピードスケート)
寺尾悟(ショートトラック)

■委員
石澤志穂(スピードスケート)
小平奈緒(スピードスケート)
及川佑(スピードスケート)

   
鈴木明子(フィギュアスケート)
本田武史(フィギュアスケート)
浅田真央(フィギュアスケート)
無良崇人(フィギュアスケート)


桜井美馬(ショートトラック)
坂爪亮介(ショートトラック)
齋藤仁美(ショートトラック)

    

日本スケート連盟会長の橋本聖子氏が現場の声を吸い上げて連盟が選手をサポートすると
委員会を立ち上げるという話は2013-2014年のソチ五輪シーズンの5月あたりに出ていたのですが
人選が難航したのか結局全く機能しないままになっていました
・・・というか、音頭をとった橋本聖子が例のチュー騒ぎで問題起こしたというのが一番大きかったのかもしれんけど
結局連盟のサポートは何も無しでスケートに関してメダルを取れたのは羽生結弦の金メダル1つだけ。
羽生に関しても連盟からのサポートは無かったんじゃなかろうかと思うくらいでした

アスリート委員会というものは日本柔道連盟、水泳連盟など個別に立ち上げられていますし
2020年東京五輪に向けても誰もがスポーツをする、見る、支える社会の実現や
社会や地域の規範となるアスリートの育成
パラリンピックを機に健常者と障害を持つ方の矯正社会実現を目指して立ち上げられています

一番早かったのは柔道連盟でしょうか。
柔道に関しては女子選手への暴力指導問題やセクハラなどの不祥事が起きたことから
広報・普及とアンチドーピングなどのモラル向上や社会貢献などのために委員会立ち上げとなりました

日本スケート連盟も漸くという気がします
まだ具体的に何をすると決まったわけではないですが
選手の育成やショートトラック、スピードスケート、フィギュアを普及するためのリンクの設置などを目指していくのではないでしょうか
メディアに関しては特定の選手へのアゲサゲ報道が酷いですから
偏向報道から選手を守ることにも力を入れていただきたいものです
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四大陸選手権優勝の宮原知子に異議を唱える人々

四大陸選手権を214.91という高得点で優勝した宮原知子。
ただこのFS構成に関してモヤモヤ感を持つ者は少なくないようで。。。


2回転ジャンプ、3回転ジャンプの基礎点とSOVはこちら(ISU Communication1944より)
2回転ジャンプ、3回転ジャンプのSOV
 現行ルールではジャンプは回転数に応じたSOVが定められていて、GOEはそのSOVに則ってつけられることになっています
そしてジャンプコンビネーション、シークエンスに関しては「基礎点の大きなジャンプのSOVでGOEがつけられる」
というルールにもなっています


宮原のFSエレメンツ構成を振り返ってみます
宮原知子FSプロトコル


ジャンプ構成のみ抜き出して見ますと
3Lz+2T+2Lo
3Lo
3F
3Lz
3S
2A+3T
2A+3T
と、3回転+3回転は入っていないものの、女子では許されているジャンプ7つの要素全てに3回転が入っていることによって
全てのジャンプ要素において3回転ジャンプのSOVが適用されるという事になっています

一方のエレーナ・ラジオノワ欧州選手権FSの構成を見てみます。
エレーナ・ラジオノワ ユーロFSプロトコル
ジャンプ構成のみをピックアップしてみますと
3Lz
3T
3F
3Lz
3Lo+1Lo+3S
2A
3Lo+2T
2A
構成上ではラジオノワの方が一見難しいことをやっているようにはみえますが
3回転+3回転を2度入れることによって2A2つが単独になり、
ジャンプ要素7つのうち5つしか3回転のSOVが適用されなくなっているのです
ラジ子が3Lzと3Loを2度入れて、宮原より難度の高い構成を組んでいるにもかかわらず
基礎点合計は宮原の方が上だったりもするんだなぁ、これが。

エフゲーニャ・メドベデワに関しても同様で
エフゲーニャ・メドベデワ ユーロFSプロトコル

3F+3T
3Lz
3F
3Lo
2A+2T+2T
3S+3T
2A
ラジオノワほどの難度ではないものの前半と後半に1つずつ3回転+3回転が入っていて
見た目の構成上は宮原知子よりも難度の高いものになっています
ところが3+3が2つ入ることによって2Aの1つは単独になり、2A+3T+2Tというコンボにはなっているものの、
この3連で最も基礎点の高いのは2Aですのでやっぱり3回転ジャンプのSOVが適用されるのは5つという事になってしまうのです


浅田真央は3Aを跳べるという強みがありますので
3A
3F3Lo
3Lz
2A+3T
3S
3F+2Lo+2Lo
3Lo
と2度のセカンド3回転を入れても7度全てのジャンプ要素で3回転ジャンプのSOV でGOEを得られる構成にはなっています
(セカンド3回転に関してはUR判定ばっかりだけど)
ところがその他の女子選手はSOVの高い3Aなど跳べません。
7度のジャンプの中で5種7度の3回転ジャンプと2Aを配置しなければなりませんが
3回転ジャンプに3回転をつけることによって2Aが単独になったり、
2Aを頭としたコンビネーションジャンプを跳ばなければならないという効率の悪いことになってしまうのです

