2016-06

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ルール変更は羽生包囲網にはならない

ルール改正に関して「女性自身」から以下の報道が出ました
羽生結弦が平昌五輪以降も現役を続けるかどうかはわかりかねませんが
仮に現役続行したとして改正ルールが羽生にとって不利になるのか有利になるのか検証したいと思います

羽生結弦に包囲網…歯止めをかける“異例のルール改正”とは

女性自身 6月28日(火)0時2分配信
「本来は6月上旬に氷上練習を再開する予定でしたが、6月下旬までズレ込んでしまいました。左足の腫れは引いたものの、本格復帰とはいえない状態。新プログラム作りにも入れないなど、出遅れ感は否めません」(現地記者)

 左足リスフラン関節靭帯損傷で全治2カ月と診断されていた羽生結弦(21)が6月22日、氷上練習を再開させていたことが分かった。早期復帰が期待されるなか、回復が思うように進んでいない羽生。そんな彼に追い打ちをかけるような事態が起きていたという。フィギュア関係者が明かす。

「6月5日に行われた国際スケート連盟総会で、チンクワンタ会長(78)が名誉会長に就任。替わって副会長だったダイケマ氏(71)が新会長に就きました。そこで今秋から適用される“異例のルール改正”が発表されたんです」

 特定選手に肩入れした不正な採点を無くすため採点の匿名性を廃止すること、正確な技術判定が求められるテクニカル・コントローラーに70歳定年制を導入することなど、かねてからの批判に応えたものも多かった。だが中には「羽生潰し」ともいえる過酷な改正が盛り込まれていた。前出のフィギュア関係者が続ける。

まず今回、フリーのジャンプの本数を制限するという案が可決されました。現行では最大8本まで認められていたものが、再来年以降7本に削減されることになります。またペアと男子シングルの演技時間短くなることも決定。これは今シーズンから適用され、ショートが10秒短縮。今後もフリーを最大30秒短縮する案が浮上しています」

 ジャンプ回数や演技時間が減ると、当然、総合得点はダウンする。羽生は昨年末のグランプリファイナルで歴代最高330.43点を叩き出しており、満点まで残り9.01と迫っていた。こうした高得点の流れに、連盟が歯止めをかけたい狙いもあるという。

「その他にも現行だと何回転倒しても1回の転倒につきマイナス1ポイントとカウントされていましたが、今後は3~4回以降の転倒でマイナス2ポイント、5回目以降でマイナス3ポイントと転倒時の減点幅が拡大されました。さらに18年の平昌五輪後には、演技前の6分間練習もショートで4分間、フリーで5分間に短縮される予定です。羽生選手は試合前のルーティンを重視しており、たかが1分間という問題ではありません」

 平昌五輪を前に暗雲立ち込めるなか、羽生はどう立ち向かって行くのだろうか。

2016-2017より改訂されるルールについてはピンクの太字
で、
2018-2019の平昌五輪翌シーズンより改訂されるルールについては赤の太字
にしてみましたが
どうやらこのライター様は来季から適用されるルールと平昌五輪後から適用されるルールをごっちゃにしておりますな。

ジャンプの本数が減るのは平昌五輪翌シーズンから。
演技時間の短縮に関してSPは今季からですがFSは平昌五輪翌シーズン以降ですよ。
何言っちゃってんの。

それにSPに関しては短縮は影響しませんってば。
SPは現行ルールは「2分50秒以内でコンマ一秒たりともオーバーしたら減点しまっせ」となってます
今季から適用されるルールは「2分40秒±10秒」となっていますので一応短縮されることにはなってますが
10秒の猶予時間を使えば現行ルールと同じ2分50秒の時間で演技ができる
という事です。
SPでもスタミナ切れを起こしてしまう選手、振り付けがスカスカな選手は2分30秒にしてくるかもしれませんが
多くの選手はルール改正が競技される前からプログラムを作っていますので従来と何も変わらないのではないでしょうか


本当に羽生結弦の基礎点は下がるのか

羽生結弦の2016年世界選手権FSはパーフェクトに演技をしていれば基礎点は↓のようになっていました
エレメンツ基礎点
 4S 10.50
 4T 10.30
 3F 5.30
 FCCoSp4 3.50
 StSq4 3.90
 4S+3T 16.28
 3A+2T 10.78
 3A+1Lo+3S 14.74
 3Lo 5.61
 3Lz 6.60
 CCSp4 3.00
 ChSq1 2.00
 CCoSp4 3.50
 技術点基礎点合計 96.01

これを平昌五輪翌シーズンの「ジャンプ7度」に当てはめて3Lzを除外すれば確かに6.60基礎点は下がってしまう

ところが。
ジャンプ7度でもほぼ変わらない基礎点を得ようと思えば得られるのですよ。男子はね。
たとえば↓のような構成とか。
エレメンツ基礎点
 4S 10.50
 4T 10.30
 3F 5.30
 FCCoSp4 3.50
 StSq4 3.90
 4S+3T 16.28
 3A+3Lo14.96
 3A+1Lo+3S 14.74
 3Lz 6.60
 CCSp4 3.00
 ChSq1 2.00
 CCoSp4 3.50
 技術点基礎点94.58

羽生結弦がセカンド3Loを跳べるかどうかはわかりませんが、コンボのセカンドに3Loを使うことができれば
基礎点は1.43しか変わらなくなってしまうのですよ。
1.43ならばGOEでカバーしようと思えばできるだろうし、羽生が宇野昌磨に負けてたまるかと
4Tあるいは4Sの代わりに4Fを入れることができれば4F基礎点は12.30ありますので
96.38~96.58になって96.01よりも0.37~0.57上がることになる
演技時間も4分半から4分に短縮されることで難度の高い構成をこなしてもスタミナが持つことになるので一石二鳥じゃありませんか、ねぇ
(くどいようですが羽生にセカンド3Loが跳べたら、の話です)

女子では認定の厳しいセカンド3Loですが、男子は脚力がありますので
女子ほどには回転不足が目立つという事にはならないかもしれない。
ジャンプを跳ぶ回数が7度に減ることで、3Lzや3Fにロングエッジを抱えている選手、
苦手なジャンプを回避する選手は出てくるかもしれませんが
ジャンプの回数が1つ減ることで却ってセカンド3回転を2度組み込むことができるぶん
男子は特に不利にはならないのではないでしょうか

ウォームアップ時間がSPは4分、FSは5分に短縮されてしまったことで
平昌五輪以降も現役を続行する場合は時間の使い方には苦労するかもしれません。
またこれまでSPのステップからのソロジャンプについては直前にステップを踏んでいるんだか踏んでいないんだかわからないような跳び方をしていた多くの選手にとっては「より難しいステップからの入り」が義務付けられてしまったので点数が獲りづらくなるかもしれませんが
羽生に関してはもともと難しい入り方を行っているので全く影響は出ないでしょう
また羽生の武器はジャンプだけではない。スピン、ステップどれをとっても非常に質よくこなせるので
どこからでもGOEを得られるというのが一番大きな強み。
これはルールが変わっても評価が下がることはないでしょう。て言うか、
SOVが変わっても11段階評価に拡大されることで羽生のエレメンツ自体の評価は上がるから
得点アップは見込めるのではないだろうか
だいいち負けず嫌いで向上心の高い羽生の事だから、現役続行するならば
ルールが変わってもなんとか得点を更新できないかと考えて技術レベルを上げようとするんじゃないのかな

というわけでワタクシぶーが出した結論といたしましては
改正ルールは羽生結弦にとって何ら包囲網にはならないし
歴代最高得点更新も可能である


女性自身さん、残念でした。
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どの口が言う?「キム・ヨナの悲劇」

ジャッジの匿名採点制度廃止に韓国メディアが「これでキム・ヨナの悲劇」が防げると大喜びしているそうな

韓国キム・ヨナを泣かせたフィギュアの“匿名採点制”が廃止に=韓国ネット「いまさら遅い」「今からでもヨナに金メダルを!」
Record china
配信日時:2016年6月10日(金) 21時0分


 2016年6月10日、韓国・国民日報によると、国際スケート連盟(ISU)が、フィギュアスケートの審判の匿名採点制を廃止することが分かった。
 スポーツ専門メディア「インサイド・ザ・ゲームズ」は9日、ISUがクロアチアで開催した第56回総会で、2005年から続くフィギュアスケートの審判匿名採点制の廃止を決めたと報じた。

 審判の匿名採点制はこれまで、数多くの批判を受けてきた。2014年2月のソチ五輪で、「疑惑の判定」により開催国・ロシアのアデリナ・ソトニコワが合計224.59点で金メダル、韓国のキム・ヨナが合計219.11点で銀メダルを獲得した時も、メディアやファンからは「ソトニコワの競技力や演技力はヨナを超えるレベルではなかった」と批判が相次いだが、判定は覆らなかった。