宮原知子は3Lz+3Tを跳べるのにFSでは跳ばずに2A+3Tを入れていることで
「ずるをしている」「安パイな構成」みたいな印象を持たれてしまっていますが
2A2つにセカンド3回転をつけてトリプル5種7度を7度のウェルバランスの中でバラバラで跳ぶことによって
どこからでも3回転ジャンプのSOVを跳べるようにという効率の良い獲り方をしているのです
これはルールで許されている以上仕方のない事です
但し、宮原のジャンプは高さがなく回転がギリギリで降りているため着氷の流れがあまり出ず
+2や+3評価ばかりがズラズラ並ぶような得点にはなりえていないというところが難点ですが


宮原知子のような戦術は四大陸選手権女子ではジジュン・リ、パク・ソヨンの構成などにもみられていて
パク・ソヨンは
3Lz
2A+3T
3F
3S+2T+2Lo
3Lo
2A+3T
3S
と、3-3無し、2A+3T2度の構成で3Sと3T2度のトリプル5種7度の構成に

ジジュン・リも回転不足判定が目立ったものの
2A+3T
2A+1Lo+3S
3F
3Lo
3Lz

3F+2T
3S
と、やはり3回転+3回転のコンビネーション無しのトリプル5種7度にしていました

コンビネーションジャンプは最も基礎点の高いジャンプのSOVでというルールがある限りは
3Lz+3Loのような難度の高いジャンプを跳ぶよりは2A+3Tを2度跳ぶほうがマシとばかりに
難度の高い3回転+3回転を避ける傾向が女子で強まるのではないか・・・と思えるのです
3Lzも3Tも同じSOVでGOEがつけられ
3Lz+3Loも2A+3Tも同じSOVでGOEがつけられるというのは個人的にはいかがなものかと思う
コンボ基礎点は第1ジャンプ+第2ジャンプ合計でよいので難度に合わせてジャンプのGOEにもっと変化をつけてほしい

たとえば
-3評価・・・基礎点×0.3の減点
-2評価・・・基礎点×0.2の減点
-1評価・・・基礎点×0.1の減点
+1評価・・・基礎点×0.1の加点
+2評価・・・基礎点×0.2の加点
+3評価・・・基礎点×0.3の加点

・・・みたいな。

2Aから3Aまでの単独ジャンプGOEに関しては以下の通りになりますし
+3+2+1±0-1-2-3
2A+0.99+0.66+0.333.30-0.33-0.66-0.99
3T+1.29+0.86+0.434.30-0.43-0.86-1.29
3S+1.32+0.88+0.444.40-0.44-0.88-1.32
3Lo+1.53+1.02+0.515.10-0.51-1.02-1.53
3F+1.59+1.06+0.535.30-0.53-1.06-1.59
3Lz+1.80+1.20+0.606.00-0.60-1.20-1.80
3A+2.55+1.70+0.858.50-0.85-1.70-2.55

2Aからのセカンド3回転と3回転+3回転に関して言えばGOEは以下の通りになります
+3+2+1±0-1-2-3
2A+3T+2.28+1.52+0.767.60-0.76-1.52-2.28
2A+3Lo+2.52+1.68+0.848.40-0.84-1.68-2.52
3T+3T+2.58+1.72+0.868.60-0.86-1.72-2.58
3S+3T+2.61+1.74+0.878.70-0.87-1.74-2.61
3T+3Lo+2.82-1.88+0.949.40-0.94-1.88-2.82
3S+3Lo +2.85+1.90+0.959.50-0.95-1.90-2.85
3F+3T+2.88+1.92+0.969.60-0.96-1.92-2.88
3Lo+3Lo+3.06+2.04+1.0210.20-1.02-2.04-3.06
3Lz+3T+3.09+2.06+1.0310.30-1.03-2.06-3.09
3F+3Lo+3.12+2.08+1.0410.40-1.04-2.08-3.12
3Lz+3Lo+3.33+2.22+1.1111.10-1.11-2.22-3.33
3A+3T+3.84+2.56+1.2812.80-1.28-2.56-3.84
3A+3Lo+4.08+2.72+1.3613.60-1.36-2.72-4.08

難度に応じた数値にすれば2A+3Tと3Lz+3Loでは同じ+1評価でももらえる点数は前者は0.76、後者は1.10となりますし
GOE評価が多くつけばつくほどその差は大きくなります
コンボの難度を上げれば上げるほどGOEは大きくなるので、2A+3T2度のいわゆる「無難な構成」でミスなく演じることに重きを置く選手も難度を上げざるを得なくなるのではないか・・・と思うのです
但しISUは女子の大技は大嫌いなのでこんなルール変更をするとは思いませんが

宮原知子陣営はルールを駆使した戦略をとっているので宮原自身は悪くない
難度の高いジャンプをクリーンに跳べている選手の努力が報われるためには宮原1人の得点に文句をつけるより
難度に合わせたGOEに変更するようルール改正への働きかけをするよりほかないのではないでしょうか


四大陸選手権男子FS終了

四大陸選手権最終日。男子の競技も終了しました
FS結果はこちら
2016四大陸選手権男子FS

総合順位
2016四大陸選手権男子最終結果

プロトコルはこちら
それでは演技について雑感などを述べたいと思います


優勝はFS5位から大逆転のパトリック・チャンでした

最終滑走のパトリック。カナダナショナルから難度を上げていた4T、3A2度の構成をパーフェクトに降りました
カナダナショナルでは2回転に抜けた後半3A+2Tも今大会は成功。
「苦手」というのがウソのように美しい3Aでした。
4つのクワドを成功させて「優勝はボーやんで決まり」という会場の空気を一気に変えました
『ショパンセレクション』は「革命のエチュード」がメインで疾走感あるプロなのですが
今大会のチャンの滑りはエレメンツが音楽にピタッとはまっていたと思います
9人のジャッジで1人だけ全ての要素において10点満点を出していたものがいましたが
そりゃ満点も出したくなるわ。

羽生結弦はジャンプやスピンに関してはお手本たりうる選手だとは思うのですが
そんな羽生ですら及ばないのが基本の滑り。
パトリックのスケーティングには無駄な力が一切入ってないのよ。
スケーティングには力を込めなくてもエッジの倒し方、重心の乗せ方で加速してグッと一蹴りが伸びる一点というものがあって
パトリックのスケーティングは演技開始から終了までずっとそれができているの。
エッジの倒し方、重心の乗せ方だけで楽曲のテンポやムードに合わせて加減速を出している、それがチャンの滑り。
無駄な力を入れずにスピードを一定に保てているからジャンプの質もスピン、ステップも質が一切落ちないのだと思う
パトリックの演技を見るたびに思うんですよ。
「羽生が彼のような技術を身につけられたら今の高難度の構成をもっと楽にこなせるのに」って。
世界選手権ではまたパトリックと羽生、フェルナンデス、ボーヤンらでメダル争いをすることになるのだろうけど
若い選手にはパトリックのスケーティング技術をぜひともお手本にしてもらいたいです


2位はボーヤン・ジンでした

2度の4Tと4Lz、4Sの3種4度の構成をこちらも全て降りました。
パトリックが完璧な演技をしなければ優勝はこの選手のものだったと思います
ジャンプに関しては問題なかった。
ただジャンプに重きを置くあまりスピンやステップのレベル取りこぼしが目立ってしまいましたね。
ステップはヨレヨレでエッジもかなり浅くなってしまいましたしスピンの回転スピードもSPより失速感がありました。
ジャンプで力を使い果たしてしまったという感じでした
パトリックとボーやんの得点差はたった0.38しかありませんでしたから
スピンだけでもレベルを獲りきっていればなぁーと、そこが少々残念でした


3位表彰台はハン・ヤンでした

ハン・ヤンも予定していたジャンプを全て降りました
いくつか着氷の危なっかしいところはありましたが
彼のジャンプには高さや飛距離が半端ないのでダイナミックさがあります
技術的には問題はないと思うのですが強いて言えば上腕の使い方とかもう少し工夫したほうがいいのではと
例えば≪ロミジュリ≫で多用されていたこちらの腕の使い方。
ハン・ヤン
両手を上げる時に肘が曲がったままなのであまりきれいに見えないですし
すぐに下してしまったりするので振り付けも印象に残らない。
もう少し肘を伸ばして真っ直ぐ上げて、そこからゆっくり両手を広げて降ろすとか
腕の振り1つに余韻を持たせた方が印象に残るんじゃないかなと。
変プロも多いですが振り付けがまったく印象に残らずジャンプだけの人に見えてしまうのが少し残念なようにも思いました


宇野昌磨は4位でした


予定していたジャンプで4Tがことごとく失敗してしまいました
1度目は4T+2T予定だったと思いますが第1ジャンプでオーバーターン
2度目の4Tでは殆ど前向きで降りてしまいDG判定。両足で降りて膝までついてしまったのでこちらも単発に。
ジャンプの繰り返し判定で基礎点は7割となってしまいました
エッジエラーをとられがちなルッツは今大会ではセーフでした。
ジャンプ2つは失敗して2度目のクワドでは着氷時に立膝ついてしまいましたが
それすらも振り付けの一部に見えてしまうような良い演技だったと思います
終始気合の入っていて、それでいてスピードを切らさないパワフルな演技でした
(昌磨ももう少し滑りから力みが消えるといいのですが)
練習では4Loに何度か成功しているようで、一部報道では「ワールドで挑戦か』などと色めき立っていますが
今季に関しては3枠取り返すことに専念してもらいたいです


無良崇人は5位でした

1本目の3Aが両足着氷になった以外はパーフェクトでした
ジャンプの出来でいえば無良>昌磨でしたが昌磨はスピン、ステップのレベルをほぼ取りきって
スピンの質も良かったですからこの順位は仕方ないですね
バトル氏の難しい振り付けをしっかりこなし、音をしっかりととらえていて力強いパフォーマンスができていた。
今できる無良の最高の演技だったと思います
無良の「O」もっと見たかった


田中刑事は6位でした


4Sは回転が足りずに転倒。その後はジャンプを順調に決めるものの
後半2度目の3Aはコンボ予定が1回転に抜けて単発に。
その分セカンドジャンプは3Loにつけました
ジャンプは今一つ安定しませんが、田中は腕の使い方、振り付けのポーズの見せ方は上手い選手だと思います
「椿姫」があまりにハマリプロだからそう見えるのかもしれませんが。
『ドンキホーテ』とかバレエ音楽系なんか似合いそうな気がする


今季けがから復帰したケヴィン・レイノルズは11位でした

一見綺麗に降りたかのように見えた2つのクワドでしたがどちらもUR判定。
カナダナショナルでは3本目には3Aを予定していましたが2回転単発に。
3F+3T+2Loでは着氷がやや乱れ2度目の2Aはセカンド3Tを予定していましたが第1ジャンプで転倒。
3Lz、3S+3Loは降りました。
昨季は股関節の手術があって全休し、カナダナショナルからの復帰でしたが
それでも復帰早々この鬼構成は凄いです。
何よりまたケヴィンの演技が見られることが嬉しいまた第一線で活躍できるように頑張ってもらいたいです