 今後は、審判自らが論争を意識せざるを得ないため、偏った判定をすることは難しい。ISUは「採点の透明性を通して信頼が高まることを期待している」と明らかにした。審判匿名採点制の廃止は10月に始まる2016‐2017シーズンから、グランプリシリーズなどで適用される予定だという。

 これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
  「いまさら遅い」
  「今からでも、ヨナに金メダルを!」
  「キム・ヨナは匿名採点制の最大の被害者だ」
  「これを機に、ソトニコワは点数を操作したことを認めて金メダルを返し、ヨナが2連覇したことに訂正するべき」
  「おかしい判定を受けたのに、潔く受け入れたキム・ヨナの表情が今でも忘れられない」
  「キム・ヨナが引退した今、フィギュアには全く関心がなくなった」
  「これからはロシア勢の点数が少し下がりそう」(翻訳・編集/堂本)


この報道に際し、産経新聞より次のような記事が掲載されました
国際スケート連盟の匿名採点制廃止に韓国メディアが大喜び これで第2のキム・ヨナの悲劇は防げるというけど…

産経新聞 6月26日(日)10時45分配信
 国際スケート連盟(ISU)が6月8日、フィギュアで審判員の匿名採点制を廃止すると決定したと韓国メディアが報じた。採点の透明性を高めることが目的で、2016年10月から始まる16~17年シーズンから適用される予定という。韓国メディアはこの決定を歓迎し、中央日報は「キム・ヨナのような被害者が消えるか」と題し、2年前のソチ五輪でのキム・ヨナに対する採点に改めて疑問を呈した。

 匿名制の端緒となったのが、2002年ソルトレークシティー五輪のフィギュアのペアの採点スキャンダルだ。

 ペアのフリーで、カナダ組はほぼ完璧な滑りを披露。これに対し、ショートプログラム(SP)1位のロシア組は着氷でミスをしたにもかかわらず、ロシアが金メダルを獲得した。すると、ロシアとフランスの審判員の間で何らかの取引があり、ロシアの審判員はお返しにアイスダンスでフランス組に高得点を与えるというもの裏取引疑惑だった。この件に関して、いまだに真実かどうか証明されていない。それなのに、フランスの審判員とスケート連盟会長が公式な調査もなく3年間の資格停止処分を受けた。

 これを契機に採点方法の見直しが図られ、裏取引を防ぐ画期的な採点システムとして匿名制が出てきた。匿名だと、裏取引で約束した通りの得点を本当に付けてもらえたのか確認のしようがないからだ。

 ところが、2010年2月の米誌ニューズウイークには「審査員の母国びいきと裏取引はむしろ悪化している」という記事が掲載された。米ダートマス大経済学部の准教授による研究を紹介したものだ。それによると、自国びいきの傾向は悪化していた。公開採点の時代に比べ、審判員による自国選手のひいき得点は20%上昇していたという。

 そのうえで、各国のスケート連盟が指名するフィギュアの審判員とは対照的に、スキージャンプの審判員は国際スキー連盟の小委員会が指名する。「スケートの審判員は各国の利害を背負っているが、スキーの審判員に求められるのは誠実さだ」と指摘。同誌は「スキーと同様のシステムを採用すれば、フィギュアスケートの採点もましになるかもしれない」と利害関係の生じない採点方式の採用を提案している。

 ISUは今回、この提案を受け入れて採点の改革案をまとめたわけではない。公開制に戻すことで「審判の責任が重くなり、慎重な採点が予想される」とし、「採点の透明性が確保されてフィギュアのファンの信頼が高まるだろう」と根拠のない期待を抱く。中央日報は「どの審判がどんな部分を採点するかを公開するのが核心となる」と論評。「第2の『ソチ騒動』を予防するためだ」と成果を類推する。

 ソチ五輪では、SPでキム・ヨナを下回ったロシアのアデリーナ・ソトニコワがフリーで着氷が乱れたにもかかわらず、ほぼ完璧な演技を披露したキム・ヨナを5点以上離して金メダルを獲得したと、韓国メディアは主張している。しかし、韓国スケート連盟は採点に関して提訴しておらず、いまだに問題視するのは「恨文化」の韓国独特の文化ならではないか。

 それを物語るように、今回の採点法の変更をめぐって韓国のネットユーザーの間では、キム・ヨナが「匿名採点制の最大の被害者だ」とか「ソトニコワの点数操作したのを認めて金メダルを返して」などといまだにネガティブな意見が満載なのだ。

 韓国では10年前までフィギュアはなじみの薄い競技で、専用リンク一つない不毛な環境だった。キム・ヨナの台頭で世間の目が向けられたが、キム・ヨナが引退したことで「フィギュアに関心がなくなった」という国民も少なくない。今回の採点法の改正をキム・ヨナから離れてみない限り、韓国フィギュア界を担う人材が誕生するか疑わしい。


「キム・ヨナの悲劇」とはどの口が言うのでしょうか。
て言うか、もう2年も経つのにまだ言っとんのかて感じなんですけど。

じゃあこちらからも申しあげましょうか

これまで匿名採点の恩恵を受けまくったのはほかならぬおたくの国のキム・ヨナでっせ。
少なくともあなたは四度匿名採点の恩恵を受けている

一度目は2008年GPFのショートプログラム。
ヨナは3Lzが1回転に抜けるミスをやらかしましたよね?
一方の浅田真央は3F+3Lo、3Lz、2Aの難度の高い構成を決めてパーフェクトでした。
ところが糞ジャッジはヨナのジャンプにはじゃんじゃん加点を与え、真央には限界ぎりぎりまで減点評価をして
ミスありのヨナをトップに立たせたというのに。

二度目は2009年のGPF。
SPでは完璧な演技をした安藤美姫がトップに立ち、FSでミスったのは3Sだけだった。
ヨナはSPではセカンド3Tが回転不足になり、3Fは1回転すっぽ抜けをやらかしましたよね。
なのに僅差で2位となり、FSでもミスをしたのに安藤から優勝を奪い取ったというのに。

三度目は2010年トリノワールド。
SPであなたはジャンプでミスをし、スピンはノーカン、スパイラルでもミスをして7位と出遅れ
FSでも3Sで転倒し、2AがノーカンになったというのにSPもFSもパーフェクトだった浅田真央を上回った。
このような記事が出たのをお忘れでしょうか
キム・ヨナ疑惑
ヨナ、ついに世界中からついに猛批判
(東京スポーツ2010.03.31)

27日のトリノ・フィギュアスケート世界選手権女子フリーでミスを連発したヨナが、ほぼ完璧な演技だった浅田真央(19=中京大)の得点を上回り“まさかのフリー1位”。ショートプログラムでの出遅れが響き、優勝した浅田には届かずの銀に終わったが、あまりに不可解な採点に世界中から「あり得ない」「審判から何らかの配慮があったことは明らか」など不信感が募っている。

前日のSPで精彩を欠き、ミスを繰り返して7位だったヨナは、フリーでも3回転サルコーで転倒、2回転半も抜けてしまい会場からはため息が漏れた。それでも130・49の高得点。その後、最終組に登場した浅田は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は2つ目が回転不足とされたものの、2回ともしっかり着氷。ほぼノーミスの見事な演技で観客を魅了した。ところが浅田の点数はヨナを下回る129・50。誰もが目を疑う低評価に会場からは大ブーイング。
実況していた英ユーロスポーツの解説者は「おかしい。本当に間違っている」と発言。「トリプルアクセルは非常に難しいジャンプなのにコンビの点数はたったの9・5。これは誰かさん(ヨナ)のトリプルルッツ+トリプルトーループより低いんですよ」と半ばあきれたように採点の理不尽さを指摘した。

また、中国メディアの中国新聞網は「キム・ヨナの銀は意外だった」とした上で「審判から何らかの配慮があったのは明らかだ。フィギュアスケートにおける悲哀と言わざるを得ない」と報道。「表彰式でヨナに送られた拍手は、優勝した浅田はおろか、銅のラウラ・レピストよりもずっと少なかった」と付け加えた。

浅田、ヨナによるフリーの演技は大手動画共有サイト「ユーチューブ」などに掲載されて全世界に発信されたため、世界中のファンに閲覧され、国際スケート連盟(ISU)やヨナを非難する書き込みであふれている。

日本語での書き込みは浅田への祝福やねぎらいが主だが、海外からは英語で「どう採点すればヨナが真央の得点を超えるんだ!」「ISUによる不正判定はフィギュアスケートへの冒とくだ」「ヨナはいくら払ったんだ」など、辛らつな意見がほとんどだ。

これに対し韓国のネット上では「ヨナは失敗したから130点だった。本来なら150点だったはずだ」「日本は優勝したのにつべこべ言うな!真央の点数こそ詐欺だ」などと感情論だけでヨナを援護している。ただ「こんな採点ではヨナもかわいそう」と書き込んだファンもいる。不可解採点で2位になったヨナも、ある意味被害者かもしれない。