四大陸選手権を終えて、世界選手権SPで最終2Gに入るであろう上位12名の顔ぶれは以下の通り
1.羽生結弦(日本)
2.ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
3.デニス・テン(カザフスタン)
4.セルゲイ・ボロノフ1かマキシム・コフトゥンのどちらか代表になった方(ロシア)
5.宇野昌磨(日本)
6.パトリック・チャン(カナダ)
7.マックス・アーロン(アメリカ)
8.ミハル・ブレジナ(チェコ)
9.アダム・リッポン(アメリカ)
10.ナム・ニューエン(カナダ)
11.ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
12.ボーヤン・ジン(中国)

ボーヤンも最終2Gに入ることが予想されますのでまたSPからパーフェクト演技をすれば得点を上げてくるでしょうね。
パトリックはSPでの出遅れが目立ったシーズンですが終わってみれば表彰台に上がっています
彼が万全のコンディションで臨むことができれば羽生もフェルナンデスもうかうかできないかもしれません
男子シングルは今季は2枠に減らしてしまいましたので羽生、昌磨で3枠を奪還してもらいたいですね

四大陸選手権女子終了

四大陸選手権女子FSが終了しました。
FS結果はこちら
2016四大陸選手権女子FS
総合順位
2016四大陸選手権女子総合順位

プトロコルはこちら
それでは演技についての雑感を。。。


優勝は宮原知子でした


NHK杯、ファイナル、全日本とSPもFSも完璧な演技を見せている宮原は今大会でもパーフェクト演技でした。
西岡孝洋アナが「次世代のミス・パーフェクト」と絶賛していましたがまさにその通りだと思います
演技構成はそのままでしたが冒頭3Lz+2T+2Loでは最後のジャンプに両手タノをつける工夫がありました。
タノをつけたことでよりプログラムに優雅さが加わったように思います。
タノはここというところでつけるからプログラムにハイライトが生まれるのであって
バカの一つ覚えのように何でもかんでも付けりゃいいってもんじゃないよ。
SPでは回転の切り替えの際にカーブが大きくなっていたところも小さくなるなど改善が見られましたし
FSの3Fは問題なくインサイド踏切のジャンプを跳んでいました
SPの3Fではアウト気味になってしまうのは「失敗して出遅れてはいけない」と力みが入ってしまうのかもしれませんね
逆回転のスピンに関しては相変らず-評価をつけたジャッジがいたため
「マイナスのつかない綺麗なプロトコル」は今回も達成できませんでした
マイナス評価をつけたジャッジに言いたいよ。「そないにケチつけるんならあんた手本を見せて見なさいよ」って。
多分あんたじゃできないでしょうね。というか、あれだけの回転スピードをつけていれば
回転方向の切り替えに関してはあれ以上は小さくはならないと思いますが

「ファイアーダンス」では見るたびに異性を誘うような妖艶さや力強さが加わって
「ため息」では伸びやかさや優雅さが加わって、今季の宮原は日に日に成長を感じさせるシーズンでした。
スコアに関してはメドベデワのユーロ優勝のスコアを超えられなかったけど(というか、ジャッジが超えさせなかったけど)
この堅実さ、技術や表現力の進歩があればミスがなければビッグタイトルもついてくるのではないでしょうか


長洲未来は準優勝でした

悪かったのは3Lzのe判定だけ。それ以外は非の打ちどころのない演技でした。
慢性的な回転不足は完全に解消してきました。
2シーズンほど前から環境を変えるためにコーチを変えたのだとか。それが幸いしたのかもしれません
もう一度五輪を目指すという強い意志が感じられる演技でした
これまでよい演技ができたと思っていても回転不足をたくさん取られたりして得点が伸びなかった長洲。
演技終了後も固い表情で下がキスクラで得点が出て漸く表情が緩みました。
こんな長洲の満面の笑顔がずっと見たかったずっと待ってました。この大会でそれが見られて嬉しい。


本郷理華も順位を上げて3位表彰台!


3F+3Tでは第1ジャンプの着氷までは良かったですがセカンドで高さが出ませんでしたし
少し回転を緩めてしまったことが災いして前向きに降りてしまい、そのままバランスを崩して転倒してしまいました
西岡アナが「2回転になってしまうから最後のジャンプがウンタラカンタラ」といっていましたが
前向きに降りてしまっていてもこれは明らかに3回転を意図したものなので判定は3TのDG.
トリノ五輪時代のルールじゃあるまいし2回転ジャンプ扱いになどなるはずないですよ。いつの時代の話をしてんだい。
3Lzは踏切りが少々インサイド気味になってe判定。
冒頭のジャンプ失敗を引きずらない演技はしていましたが
着氷の乱れがあって得点は伸びませんで自己ベスト更新とはなりませんでした。
2年連続表彰台には乗りましたが本郷自身としてはもう一つ上の順位も狙っていたでしょう。
何よりパーフェクト演技を目指していたでしょうからこの結果は非常に悔しかったでしょうね
ワールドではこの悔しさをばねに奮起を期待したいですね


4位にはパク・ソヨンが入りました


最終滑走という難しさもあったでしょうし、何より宮原知子が作った空気の中で演じる難しさというのもあったかもしれません
また宮原が凄い得点を出してしまったので嫌でも歓声は耳に入ってきますので集中しきれなかったかも?
安定感のあるソヨンもいくつかミスが出てしまいました
3Lzはオーバーターン、2A+3Tは飛距離の良いジャンプを跳びましたが
3Fでは転倒してしまいました。回転は足りてなかったのではないかと思いますがUR判定無しですか。ふーん。
ソヨンも宮原と同じくFSは3-3無しの2A+3T2度の構成にしていましたが
3S+2T+2Loあたりから着氷でグリ降りが目立つようになってました
後半スピードも無かったです