「配慮があったのは明らか」ヨナの銀メダルに中国メディアが疑問を呈す
サーチナ 2010/03/29

 27日にイタリア・トリノで行われたフィギュアスケート世界選手権で、2位でフリープログラムに臨んだ浅田真央選手は完璧(かんぺき)とも言える演技で197.58点を記録して金メダルを獲得した。一方、バンクーバー五輪で金メダルを獲得した金妍兒(キム・ヨナ)選手はショートプログラムでの出遅れがひびき、銀メダルに終わった。

 これに対し、中国新聞網は「キム・ヨナの銀メダルは意外だった」とし、ジャンプの転倒と回転不足があったにもかかわらず、ほぼノーミスの浅田真央選手(129・50点)より高い130.39点という全選手中最高の得点を獲得したことに疑問を呈した。

 続けて記事では、「完璧な演技を見せた浅田真央選手の点数がキム・ヨナ選手よりも低かったとき、会場からはため息が聞こえた」とし、表彰台でキム・ヨナ選手に送られた拍手は、金メダルを獲得した浅田真央選手はおろか、銅メダルのラウラ・レピスト選手よりもずっと少なかったと報じた。

 また、キム・ヨナ選手が獲得した点数に対し、記事では「ジャッジから何らかの配慮があったのは明らかだ」と指摘し、「フィギュアスケートにおける悲哀と言わざるを得ない」と報道。

 さらに、「ジャッジが見せた『えこひいき』はフィギュアスケートというスポーツの公平性をさらに失わせることとなった」とし、今回のような事件が今後のスポーツ競技で起きないことを希望するばかりであると報じた。(編集担当:畠山栄)

トリノに関して言えば、あなたは本来台落ちレベルですよ
(ラウラ・レピストの3トリプルで銅メダルもおかしかったけど)
あなたは匿名採点に守られて真央からはFSの金のスモールメダルを、
安藤美姫の銀メダルを、カロリーナ・コストナーから銅メダルを奪い取ったのですよ

四度目は2011年モスクワワールドですよ。
あなたはSPの3LzでミスをしてFSでもジャンプで二つのすっぽ抜けをやらかしましたよね。
なのにSPではノーミスの安藤美姫を抑えて首位に立ちFSでも2位に入ってしまいました
このときのあなたの演技も本来は台落ちレベルでっせ。
安藤からSPで金のスモールメダルを、FSではコストナーから銀メダルを、アリョーナ・レオノワから銅メダルを奪い取った

ヨナは「All Podium(シニアに上がって一度も台落ちしたことの無い選手) 」を達成して引退しましたが
少なくとも2度は台落ちを免れている
これを「匿名採点制度に守られている」と言わずしてなんといえばいいのでしょうか

ソチ五輪に関してメダルを獲得したキム・ヨナ、アデリナ・ソトニコワ、カロリーナ・コストナーの動画を貼っておく

ヨナ


ソトニコワ


コストナー

三者の中でアデリナ・ソトニコワは3F、3T2度のトリプル5種7度。
カロリーナ・コストナーは3T、3S2度ではあるものの同じくトリプルは5種7度。
キム・ヨナは3Lz、3S2度のトリプル4種6度。
ソトニコワもソトニコワもスピン、ステップはすべてレベルを獲りきった。
一方のヨナはスピン1つとステップ1つがレベル3にとどまった。
どちらもレベル4を獲り切れる構成ではなかったからである。

演技内容でいえばソトニコワもコストナーも最初から最後までスピードに乗っていた。
コストナーは「ボレロ」の音楽のテンポ、音の強弱全てがピタッとはまる演技だった。

一方のヨナは序盤の3Sからジャンプの質が悪くなり後半どんどんスピードが落ち音楽に合わせられなくなっていた
振り付けはスカスカでエレメンツ配置にもかなり偏りがみられた。

ぶっちゃけFS順位は
1.アデリナ・ソトニコワ
2.浅田真央
3.カロリーナ・コストナー
4.キム・ヨナ
でもおかしくなかったくらいだ

多くの選手が5種7トリプルという構成を組む中で1人4種6トリプルしか跳んでいないのに
70e5751d695a4c16.jpg
 

こーんな軸ブレのあるスピンで
ソトニコワ、ヨナスピンの軸比較

こーんな偏りのあるエレメンツ配置で
yu na kim エレメンツ配置2

なぜヨナは金メダルを強奪されたといえるのか。悲劇のヒロインといえるのか。

見ている側から言えばソチに限って言えば
悲劇とはどちらもほぼノーミス演技をしたのにヨナに銀メダルを奪われたカロリーナ・コストナーだよ。

来季からジャッジの匿名制が廃止されますが
GOEの目減りはあっても完成度を重視する傾向は変わらないと思いますが
特定の選手への依怙贔屓採点で浅田真央ら他の選手が受けてきた悲劇、
ソチでカロリーナ・コストナーが受けた悲劇が繰り返されることの無いことを切に祈ります

真央、新プロは【リチュアルダンス】

浅田真央が自身の公式HPにて新プロを発表しました
マヌエル・デ・ファリャのバレエ組曲『恋は魔術師』より【リチュアルダンス(Ritual Fire Dance)】
これをSP、FSでそれぞれアレンジを変えて演じることになります

浅田真央 来季は「リチュアルダンス」 SP、フリーとも

デイリースポーツ 6月26日(日)14時32分配信
フィギュアスケート女子の元世界女王の浅田真央(25)=中京大=が26日、自身のホームページを更新し、来季のプログラムについてSP、フリーともスペインの作曲家ファリャのバレエ組曲「恋は魔術師」より「Ritual Dance(リチュアル・ダンス)」であることを発表した。

 真央は20日のイベントでSPとフリーについて「2つで1つの作品になっている」とした上で「滑ったことのない曲。SPが黒で、フリーが赤のイメージ。挑戦しているからこそ、楽しいし、やりがいを感じる」と話していた。



【恋は魔術師】ってどんなストーリー?


真央が演じる「恋は魔術師」「リチュアルダンス(火祭りの踊り)」について調べてみました

≪ストーリー概要≫
ジプシー娘のカンデラスがヒロイン。カンデラスは若くして夫に先立たれた未亡人だった。
ある日彼女はカルメロと恋に落ちてしまうがカンデラスの元夫の亡霊がこれに嫉妬。
2人が会おうとするたびに元夫の例が現れては二人の恋の邪魔をしようとする。
死んでなお妻の恋路を邪魔しようとするなんてなんという器の小っちゃい男なんだろうか
カンデラスは元夫が生前すんごい浮気者だったことを思い出し、
友人の美しいジプシー娘ルシアに亡霊を誘惑してもらう。
案の定元夫の霊はルシアに夢中になってしまいバカだねぇー、その隙にカンデラスはカルメロと結ばれ
亡き夫の例は成仏してしまう


「リチュアルダンス(Danza ritual del fuego)」とは?
「恋は魔術師」で演奏される楽曲の中で最も人気の高い曲であり
ピアノ独奏、またはオーケストラで単独で演奏されることも多いそうです
ストーリーの中では悪魔払いとして、燃えさかる炎の前で、カンデラスが激しく踊り、
悪魔払いの儀式を行うという場面で使用されています

浅田真央がピアノバージョンとオーケストラバージョンで演じるという事で動画を探してみました

SPピアノバージョン


FSオーケストラバージョン


演じるとしたらこんな感じ?


デニス・テンがSP、FSを「アーティスト」という一つの映画で別々の曲を演じたり
村上佳菜子が「オペラ座の怪人」をテーマにSPはクリスティーヌバージョンで、FSではファントムで演じたりという事はありましたが
真央の新プロが【リチュアルダンス】で同じ楽曲を使用するとは大変驚きました

楽曲自体は太田由希奈が2006-2007年にFSとして演じたことがあります
http://v.youku.com/v_show/id_XMjc5MTQ4MjI0.html
同じ曲をSPとFSで使用するというのは今までにない試みです。歴代のスケーターでも恐らくはいないでしょう。

SPに関しては立ち止まっていられないような、真央に考える隙を与えないような何かを急かされるような楽曲だなと思いました
このテンポにしっかりついて行くために余計なことを考えないで済むので却っていいかもしれません

FSは真央曰く「女性らしい曲」だそうですが
後半に向けてどんどん高揚してエネルギッシュになっていくので
体力勝負という気がします。スタミナには定評のある真央でもこれはきついかもしれません
復帰シーズンのGPSでは徐々にスタミナ切れを起こしてしまっていましたので演じ切るだけの体力をつけてもらいたいです
どちらかというとタチアナ・タラソワが好みそうな楽曲のような気もしますが
ローリーが振付けたこのプロを真央がどう演じ分けるのか非常に楽しみです