FSは7位でしたがそれでも総合4位に踏ん張れたのは佳菜子とジジュンが落っこちてしまったから。
まあタナボタみたいなものでしょうか
ワールドではロシア勢3人が控えていますしアメリカ勢がワグナー、エドムンズを温存していますので
今の力では入賞も厳しいでしょう。ソヨンの孤軍奮闘が続くことになりそうです


優勝候補の一人とされたゴールドは悔しい5位となりました

3Lz+3Tを予定していましたが第1ジャンプでフリーレッグが氷上を擦ってしまい単発になってしまいました
2度目の2Aではセカンドジャンプに3T、第3ジャンプで2Tをつける予定でしたが第2ジャンプが2回転に
3Fは今回もe判定、その他2度目の3Lzセカンドジャンプは1Tとなりました
2度目の3Lzを単独で放置すれば「繰り返し」として基礎点は7割の4.62となってしまいますし
かといって2Tは既に2度使い果たしてしまっていますのでもう使えません
1回転でもセカンドをつけたというのは冷静な判断だったと思います
とはいえコンボが2つしか入らなかったので得点が伸びなかったのは仕方ありませんね。
7点差を跳ね返して優勝した全米選手権では爆発力がありましたが
今大会は「火の鳥」も少々元気がなかったように思えたのが残念でした
ワールドはアメリカ開催で地元としてはゴールドに表彰台への期待がかかっていると思いますが
重圧に負けない良い演技を期待したいものです


6位にはケイトリン・オズモンドが入りました

3F+3T、2A+3Tが続く構成にしていましたが結局セカンドはどちらも2回転に。
3Lzはe判定となってしまいました
最初の2つのコンボで2Tを2つ使い果たしてしまいましたので
後半の3S+2T+2Loの第2ジャンプは1回転に切り替えました
彼女もまた冷静な判断ができていたと思います
昨季は故障でシーズンを全休してしまったオズモンドですが切れのいい演技が戻ってきました
タンゴといえばオズモンド。オズモンドといえばタンゴと似たようなプロが続いてますが
そろそろ違うプロも見てみたいです


村上佳菜子は7位でした


3Loは片手お手つき、2A+3Tは一見綺麗に決まったようにも見えましたがセカンド3TがUR判定
3Fでも着氷が乱れて後半2度目の3Loは1回転に
3F+2T+2T予定のところは第1ジャンプで回りすぎて第2ジャンプが1回転となりました
3Loが抜けた分最後の2Aを3S+2Tでカバーできたのは良かったと思います
いつものジャンプの抜け癖が出てしまいましたが「SAYURIは一度は滑ってみたいプロ」というとおり
まあまあまとまりのあるプロにはなっていたのではないでしょうか
来季も現役続行するのかはわかりませんが続けるのであれば
「奪われたワールド代表の座は取り返す」くらいの気概を持ってシーズンに臨んでもらいたいです


9位に入ったキム・ナヒョンのセカンド3LoはFSでも認定を受けました

3Lo+3Lo、3Lz+3Tという鬼構成でした
3Loコンボは認定を受けましたがスローでよくよく見れば回転は足りてなかったんじゃないでしょうか。
これでセーフとは?!
3Lzコンボはルッツはがっつりインサイド踏切、セカンドはUR判定を受けてしまいました
それでも転倒もステップアウトも無しの演技で終了後には涙。PBも大きく更新してきました
ループを得意としているだけキム・ヨナよりましですが化粧といい振り付けといい滑りといいヨナのコピーみたい。
ナヒョンに限らず韓国女子選手皆に言えることですが。
得点のメソッドはヨナを真似ていいかもしれませんが演技自体に関してはヨナのコピーではアカンと思います
それぞれ自分に見合った表現の仕方というものがあるはず。自分だけの世界観を出せる選手になってもらいたいですね


ユーロ、4CCが終わってワールドへのエントリーが予想される女子選手のWS順位は以下の通りになりました
①宮原知子(日本)
②グレイシー・ゴールド(アメリカ)
③エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
④本郷理華(日本)
⑤アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)
⑥エフゲーニャ・メドベデワ(ロシア)
⑦アシュリー・ワグナー(アメリカ)
⑧アンジェリーナ・クチヴァルスカ(ラトビア)
⑨ポリーナ・エドムンズ(アメリカ)
⑩浅田真央(日本)
⑪ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)
⑫ガブリエル・デールマン(カナダ)※デールマン欠場ならニコール・ラジコワ(スロバキア)

ワールドのSP滑走順についてはエントリー選手の中でWSによって前半Gと後半Gに仕分けされ
その中でも最上位12名は最終2Gのどこかに必ず入ることになっています
四大陸選手権を欠場した真央も12名の中に残りました
(というよりクチヴァルスカの躍進がなければ女子のWS上位15位は見事に日本、アメリカ、ロシア選手ばかりなので
「無理に出場しなくても後半2Gに入れる」という見通しはある程度は立っていたのかもしれませんが)
ワールドは年度の総決算。出場する選手には万全の準備をして大会に臨んでいただきたいです

四大陸選手権男子SP終了


ぜ四大陸選手権2日目。男子SPが終了しました
結果はこちら
2016四大陸選手権男子SP
プトロコルはこちら

それでは雑感などを少し。。。


SP首位発進は中国のボーヤン・ジンでした

4Lz+3Tのこの完成度の高さは凄い。このコンボだけでも破壊力があるのに後半4Tも軽々。
中国男子選手ではジャンプが良くてもスピン、ステップが今一つという選手が多かったのですが
ジャンプ以外の要素も苦手なくレベルを取りきれるのはお見事。
高難度のジャンプをこなすこと重視でややトランジションが薄いところもありますが滑りに関しては
曲調に合わせて少しずつ緩急がつけられるようになってきているのではないでしょうか
スケーティングを強化してPCSの得点が伸びてきたら彼は一体どんな得点をたたき出すのだろうかと末恐ろしさを感じます。
ワールドでボーヤンもメダル候補の一人に入ってくることは間違いないでしょうね。
FSは4Lzと4S、2度の4Tを入れたプロになります。タフな構成でノーミス演技は難しいかもしれませんが
ジャンプが全て入ることに期待したいです


宇野昌磨は2位発進でした


悪かったのは冒頭の4Tだけでした。入り方は悪くなかったと思いますが
3回転目あたりから軸が外れて着氷時にフリーレッグをついてしまいました
勢い余って…という降り方でしたので転倒してもおかしくなかったと思いますがよくこらえました
「レジェンド」は終始追い立てられるようなアップテンポな楽曲なのですが
曲調に負けることなくしっかり音楽を捉えた演技ができているのは素晴らしいと思います
ボーヤンとは約6点ほど引き離されましたが男子では十分優勝は射程圏内。
FSでもよい演技を期待したいですね


3位にはハン・ヤンがつけました


ジャンプは全てクリーンに降りましたがステップに入る前の3つ目の足換えシットスピンがノーカン。
足換えの単一スピンでは足換え前、後で基本姿勢で各6回転ずつという規定がありますが
ハン・ヤンは足換え前の基本姿勢での回転が5回転しかできていなかったので0点になってしまったのかもしれません
レベルを取りきればあと3.30ほどは上積みできていたかも。ちょっともったいなかったですね。
ハン・ヤンはSPで出遅れることが多かったので久しぶりに彼の笑顔を見ることができてよかった。
「Sing Sing Sing」はまたしてもローリーの変プロ路線でおかしな振り付けが多い。ローリーは彼にいったい何を求めてるの?
ハン・ヤンも女子のジジュン・リもずっとローリー・二コルの振り付けのプロを演じているのですが
ハン・ヤンは変プロ路線、ジジュンは「可愛いお人形さん」なものばかりなので
そろそろ二人ともローリーから離れてみてはどうかと思います


4位には無良崇人がつけました

冒頭の4T+3Tについては単独になり、後半3Lzにセカンド3Tを付けましたがこれが回転不足となってしまいました
スピン、ステップはすべてレベル4を取りきりました
足換えキャメルスピンに関しては足を変える前と後で軸が離れすぎてしまったのが原因かもしれませんが
これまでスピンのどこかでレベル取りこぼしをすることが多かったのでとりきれたのは良かったと思います
ワールド代表の座は逃してしまったので「黒い瞳」は今大会で見納めでしょうか
大会をこなすごとに非常によくなってより男の色気を感じさせるプロになってきていたのでもっと見ていたかったですね


パトリック・チャンは5位発進でした


4T+3Tでは第1ジャンプで片手お手つきに、続く3Aも着氷がやや乱れてしまいました
前半つけられなかったセカンド3Tを後半3Lzにつけようとしたのですがセカンドジャンプは2回転に。
足換えのキャメルスピンもレベル1判定と精彩を欠いた演技になってしまいました
足換えキャメルについては足換え後に「8回転」と「チェンジエッジ」で
レベル上げを意図していたのだと思いますがそれが認められなかったようです
「氷の状態が良くなかった。日によって氷の状態が変わるのでいつも初めて氷に乗るような感覚だった」とコメントしていたパトリック。
リンクの状態はあまりよくなかったかもしれませんね。
それでも最終滑走で見せたチャンの滑りはの無駄な力がないのに非常にのびやかで
思わず見とれてしまうような美しいスケーティングで格の違いを感じました
『パトリックは3Aが苦手だからFSで1度しか入れられない』と散々当ブログで書いてしまいましたが
FSではとうとう3Aを2度入れる構成に引き上げるようです。
パトリックにとってはこれも一つの挑戦。ぜひとも苦手を克服してもらいたいですね

田中刑事は7位でした


4Sは回転が3回転に抜けてステップアウト。3Aは綺麗に降りましたが
3F+3Tではセカンド3回転の軸が外れて再び着氷が乱れてしまいました
ミスは目立ちましたが田中はリンクの中で独自の世界観を出す演技の出来る選手だと思います
男子の技術レベルが目まぐるしく変わっていくので今はついて行くのに精いっぱいかもしれません
羽生や昌魔のように10代から頭角を現す選手もいれば町田や無良のように22、23歳になってから急激に伸びる選手もいるので
これからも地道に努力を重ねていつかその才能を開花させてもらいたいです


FS滑走順は以下の通りになりました
2016四大陸選手権男子FS滑走順
昌磨は最終G2番滑走となりました。習得中の4Loは徐々に精度が上がってきていますが今大会で挑戦はしないかもしれませんね
完成度の高い演技を見せることができればボーヤンにプレッシャーをかけられるのではないでしょうか
無良も十分メダル圏内ですのでぜひとも表彰台を目指してもらいたいです
パトリックはSPに続きFSでも最終滑走を引いてしまいました。
滑走順より氷の状態との闘いになりそうです。3Aを2度入れた構成が上手くいくといいですね

韓国のキム・ジンソは無良パパ、イ・ジュンヒョンは樋口豊コーチの指導を受けているのですか。
まだジュニアのチャ・ジュンファンはオーサーコーチに預けたりと
男子選手に関しては積極的に海外修行させているようです
あちらさん自国開催のもヒラマサ五輪で最低でも1名自力で派遣、あわよくば入賞をと必死なんだろうけど
若手育成に力入れるのちょっと遅すぎませんか?
五輪開催が決定してから5年近く経っているのだからいくらでも手は打てたはず。
女王様ひとりに頼り切るから土壇場になって慌てるようなことになるのでは?