国際競技派遣基準

日本スケート連盟より2016-2017の国際競技派遣基準を発表しました

1. ジュニアグランプリシリーズ

(1)男女シングル
6月に開催する派遣選手選考会における、選考会課題・演技・国際競技力を総合考
慮して選考する。

(2)ペア、アイスダンス
6月に開催する派遣選手選考会にて、国際的な競技力を総合考慮して選考する。


2. 世界ジュニア選手権大会
(男子シングル2枠、女子シングル3枠、ペア、アイスダンス各1枠)
(1)男子シングル
①1人目は全日本ジュニア選手権大会優勝者を選考する。
②2人目はジュニア対象年齢で派遣希望のある選手の中で、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。

 A)全日本ジュニア選手権大会3位以内の選手
 B)ジュニアグランプリファイナル出場者
 C)全日本選手権大会参加者のうち上位3名
 D)全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
E)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名

(2)女子シングル
①1人目は全日本ジュニア選手権大会優勝者を選考する。
②2人目及び3人目はジュニア対象年齢で派遣希望のある選手の中で、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。

 A)全日本ジュニア選手権大会3位以内の選手
 B)ジュニアグランプリファイナル出場者
 C)全日本選手権大会参加者のうち上位3名
 D)全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
 E)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
※最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。
ただし、過去に世界ジュニア選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、世界ジュニア選手権大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。
※代表候補に選出された選手が当該競技会出場のためのミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。
※候補選手となるには、当該年度のいずれかの競技会(ショートプログラム)で、当該年度のジュニアのショートプログラム課題を実施し、十分な得点を獲得出来る実力を示していることが必要である。

(3)ペア、アイスダンス
国際的な競技力を考慮して選考する。
※最終選考会である全日本ジュニア選手権大会への参加は原則必須である。
※代表候補に選出されたが当該競技会出場のためのミニマムポイントを持っていないカップルは、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。


3. 世界選手権大会
(男女シングル各3枠、ペア、アイスダンス各1枠)

(1)男女シングル
① 1人目は全日本選手権大会優勝者を選考する。
② 2人目は、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。

 A)全日本選手権大会2位、3位の選手
 B)グランプリファイナル出場者(①の選手を除く)上位2名
③ 3人目は、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。
 A)②のA)又はB)に該当し、②の選考から漏れた選手
 B)全日本選手権大会4位~6位の選手
 C)全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
 D)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
※最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。 ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、世界選手権大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。

(2)ペア、アイスダンス
国際的な競技力を考慮して選考する。
※最終選考会である全日本選手権大会への参加は原則必須である。
※代表候補に選出されたが当該競技会出場のためのミニマムポイントを持っていない
カップルは、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する


4. 第8回アジア冬季競技大会

(1)男女シングル
① 1人目は全日本選手権大会優勝者を選考する。
② 2人目は、参加資格のある選手の中で、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。

 A)全日本選手権大会上位6名
 B)全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位6名
 C)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位6名
 D)全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位6名
※最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。 ただし、過去に世界選手権大会8位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、アジア冬季競技大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。
※JOCへ候補選手手続きを済ませており、指定期日までにアジア冬季競技大会派遣前チェックを受けることが必須である。

(2)ペア、アイスダンス
国際的な競技力を考慮して選考する。
※最終選考会である全日本選手権大会への参加は原則必須である。
※JOCへ候補選手手続きを済ませており、指定期日までにアジア冬季競技大会派遣前チェックを受けることが必須である


5. 四大陸選手権大会

(1)男女シングル
全日本選手権大会終了時に、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考す
る。
①全日本選手権大会10位以内
②全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位6名
③全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位6名
④全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位6名

※最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。 ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、四大陸選手権大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。
※代表候補に選出されたが当該競技会出場のためのミニマムポイントを持っていない選手は、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する

2)ペア、アイスダンス
国際的な競技力を考慮して選考する。
※最終選考会である全日本選手権大会への参加は原則必須である。
※代表候補に選出されたが当該競技会出場のためのミニマムポイントを持っていないカップルは、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。


6.第28回ユニバーシアード冬季競技大会
12月初旬に開催予定の派遣選手選考会において、派遣選手を選考する。
なお、選考方法の詳細は大会詳細が発表され次第、追って通知する。
※JOCへ候補選手手続きを済ませており、指定期日までにユニバーシアード冬季競技大会派遣前チェックを受けることが必須である。


7.世界シンクロナイズドスケーティング選手権大会
国際的な競技力を考慮して選考する。


8. 国別対抗戦 2017
原則としてISUの定める選考方法(世界選手権大会終了時のワールドスタンディング上位2名、ペア、アイスダンス各1組)に従う。


9.その他の国際競技会派遣
・ ノービス国際競技会については、全日本ノービス選手権大会の上位選手を選考対象とする。有望新人発掘合宿で選考する場合もある。
・ 国際競技会については、事前に調査した上で、強化方針に従って選考する。なお別途選考会を開催する場合もある。
http://skatingjapan.or.jp/image_data/fck/file/2016/160622_FS_Senkokijun.pdf

何で冬季アジア大会に日本のトップ選手を派遣しなきゃならないの?
という疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

なんでも冬季アジア大会開催地は札幌だそうで
JOCから『ベストメンバーを出してほしい』という強い要望があったこと
結局平昌五輪のフィギュア&ショートトラック会場となる鏡浦(キョンポ)アイスホールが工期が間に合わずまだ未完成で
同じ江陵(カンヌン)市でも江陵アイスアリーナ開催となり、「五輪プレ大会じゃないから派遣してもメリットがない」というわけですな。
アジア大会については夏季大会と比べて冬季大会は注目度が低いという寂しさがあるから
羽生結弦や浅田真央、宮原知子クラスを派遣することで地元開催の大会を盛り上げたいという両者の思惑があるんだろうけどさ。

でも、ですよ?!
四大陸選手権はスコアは公式記録として認定を受けますし、ワールド代表が決まった選手では
少しでも良い成績を収めてジャッジ評価を上げておきたいはず。

男女シングルならトップ選手でなくてもメダル獲得は可能でしょうに
何でJOCのメンツのためにトップ選手を派遣せにゃあならんのよ。
せめて全日本エントリー時に選手の出場意志を確認して派遣という条件にしてほしかったな

浅田真央、新プロは「誰もやった事の無い曲」!?

浅田真央新プロ情報が入ってきましたので紹介させていただきます

浅田真央、新SPを8月に披露 「これしかない曲 平昌めざす」
2016年6月9日 東京新聞朝刊

元世界女王で、2018年平昌五輪出場を目指す浅田真央(25)=中京大=が本紙のインタビューに応じ、昨季と同じくローリー・ニコルさんに振り付けを依頼した16~17年シーズンのショートプログラム(SP)、フリーの見どころを語った。SPは自身が座長を務めるアイスショー「ザ・アイス」名古屋公演(8月5~7日・愛知県体育館)で初披露し、新シーズンの足掛かりとする。 (聞き手・原田遼)

 -今季のプログラムは。

 曲名はまだ秘密だが、新しい試みをする。SP、フリーそれぞれに見応えがあるが、二つで一つのプログラム。両方見て「ああ、そういうことだったんだ」と思ってもらえるのではないか。

 -曲はどう決めたのか。

 4月下旬にカナダのトロントでローリーと一緒に決めた。毎年、一通り聞いてから長い時間悩むけど、今回は「これしかない」と即決だった。

 -選んだ決め手は何か。

 今回の曲をこれまでに使った選手はいないのではないか。前と同じと思われるのは嫌だし、新ジャンルにチャレンジをした方が楽しい。

 -手応えはあるか。

 曲も振り付けもすごく気に入っている。特にフリーは、ローリーが「五輪シーズンに使いたかった」と言うくらい感触が良かった。

 -ジャンプの構成はどうするのか。昨季当初は連続ジャンプで3回転-3回転に挑んでいたが、世界選手権を含めた終盤は3回転-2回転に難易度を下げた。

 まずは世界選手権と同じ構成で練習して、シーズンインに向けてもっと難しくできそうであれば変えていく。

 -4月に平昌五輪まで現役を続ける意思を公言した。

 気持ちが「平昌、平昌」となるのでそれまでは言わなかったが、選手である以上、五輪を目指すのは当たり前。口にしないと、かなわないと思った。

 -今季は五輪の前シーズンになる。どんな位置付けか。

 「もう、あと2シーズンか」と思うが、曲選びやプログラムで意識することはない。今季できることを積み重ねていく。

 -「ザ・アイス」名古屋公演でSPを披露する。

 名古屋で滑る機会は少ない。地元だし、ちょっと頑張っちゃおうかなと。

     ◇

 同公演の問い合わせは中京テレビ事業部=052(971)2500=へ。



真央、来季の演目は「SPは黒、フリーは赤」のイメージ/フィギュア

サンケイスポーツ 6月20日(月)13時48分配信

フィギュアスケート女子の浅田真央(25)=中京大=が20日、化粧品メーカー、アルソアの表参道ポップアップハウスの一日店長としてイベントに参加した。白と黒の衣装で登場し「あまり着ることがない。大人っぽいイメージ」とお気に入りの様子だった。

 3~4月の世界選手権(米ボストン)後にオフを取り、その後に拠点の中京大で本格的な練習を再開した。カナダ・トロントにわたり、振付師のローリー・ニコル氏と来季のプログラム作りに着手。ショートプログラム(SP)、フリー、エキシビションの選曲を決めた。

 演技構成を含めたプログラムの内容は今後、発表される予定だが、色で例えると「SPは黒、フリーは赤」のイメージだという。休養から復帰した昨季よりは精神的な余裕を感じており、「自分がやりたいものをみてもらいたい」と充実の表情を浮かべた。


真央は既にEXについては「バッハのチェロ・スイート(無伴奏チェロ組曲)」と公表していた
※スイートとはsweetではなくsuiteですよ~
しかしながらSP、FSについては断片的な情報しか入ってませんでした
東京新聞、サンケイスポーツ記事でも断片的な情報しか入ってませんが

今回見つけた記事、これまでの報道を総合すると
●SP&FSふたつでひとつ。両方見て「ああ、そういうことだったんだ」
●今回は「これしかない」
●新ジャンルにチャレンジ
●今回の曲をこれまでに使った選手はいないのではないか
●五輪シーズンに使いたかった
●SPは黒、FSは赤のイメージ
●ピアノの先生を呼んで、一緒に作った(「チェロ・スイーツ」ではピアノは出てこない
)※他記事による

タチアナ・タラソワがバンクーバー五輪シーズンにラフマニノフ「鐘」を振付けた時には
楽曲がとにかく単調で重厚で、エレメンツを曲に合わせるのが大変そうなプロだなと感じたことがありますが
今回のローリープロはさらに難解な楽曲だったりするんだろうか?
真央自身が持つスケーターとしての技術や表現力全てが試されるプロとなりそうですね。
一年を通してやりきった先にはトリノワールドで見た時以上のぞくぞくする様な感動が待ち受けているかもしれません

ISU理事会決定事項

ISU Communication 2017にてISU選手権ミニマムや大会出場規定に関する諸々の事項が理事会で決定しましたので
変更点を紹介させていただきます

1.技術点ミニマムスコア

2016-2017 フィギュアスケート技術点ミニマムスコア

昨年とミニマムスコアは変わりません。
但し、以下のことが来季から変わります
The required Minimum Technical Elements Score for the Short Program/Short Dance and the
Free Skating/Free Dance to participate in Senior ISU Championships (ISU European Figure Skating Championships, ISU Four Continents Figure Skating Championships and ISU World Figure Skating Championships) can only be obtained in Senior International Competitions. Likewise, the required Minimum Technical Elements Score for the Short Program/Short Dance and the Free Skating/Free Dance segment to participate
in the ISU World Junior Figure Skating Championships can only be obtained in International Junior Competitions

今季からのルールで「ジュニアのミニマムスコアクリアはジュニアの国際競技でクリアしなさい」と変更されましたが
今回の発表で「ジュニアからシニアに移行してシニアの選手権大会を目指す選手はシニアの国際競技に出場してミニマムをクリアせよ」という条件も新たに加わりました

来季からシニアに移行するとみられる選手は日本では樋口新葉、山本草太、
アメリカならネイサン・チェン、ロシアのマリア・ソツコワもという事になるかと思いますが
彼らは今季ジュニアの大会で出したスコアは無視されて、
来季のB級大会若しくはアサインされるであろうシニアGPSでミニマムスコアクリアを目指すことになります


2.ISU選手権、および冬季五輪、ユース五輪出場規定事項
1.ISU選手権、ISUイベント(いわゆる公式戦)、あらゆる国際競技出場に関しては100条または107条1,4~12項に従って参加を表明できる。
五輪、ユース五輪参加については五輪憲章または規定に従う

2.a)スケーターはISU加盟国の国籍に在籍するか、最低1年間の居住期間を経なければならない。
     b)ペア、アイスダンスはカップルのひとりがa)の国籍/居住条件を満たしておれば、ISU加盟国所属であれば参加できる
  c)スケーターが加盟国を変えて国際競技に参加する場合は前加盟国は不当に拒否してはならない。移籍する場合は最後に出場したいかなる国際競技からも12カ月の待機期間を経なければならない
  d)シンクロナイズドスケーティングで異なる国籍からのメンバーで構成する場合は全体の4分の1まで各加盟国の許可を経て参加できる。
   国籍/居住条件に該当する選手、待機期間に従って移籍した選手はこの限りではない

3.ISU選手権やISUイベント、国際競技に出場した選手が加盟国を変えて出場する場合は取得後移籍先のISU加盟国やISU事務局を通して許可を得なければならない。

4.1つの加盟国であるメンバーは7月1日~6月30日までISU選手権やISUイベント、あらゆる国際競技に参加することができる。
  またこの規定はシンクロチームであれば25%以下のチームの選手にも適用される

5.2のa国籍/居住条件やcの待機期間を経た選手の移籍をを理事会が拒否した場合はISUによって認めることができる
  その場合は居住していた(所属していた)国籍の許可を得る必要はない

6.要求される手続きを経てもなお理事会が拒否した場合はアスリート精神に違反している。
 ISU加盟国は外国の選手であっても新しい加盟国メンバーとして入ってくる選手を受け入れるべきである


国籍条項について「最低1年以上の居住実績」というものが追加されました。
たとえば五輪開催予定国が出場枠のかかるシーズンになって慌てて海外ペアを移籍、国籍を取得させて
ワールドや最終予選で出場権を得ようとしても12カ月の待機期間を経ていようが居住実績がなければアウトという事になります

国籍あるいは加盟国移籍する場合の条件について
一定期間を経れば元の国籍が拒否をしても自由に移籍できるという点では緩和されたといえるのかもしれません
移籍規定についてはドイツが解散したペア選手の新たなパートナーに、同じく解散したフランスペアの選手をつれてこようとして
フランスが移籍を拒否したり、裏で金銭を要求したりというトラブルがありましたし
ソチ五輪の予選の折にはペアの個人出場権を獲得したエストニアが、
言葉を話せないことを理由にロシアから移籍した選手の国籍変更をを拒否したことも背景にあるかもしれません
ドイツから提案されていた事項がほぼ認められたことになります
「条件を満たしても変更の承認を理事会が許可しないのはアスリート精神に反する』と明言したことで
元の加盟国なり移籍先の加盟国が妨害工作をするという事はできなくなったという点では移籍の自由度は増しました。
が、合わせて提出していた「移籍に関して元の加盟国からいかなる金銭の要求をしてはならない」
という案はどうやら否決となってしまったようで、金銭に関する規定もしっかり決めてほしかったなと思います

情報は正確に

時事通信からGOE拡大についての報道があったのですが
内容があまりにも?なので怒りを込めて

時事通信報道
headlines.yahoo.co.jp/hl

コラ!時事通信!!情報は正確に伝えんかい!!(▽Ⅲ▽♯)
現状決まっているのは現在の-3~+3までの7段階評価から-5~+5までの11段階評価になるという事だけやっちゅうねん

そもそもフィギュアスケートの要素はジャンプだけじゃないですし
どの要素も一律+1評価=1.00と違いますって!!

ISUは技の難度に応じて実際の加点、減点に反映するScale of Value (SOV)というやつを設定しています
こちらは2016-2017年ルール改正時に発表された要素のレベルと価値尺度一覧です
www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/comm2000j.pdf
SOV表
最も高い基礎点を持っている4AはSOVの数値が大きいので+3評価を貰った場合加点に反映されるのは3.60ですが(誰も跳ばれへんけど)
最も基礎点の低い1TなどはMAXのGOEを貰っても加点は0.60までしかもらえんのよ
(それでも基礎点は0.30だから加点の方が基礎点より大きくなってるけど)
この表ジャンプとスピンの1部の例ですが、その他のスピン、ステップも基礎点や難度に応じてそれぞれSOVというものがちゃんとある
1Tも4AもGOE+1毎に1.00ずつ加点や減点を受けたりしたらそれこそ採点がめちゃくちゃになりますやん(▽Ⅲ▽♯)
2008-2010年までの要素SOVは以下の通りになってました
2008-2010 エレメンツSOV
現行ルールと見比べたらわかるかと思いますがISU技術委員会は要素のSOVについては何度も見直しを行っています
一番大きな見直しはバンクーバー五輪終了後の2010-2011年でした
このときにはジャンプだけでなくステップレベル4のSOV見直しも行っていたかと思います
ルールが変わればその都度SOVを見直すのが技術委員会ですので
評価が11段階に拡大すればSOVを縮小して今と同等の加点と同じ数値にするなどの調整を図ってくるのではないでしょうか

PCS評価はどう変わる?