四大陸選手権女子SP終了

台北開催四大陸選手権の女子SPが終わりました

結果はこちら
2016年四大陸選手権女子SP

プロトコルはこちら
それでは演技についての雑感を。。。


首位発進は「ミス・パーフェクト」宮原知子でした

3Lz+3Tではセカンド3Tに少々流れがないのが気になりますが回転は足りてました。
3Fについては「踏切がややアウトではないか?」と思いましたが今回はセーフ。
ここのところは判定が甘かったかなと思います。
逆回転の足換えコンビネーションスピンで1人のジャッジがマイナスを付けました。
今季から適用された「回転の切り替えに入るところでカーブが大きくなると減点」というルールでケチがつけられてしまったかもしれません

欧米選手には閉店前のバーゲンセールみたいにド新人だろうが滑りが下手くそだろうが
気前よく70点台をポンポンと出すのになぜかずっと宮原には渋ちん評価を出していた糞ジャッジ。
でもそんな彼女もとうとう得点を大台に乗せました。
宮原の演技は大会を重ねるごとに振り付けはより丁寧にもなり、表情の豊かさや音楽との一体感もますます増しているので
この得点はまあまあ妥当な評価だったのではないでしょうか?(3F判定はちょい甘でしたが)
普段の練習から「いついかなる滑走順になっても落ち着いて滑れるように」しっかり準備している宮原。
リンクから帰宅する際に利用するバスの中でも「開始から終了まで」体内時計を計るトレーニングもしているのだとか。
音楽無しでもSPの2分50秒、FSの4分間をタイムバイオレーションなしに滑りきってしまいそう。
今大会の演技は音を消して見ていても宮原の一つ一つの動きから音楽が聞こえてきそうな、
宮原自身が音楽を奏でているようなそんな素晴らしい演技だったと思います
前回大会ではポリーナ・エドムンズに優勝をさらわれてしまいましたが、今大会ではぜひとも優勝してもらいたいです


村上佳菜子は2位発進でした

後半3T+3TのセカンドがUR判定になる事が多かった佳菜子。
セカンド着氷ではややエッジがグリッと回っている気がしましたが回転は認定されました。
苦手の2Aも何とかこらえた着氷になりましたが減点は無し。
エッジ判定も回転不足も全体的に少し甘かったかもしれませんね。

全日本から少しずつ調子が上向きになってきている佳菜子。
今大会は浅田真央出場辞退によって繰り上げ出場が決まりましたが「しっかり準備している」というコメントどおり
SPはキレッキレの演技でした。
ただし彼女にとってはFSが鬼門。
殆どの選手がエラー持ちでも3Lzや3Fを入れたトリプル5種7度の構成にするのに対し
佳菜子は3Lzを外してしまっているのでどうしても苦手の2Aを2度入れざるを得なくなっています
その2Aではどちらかでパンクが出たりもするのでFSで大失速もあるかもしれない。
本郷、長洲が好調なので2位をキープするのは難しいですが落ち着いて丁寧に一つ一つの要素をこなせるといいですね


3位には長洲未来が入りました

宮原知子は絶好調。佳菜子も本郷もほぼノーミスで「日本勢SPから上位独占か」と思いましたが
長洲が割って入りました。
冒頭3F+3Tは着氷の流れも完璧でした
3Loは堪えた着氷になってしまいましたがその他は危なげない演技でした
ジュニア時代から「バンクーバー五輪のメダル候補」と期待され、
五輪シーズンに上位を脅かす選手に躍進した長洲でしたがその後は体型の変化や故障にも悩まされました
故障やスランプがなければ今のワグナーのポジションにいたのは長洲だったかもしれません
5年かかって漸くトンネルから抜け出したというところでしょうか
ジャンプの回転不足は解消しつつあるのでFSでもこの好調さをキープできればもう一つ上の順位も狙えるのではないでしょうか
日本のメディアは「日本選手表彰台独占」に期待をかけているかもしれませんが
長洲が会心の演技を見せて努力に見合った得点を得られるなら誰が表彰台に上がってもいいと思います

本郷理華は4位発進でした


冒頭3F+3TはセカンドがUR判定でした。
身体ごとグイと回るような降り方だったのでこの判定は仕方なかったと思います
但しユロスポ実況が言うようなDGではなかったですが。
3Lzも以前はトウを振り下ろすより先に「跳ばなきゃ」と一度捻った右肩を緩めてしまい、
エッジがフラット~インに戻る傾向がありましたが
今回はぎりぎりまで我慢してアウトに載せきれていたと思います
レイバックスピンのGOE評価が少し辛かったですね。
ビールマンスピンに入ってからの失速感が伸び悩んだ原因かもしれません。
ジャンプはコンディションに左右されるところがありますがスピンは練習量に比例すると言われる要素ですので
ジャンプ以外のところもしっかり磨いて行ってもらいたいです
3位の長洲未来とは2点ほどしかありませんのでまだまだメダル射程圏内。FSで頑張ってもらいたいです