ISU Communication 2014にてPCS評価改訂も決定しました
PCS評価の基準について何が変わるのか見ていきたいと思います
現行ルールの資料:static.isu.org/media/104183/program-component-explanations.pdf
対訳:www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/9074/※「フィギュアスケート資料室」より


1.Skating Skills

(現行ルール)
Skating Skills(現行ルール)
スケーティング技術定義

(改訂後)
Skating Skills (アジェンダ)
エッジをコントロールする能力と、エッジ、ステップ、ターンなどのスケート技術を用いて示された氷面上での流れ
また、それらの技術の正確さ。無理な力を使わずに加速したり、スピードを変化させたりする能力を確実に明白に行っている
スケーティング技術を評価するためには以下のことが考慮されなければならない
・深いエッジやステップ、ターンを使用している
・バランス、リズミカルな膝の動き、足運びの精度
・流れるような滑り
・パワーやスピード、加速度の多用さ
・あらゆる方向へのスケーティング
・片足でのスケーティングを行っている

変更点
・「深いエッジで行うターンやステップ」から「Cleanness」「Sureness」の文字が消えた
・Flow and Glideに関して「Effortless( 無駄な力がない)」の箇所がカットされた
・One Foot Skating(片足でのスケーティング)に関してMaster(習熟している)がUse(使用できていればよい)に緩和された


2.Transitions
(現行ルール)

Transition (現行ルール)
Transition Rinking Footwork
(改訂後)
Transition (アジェンダ)
全ての要素を結びつける複雑なフットワーク、ポジション、動きやホールドを意図的に多彩に使用している
トランジションを評価する際には次のことが考慮される
・1つの要素から次の要素に移行する際の訓練された連続性のある動き
・多様さ(アイスダンスはホールドも含む)
・難しさ
・質
変更点
繋ぎや振り付けを意図的に使用していることが定義され、
一つの要素から次のムーブメントに移行する際の連続性がより求められるようになった

3.Performance
(現行ルール)
performance (旧)

Performance Execution

(改訂後)
Performance.jpg
音楽や構成が意図するものに対するスケーターやペア、カップルの身体的、感情的、知性的な関わり
PE評価には次のことが考慮される
・体力的、感情的、知性的な関わりと投影
・身のこなしと動きの明快さ
・多様でメリハリがあり、エネルギーに満ちた動き
・個性
・同調性や一致(ペア、アイスダンス)
・空間認識ーパートナーとの適切な距離や変化を管理できている(ペア、アイスダンス)

変更点
従来の評価では予定されていた技を正確に質よくこなすことも評価対象となっていたが完全に除外された
振り付けや構成の意図するところをしっかり演技で反映できているかがより求められるようになった


4.Composition
(現行ルール)
Choreography(現行ルール)
Choreography Composition

(改訂版)
Composition.jpg 
バランス、統一性、空間、パターン、構造、フレーズの原理に従って、すべての動作を計画的に展開させた独創的なアレンジ。
Composition評価には次のことが考慮される
・目的(考えや概念、資格やムード)
・パターンと表面の覆い方
・空間のあらゆる方向への動きとムーブメントのデザイン
・フレーズとフォーム(音楽のフレーズにマッチしたムーブメントを構築している)
・構成の独自性

変更点
Chreographyの評価が無くなった
動作の統一性は特に求められなくなった
振り付けが、というよりプログラムの構成そのものが問われるようになった


5.Interpretation
(現行ルール)
Interpretation (旧)
曲の解釈

(改訂版)
Interpretation_201606161420502b9.jpg
個性的で創造的で、音楽のリズムや特徴、音楽の意図するものを動作で正確に表している
曲の解釈を評価するには次のことが考慮される

・音楽のタイミングに合わせた動作やステップ
・音楽のフィーリングやリズム、特徴をしっかりと識別して表現している
・音楽のニュアンスや詳細を反映させた技巧※
・音楽の特徴やリズムを反映させる両者の関係(ペア、アイスダンス)
・SDにおいては周期的な拍子に合わせて、FDにおいては音楽の拍子やスケーター間のバランスを保っている
※手腕とは動作を通して音楽の詳細やニュアンスを巧みな洗練された技術で表現している事であり
スケーターが音楽や構成に対する独自の感受性である
ニュアンスとは作曲家または演奏者によってもたらされる音楽の強さや力に微妙な変化をつけるための手法である

変更点
昨今の評価を振り返るとエレメンツを質よくこなしてそこそこ音楽にあっていれば高評価を得ていましたが
今後は楽曲が意図するものをより正確に演じることが求められるようになります


SS評価についてはパトリック・チャンやカロリーナ・コストナーのような深いエッジワークでターンやステップを多用して
「無駄な力の無い楽なスケーティング」が推奨されてきましたが、「無駄な力がない」という言葉が除外されました。
但し深いエッジで正確に確実にこなすことが求められるようになりますのでこのあたりが評価の分かれ目となるかもしれません

TR評価についてはLINKING FOOTWORKに対する項目が除外されました
但し繋ぎの要素については次の動作への関連付けや連動性がより求められるようになりました。
良く解説者等が「ジャンプなどの要素の前に繋ぎ動作を行うとTR評価が上がる要因にもなる」とコメントしておられましたが
要素直前にいくら繋ぎを入れても要素終了後から次のムーブメントに移る際に
スムーズに流れないことには評価対象にならないという事なのかもしれません
これに関してはより厳しさを増したかもしれませんね

PE評価についてはEXECUTION評価が完全に削除されました
2009年ロスワールドあたりからジャンプなどのエレメンツのGOEを大きく伸ばすとPE評価が上がり、
それにつられて他の4つの要素の評価も上がって全体のPCS評価が高めになるという傾向が出始めていました
ソチ五輪シーズンにシニアに上がってきたユリア・リプニツカヤやエレーナ・ラジオノワ、エフゲーニャ・メドベデワなどが
シニア1年目からパーフェクトな演技で全体のPCS評価を大きく伸ばしたりもしてきましたが
今後は技術面とは切り離してあくまでもプログラムの表現を見るという事になりそうです
この辺は技術面でいくつか失敗をやらかしても表現とは関係ないので高目な評価は変わらないという選手が出てきたりして物議を醸すことになるかもしれません

Composition評価については「振付要素(Choreography)」が外れてしまいましたので今後の短縮記号はCOという事になるんでしょうか
大幅な変更は無いような気もしますが身のこなしなど振り付けの書さというよりは
エレメンツの配置などの構成力そのものが問われる評価となるのかもしれません

INTERPRETATION評価が最も厳しくなったのではないか?と思います
音楽のテンポやリズム、速度の変化にはついて行く動きができても、微妙なパワーバランスやムード、トーンの変化まで
スケーティング技術で表現できる選手がどれだけいるのでしょうか
ベテランの選手等はそのあたりのところも研ぎ澄まされた表現ができるのでしょうが若手は苦労するかもしれません

PCS評価はちょい厳しめになったという事でしょうか
採点ジャッジはGOEをつけるだけでなくPCSについてもしっかりと評価を出さなければなりますが
評価を出す採点ジャッジ側もなにをもって高評価とするか判断が難しくなることになりそうな気がします
そろそろ技術面だけを見るジャッジ、音楽表現、プログラム表現だけを見るジャッジに分けて
専門的な評価ができるようにした方がいいのではないかしらと思います

レギュレーションルール変更

第56回ISU総会が終了しました。
ISU Communication 2014にてレギュレーションルール変更点が公表されましたので紹介させていただきます


I.General Regulations

Rule 121, paragraph 3 Restrictions
applying to appointed Officials:
c) Members of the Technical Committees of the Figure Skating Branch cannot act in other
disciplines in ISU Championships, Senior Grand Prix Events and Final, the ISU World Team Trophy and
the Olympic Winter Games

基本事項121条3項
任命されたオフィシャルへの制限
フィギュアスケートにおける技術委員会はISU選手権、シニアGPSおよびファイナル、
国別対抗戦、冬季五輪の他の種目の職務を担当してはならない



II.SpecialRegulations

Rule 350, Call to the Start
Paragraph 2
Delete additional 30 seconds for the first skater in every group before taking the starting position.
350条2項

いずれの(ウォームアップ)グループの最初のスケーターであってもスタート位置につく際に与えられる追加の30秒の猶予を削除

Rule 353, paragraph 1.n), part Fall
Increase deduction for multiple falls in Senior Single Skating:
-1.0 for the first and second fall,
-2.0 for the third and fourth falls,
-3.0 for the fifth and any further falls

353条1項転倒に関して
シニアシングルスケーティングにおいて複数の転倒があった場合は減点を増加する
1度目&2度目→プログラムから減点1
3度目&4度目→プログラムから減点2
5度目以上→プログラムから減点3


Rule 353, paragraph 4, Publication of results, c)
Cancel anonymity of Judges in publication of results.

353条4項結果の公表について
結果の公表におけるジャッジの匿名を取り消す


Rules 415 and 416, Age limit for Technical Specialists and Data & Replay Operators
The upper age limit for Technical Specialists and Data & Replay Operators has been extended to 70.

415条及び416条 テクニカルスペシャリスト&データ&リプレイオペレーターの年齢制限に関して
テクニカルスペシャリスト、データ&リプレイオペレーターの年齢上限を70歳とする


Rule 431, para 2, Round Table Discussion
Video from the competition in the RTD is mandatory for all international events

431条2項 円卓会議について
全ての国際イベントにつての円卓会議ではビデオの利用を義務付ける



III. Technical Rules

Rule 502, Duration of skating, paragraph 1
Duration of the Short Program for Seniors and Juniors is 2 minutes 40 seconds plus/minus 10 seconds.
Consequently the middle of the program (see Rule 353, paragraph h) is 1 minute and 20 seconds.

502条 スケートの演技時間について 1項
シニア、ジュニアにおけるSP演技時間は2分40秒±10秒。
中間の時間は1分20秒からである


Rule 504, paragraph 3
.a), Definition of Program Components Is revised as follows:
The Skater's/Pair's/Couple’s whole performance is evaluated by five (5) Program Components:
Skating Skills, Transitions, Performance, Composition, Interpretation of the Music /Timing
(for Ice Dance).
For Pair Skating and Ice Dance there must be equal demonstration of the criteria by both skaters.

504条3項
a)プログラムコンポーネンツ評価は次のように改訂される:
スケーター、ペア、カップル全体の演技は5つのプログラムコンポーネンツによって評価される
スケーティング技術、要素の繋ぎ、パフォーマンス、構成、曲の解釈/タイミング(アイスダンス)。
ペア、アイスダンスは両スケーターによって同じデモンストレーションの一致がなければならない

※PCS評価については思うところがあったりもするので別の更新記事で内容を紹介し、見解を述べたいと思います

Rule 513, paragraph 2, Draws for starting order in Free Skating
For ISU Events, OWG and WYOG
the last two groups are divided into 2 sub
-groups each (top 3+next 3 in Singles, top 2+next 2 in Pairs, top 3+next 2 in Ice Dance) with a separate draw in each sub-group.
The best placed skaters in Short skate in the “later skating” sub-group.

513条2項フリースケーティング抽選に関して
ISUイベント、五輪およびユース五輪では最後の2グループをさらに分類し
各グループを(男女シングルは上位3人と下位3人、ペアは上位2人と下位2人、アイスダンスは上位3人と下位2人)の中で抽選。
SP上位選手は下位グループの選手の演技終了後に演技を行う

Rule 515, Allowance of a delayed start or restart, paragraph 6 (new)
If any Competitor
between being called to the start and taking the starting position is injured or any other
adverse condition related to him or his equipment impeding his
skating occurs, Rule 350,
paragraph 2 applies. If 60 seconds are not enough to remedy the adverse condition, the Referee shall allow the Competitor up to 3 additional minutes applying a deduction for the whole interruption as per paragraph
3.b) above.

515条6項 スタートの延期及び再スタートにおいて
選手名がコールされてスタートポジションにつく際に故障や悪条件の出来事、スケート靴破損などの障害が起きた場合
350条2項が適用され猶予が与えられる。
状況を改善するのに1分間で不十分であればレフェリーの権限で追加の3分の猶予が与えられる


Rule 610, definition of a Spin combination:
Must have a minimum of two different basic positions with 2 revolutions in each of these
positions anywhere within the spin. To receive full value, a Spin combination must include all three basic positions.
The spin combinations with only 2positions are marked with the sign “V”.

610条スピンコンビネーションの定義
スピンコンビネーションと認められるためにはスピン内のあらゆるポジションで
連続2回転以上の異なる基本姿勢二つが含まれていなければならない
スピンコンビネーションとしての完全な基礎点を得るためには3つの基本姿勢を含んでいなければならない。
基本姿勢が2つしか含まれていない場合の印は【V】である


Rule 611, paragraph 2,content of the Short Program, Ladies Senior
e) Layback/sideways leaning spin or sit/camel spin without change of foot

611条2項女子シニアSPの必須スピン
レイバックスピン/サイドウェイズリーニングスピン、もしくは足換え無しのシット、キャメルスピン


Rule 611, paragraph 3, content of the Short Program, Ladies Junior 2016-2017
e) Layback/sideways leaning spin or sit spin without change of foot;

611条2項ジュニア女子SPに要求されるスピン
レイバックスピン/サイドウェイズリーニング、もしくは足換え無しのシットスピン


Rule 611, paragraph 4, part Jump combinations Revise the last part as follows:
c) If the same jump is executed as a solo jump and as a part of the jump combination, the repeated jump
will not be counted (if this repetition is in a jump combination, only the individual jump which is not
according to the above requirements will not be counted).
If an extra jump(s) is executed, only the individual jump(s) which is not according to requirements will
have no value. The jumps are considered in the order of execution.

611条4項 ジャンプコンビネーションの一部については最後の部分を次のように改定する
c)同一ジャンプがソロジャンプとジャンプコンビネーションの一部として実施された場合繰り返されたジャンプはカウントされない。
もしこれがあとで実施されたジャンプコンビネーションの一部だった場合は繰り返し条件に違反している個別のジャンプのみカウントされない
余計なジャンプは無価値である。ジャンプは実施した順に考慮される


Rule 611, paragraph 4, part Spins
Revise
d) as follows:
d) Flying spin:
Senior: Any type of flying spin is permitted with landing position different than in the Spin in one position.
Junior: Only the prescribed type of flying spin is permitted.
Senior and Junior: A step over must be considered by the Judges in the Grade of
Execution. A minimum of eight (8) revolutions in the landing position which may be different from the flying position. No previous
rotation on the ice before the take-off is permitted. The required eight (8) revolutions can be executed in any variation of
the landing position.

611条4項フライングスピンにおける改訂
フライングスピン:シニアは単一姿勢と異なるものであればいかなる着氷姿勢も許される
ジュニアは定められたタイプのフライングスピンのみ許される
シニア、ジュニアはステップオーバーがあった場合GOEに考慮されなければならない
フライング姿勢を着氷してから最低連続8回転しなければならない。フライングスピンの離氷前に回転することは許される
要求される回転数は着氷のいかなる姿勢から8回転である

e) Ladies –sit or camel spin without change of foot:minimum of eight (8) revolutions in this position
e)女子 足換えを伴わないシットまたはキャメル姿勢を行う場合は最低8回転が要求される

Rule 612, paragraph 2, part Repetitions
Change the last sentence:Extra jumps and jump elements:
If an extra jump(s) is executed only the individual jump which is not according to the requirements will
have no value. The jumps are considered in the order of execution.

612条2項繰り返しについて
余分なジャンプ要素について最後の一文を変更する
余計なジャンプが実施された場合繰り返し条件に違反している個別のジャンプのみ無価値とする。実施したジャンプの順に考慮される


Rule 619, part Solo spin combinations
Revise as follows:
Must have a minimum of two different basic positions with 2 revolutions in each of these positions by
both partners anywhere within the spin. To receive full value, a Spin combination must include all three
basic positions by both partners.
Solo spin combinations may be commenced with jumps.

619条 ペアスケーティング揃スピンコンビネーションについて次のように改定する
カップル両方の選手がスピンの中で連続2回転以上の2つの基本姿勢を実施しなければならない。
基礎点を完全に得るためには双方の選手が3つの基本姿勢をスピンコンビネーションで実施しなければならない
ペアにおけるソロのスピンコンビネーションはジャンプによってはじめてもよい


Rule 619,part Pair spin combinations
Revise as follows:
Must have a minimum of two different basic positions with 2 revolutions in each of these positions by
both partners anywhere within the spin. To receive full value, a Spin combination must include all three
basic positions by both partners.
The pair spin combination must include at least one change of foot of both partners. If there is no change
of foot or no change of position by both partners, the element will have no value.

619条ペアで行うスピンコンビネーションに関して次のように改定する
選手の2人ともがスピンの中で最低連続2回転以上の異なる2つの基本姿勢を実施しなければならない。
完全に基礎点を得るためには選手の2人ともが3つの異なる基本姿勢を実施することが要求される
ペアのスピンコンビネーションスピンは両選手が足換えを1回行わなければならない。
足換えを行わなかった場合、姿勢変化を行わなかった場合この要素は無価値となる


Rule 620, paragraph 3, content of the Short Program, Pairs Junior
Revise as follows:
2016-2017
a) AnyLasso lift take-off (Group Five)
c) Double or triple toe loop or Flip/Lutz throw jump

620条3項ジュニアペアSP
2016-2017
a)いかなる離氷のラッソーリフト
b)2回転あるいは3回転のスロートウループ、フリップ、ルッツ


Rule 621, paragraph 5 (former 4), content of Pairs Free Skating,
part Solo jumps, jump combinations and jump sequences Add at the end:
If an extra jump(s) is executed, only the individual jump(s) which is not according to the requirements
will have no value. The jumps are considered in the order of execution.