5位には韓国のパク・ソヨンがつけました

3Lzhちと回転が足りなかった気が。3S+3Tセカンドも。
エッジ判定と回転不足判定ゆるゆるなのもここから始まったのかもしれないです。
スピンでチェンジエッジでない軸の流れが所々見受けられました
回転の速度はそれほど悪くないのでもう少し軸を安定させてもらいたいです
韓国でキム・ヨナの後継者と呼ばれた選手にはユン・イェジ、キム・ヘジンらがいましたが
二人とも結局演技が安定せず消えてしまいました
今のシニア女子でミスの少ない演技を安定して行えるというのはソヨンだけではないでしょうか。
入賞するのがやっとの選手ですが引退したかの人の復帰に頼らずとも
自力で五輪出場権をとれる見込みが立ったというのはいいことだと思います
但しあの欲深な韓国の事ですからなんとかソヨンにメダルをとそのうちさらなる爆上げ工作があるかもしれません


6位はジジュン・リ


3F+3TセカンドはUR判定を受けてしまいました。
同じような着氷の女子選手が認定を受けているのに
判定ゆるゆるの女子SPで1人割を食ってしまったという気がします


アレーヌ・シャルトランはジャンプで躓き7位発進でした


爆走娘のシャルトラン。第1ジャンプの3Lzは問題なしでしたが
セカンド3回転の最後の回転のところで軸が外れて着氷でバランスを崩し、手をついてしまいました
ステップからの3Loでは冒頭のジャンプ失敗があってか慎重になり失速感もありました
その他のところは小気味のいい演技ができていたと思います
シャルトランの持ち味は猛スピードの助走から高さや飛距離在あいなみっくなジャンプなのですが
助走のスピードがもろ刃の剣となってしまい、
空中や着氷時に上手くコントロールできず軸が歪んだりステップアウトを繰り返してしまうのだと思います
スピードをコントロールできるようになればもっとジャンプも決まってくるのではないでしょうか
GPSでは果敢に3Aに挑み続けてきたシャルトランもとうとうカナダナショナルでは回避してしまいました
出来れば「7人目の公式戦成功者」となってもらいたかったですが
構成を大幅に変えてしまったので今季はもう無理かな。。。


8位にはキム・ナヒョンが入りました


「ルッツは得意だけどフリップはリップ。ループは苦手」という選手が多い韓国女子のなかで
とうとう3Loを得意とする選手が出てきました
ジュニアGPSで認定を受けたセカンド3Loはシニアデビューの今大会でも認定を受けました
但し、セカンド3Loについてはスロー映像をよくよく見れば着氷でグリってます。
これで認定とは判定どれだけゆるゆるなんだ
このセカンド3Lo着氷でセーフなら真央が跳んだセカンド3Loは全部セーフでしょうがよ(▽Ⅲ▽♯)
韓国女子の中で珍しく重度なフルッツのナヒョン。
ジュニア時代の演技を見るに踏切時には完全にインサイドに乗ってしまっています
平昌五輪までの2シーズンのうちにルッツ、フリップ判定がさらに厳しくなることが予想されますので
矯正に取り組んでもらいたいです


優勝候補とされたグレイシー・ゴールドはなんと9位発進となってしまいました

3Lz+3Tは第1ジャンプ着氷で重心が踵に乗りすぎて転倒
ステップからの3Fでも着氷でエッジが横滑りして再び転倒してしまいました
踏切りは目いっぱいアウトに乗ってましたので見逃されていた3Fも今回はがっつりe判定。
2つのミスが出てその後の演技がやや雑になってしまった感があるのが残念でした

西岡孝洋氏が「コンビネーションジャンプが入らなかった場合はどちらか0点」などと珍しく誤ったコメントをしておりました
ベテランなのにこの間違いは珍しいですね。
コンビネーションジャンプの第1ジャンプで転倒してステップからの3回転で咄嗟にセカンドをつけることができなかった場合は
技術審判は選手から提出された予定構成表を基にどちらがコンボを意図したものであるかを判断して判定をつけることになっています
ルール変更で今季からGOEに関して「最終GOEが必ず-になるエラー」が撤廃されて
「加点要素から減点要素を差し引いた評価」でGOEがつけられるようになったものの
どちらも単独になった場合はコンボにならななかった方が問答無用で-3評価というルールになっているので
今のところはGGの転倒したルッツは0点にはなりません
但し、某局アナが「SPのジャンプで後半は1.1倍になる」と頓珍漢発言をしていたら
2年後には後半1.1倍ルールが適用されたということがことが実際にありましたので
いずれはルール改正によって「コンボが1つも入らなかった場合はどちらかを0点」ルールが適用されることになるかも?
ISUならやりかねないのが怖い


FS結果は以下の通りになりました
四大陸選手権FS滑走順

宮原知子は「シルバーコレクター」などといわれているようですが
ミスを重ねて自滅してしまうというタイプではありません
他の選手の得点出すぎで、宮原には渋ちん評価で銀にとどまってしまうだけ。
FSでも落ち着いて自分の演技をすることができれば自然とシルバーコレクターは返上できるでしょう
パーフェクトならFSでもPBを更新してメドベデワの今季最高得点に迫る得点も出せるのではないでしょうか
本郷理華もノーミス演技なら130点の大台に乗せることのできる選手。
ぜひとも200点越えを目指してFSに向けて調整してもらいたいです
佳菜子はとにかくFSで崩れませんように

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ぶー

Author:ぶー
選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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