621条5項 ペアのソロジャンプ、ジャンプコンビネーションまたはシークエンス
余計なジャンプが行われた場合は繰り返し条件に違反する個別のジャンプのみ無価値となる。
ジャンプは実施した順に考慮される

平昌五輪翌シーズンの2018-2019年よりGOE評価が11段階評価に拡大されることや
男子、ペアスケーティングのFS演技時間が縮小され、ジャンプ回数が減ることも可決されたのですが
こちらの改正案には盛り込まれていません。後日発表となるのでしょうね

気になるのは「ジャッジの匿名廃止」でしょうか?
評価の公表についてはもともと以下のルールとなってました

c)Following each Segment a printout indicating the Base Values of all the Elements and
the GOEs and points for the Program Components from every Judge will be issued.
For ISU Championships, Olympic Winter Games, Senior Grand Prix of Figure Skating Events
and Final, the Judges’ marks are listed in a random sequence without any reference to
specific Judges’ names (anonymity).

各部門終了後全ての要素の基礎点と各ジャッジによるGOE、PCS得点が公示される。
ISU選手権、冬季五輪、シニアGPSやファイナルにおいてはジャッジの採点は具体的な名前の記述をすることなく
無作為の配列で並べられる(ジャッジの匿名制)


それに対してノルウェーが出していた提案事項がこちら

For all figure skating competitions, championships, events
and Olympic Winter Games, the Judges names and their respective scores will be published.

Reason: If the judging is transparent it will increase the accountability of the judges. It will attract the media, sponsors
and public in a positive way.
There is a need for greater transparency in order to improve public understanding of the sport of figure skating and
confidence in the judging system. At present the marks given by each judge are not made available to the
public/Skaters/Coaches, which has a legitimate interest in being able to properly read the opinions of each judge during
a major championship, etc.
If the media is denied access to the marks given by each individual judge, this may result in an increase in unnecessary
conspiracy theories regarding judges and the fairness of all figure skating discipline.

全てのフィギュア・スケートの競技会、選手権、大会とオリンピック冬季大会で、ジャッジの名前と彼らの各々の点は公表される。

理由: もしジャッジングが明白(透明)であれば、ジャッジの説明責任が増す。それは肯定的な方法で、メディア(広告媒体)、スポンサーと公衆の心を引き寄せるであろう。
フィギュア・スケートとジャッジングシステムの信頼の公共の理解を向上させる為に、より大きな透明性が必要とされる。現在、各ジャッジから与えられる採点は、正当な興味を持つ公衆/スケーター/コーチが、主要な選手権などで、きちんと各ジャッジの意見を読み取ることが可能にされていない。
もし、メディアが個々のジャッジにより与えられた採点の入手が拒絶されれば、ジャッジと全てのフィギュア・スケート競技(種目)の公平性についての不必要な陰謀説の増加を生ずるかもしれない。

発表された改定案では確かにジャッジの匿名を削除とは発表しました。
ブロガーさん情報などを見てるとISU技術委員会の全面降伏的なご意見が多いのですが
ノルウェー提案のとおり「ジャッジ名と彼ら各々がつけた得点が公表される」とまでの記載になっていないところがどうも引っかかります
考えがひねくれてるからかもしれないですが
なんだか具体的なことに言及していないところに逃げ道を用意しているような気がしてならないです

あとソチ五輪以降GOEやPCS評価が高騰してインフレを招いていることに関しては、個々のジャッジが突出しておかしな採点を行っているというよりは
ジャッジ全体として選手を過大評価しているところもあるんじゃないかと思います
羽生結弦のジャンプみたいに8つの加点要素すべて満たすような要素をこなす選手が現れているというのも一つの要因だと思いますが
これってこんなに高い評価を出すような質だったかなというものが、ジャッジの平均評価が吊り上って高得点になったり
高いGOEにつられてスケーティングや繋ぎが今一つの選手でもジャッジ全体が全て高い評価を出したりもしているので
シャッフルが廃止されてもジャッジの過大評価が無くならない限りやっぱり何も変わらないのではないかと思います

「ジャッジの匿名廃止」だけじゃ何も変わらない

こちらの更新記事で「ジャッジの匿名が廃止されても何も変わらない」と述べさせていただいた

他のブロガーさん情報、Twitterのやり取りでは「ジャッジの匿名廃止は大きな進歩。
これでおかしな採点は無くなる」という意見は多く出てました。
はっきり言ってワタクシぶーもアホで真意が読み取れなかったからよっしゃあ!!!とぬか喜びしたもんさ。
でも時間が経つうちに、なんかおかしくないか?という思いが強くなりこの結論に至りましたので
なぜこの結論に至ったか根拠を述べさせていただく

1.現在のパネルジャッジ開示システムはどうなっている?

公式戦のジャッジングシステム、パネルジャッジの開示状況は以下のようになっています


 ISUグランプリシリーズ
 2016スケートアメリカ女子パネルジャッジリスト

 ISU選手権大会
 2016世界選手権女子パネルジャッジリスト

赤で囲っている部分を見比べていただきたい
GPSでは採点ジャッジの国籍が開示され、ISU選手権では非開示になっている
ISU選手権では10月末にISU選手権大会に参加する採点ジャッジドローというものが公表され
この時点では参加ジャッジの国籍ジャッジのみが開示され、大会期間後はジャッジの氏名のみ開示というスタイルをとっているからである
2016年欧州選手権採点ジャッジドロー
※『1』のチェックマークが付けられているのがユーロに参加することが決まったジャッジ国籍。13人いてSPで9人が
FSではSPの抽選に外れた4人と、SPに参加した5人が採点ジャッジとして参加


これじゃあ誰がどこの国籍かわからへんやん!と思われるかもしれませんが
どの人物がどの国籍かだけは調べる方法だけはあります

それがISUが公表している『オフィシャルリスト
「オフィシャル」とはレフェリー、採点ジャッジ、テクニカル・コントローラー(TC)、テクニカル・スペシャリスト(TS)、アシスタントスペシャリスト(ATC)
データ&リプレイオペレーターなど採点に参加するすべての担当者をひとまとめにしたものですが
採点ジャッジドローから国籍を拾って、オフィシャルリストからISU選手権大会に参加したジャッジ名を探し出せば
方法は面倒くさいですが調べることは可能にはなっています
若しくはGPSに関しては国籍も氏名も開示されていますので、ISU選手権の参加ジャッジでGPSにも参加していたジャッジがいなかったかを調べて照合する、という方法もあります

ところが現行のジャッジングシステムに関して、プロトコルには実は2種類あるという事をほとんどの人は知りません
「in random order」というジャッジの並び順をシャッフルするというシステムを採用している大会と採用していない大会があるのです
その違いを述べてみたいと思います

2.「In random order」採用と不採用の大会の違い
B級大会にはこのin random orderを採用していない大会がいくつかありますので
2015年クリスタルスケートシニア男子の実例を挙げてみます

in random order不採用の場合

パネルジャッジリスト
2015年クリスタルスケートシニア男子パネルジャッジリスト
FSプロトコル
2015クリスタルスケートシニア男子FSプロトコル
1番のジャッジADREANA ORDEANU (ROU)というジャッジについて蛍光ペンでチェックマークを入れておきました
このルーマニアジャッジ、競技会場アナウンスでは1番ジャッジとして紹介されます
「in random order」という言葉はどこにもありませんので
プロトコルにはこの紹介順の並びで反映されます
クリスタルスケートの場合、ADREANA ORDEANU(ROU)は出場した全ての選手のプロトコルで1番を担当していると特定できます
in random order採用の大会。これは全ての公式戦に関して採用されているのですが
大会会場で並んでいる席や紹介順と実際にプロトコルで並んでいるジャッジは異なっています。
そして、それは選手によってジャッジの番号はまちまちになっています

一方【in random order】を採用している公式戦について
2916年世界選手権女子FSパネルジャッジとプロトコルを例に挙げてみます
2016年世界選手権女子FS
パネルジャッジリスト
2016年世界選手権女子FSパネルジャッジ

2016年世界選手権女子FSプロトコル① 2016年世界選手権女子FSプロトコル② 2016年世界選手権女子FSプロトコル③ 2016年世界選手権女子FSプロトコル④
蛍光ペンでチェックマークを入れたJudge No.9 Ayumi KOZUKA (ISU)という人物に注目してみてください。
アユミ・コヅカ氏が競技会場アナウンスで紹介されるのは9番目です。
ところがコヅカ氏は
エフゲーニャ・メドベデワには右から2番目、宮原知子には5番目、アシュリー・ワグナーには7番目
アンナ・ポゴリラヤには1番目と、選手によって順番がバラバラの位置で採点を行っているのです
(※システムについて説明する為に便宜上チェックマークを入れただけであって、実際にアユミ・コヅカ氏が担当したわけではありません
どのジャッジがどの採点をしたかわからないように選手によって採点ジャッジの順番をシャッフルするというのが
in random orderというシステムなのです

なぜISUがこのシステムを採用するに至ったかについては2002年ソルトレイクシティ五輪における
ペアスケーティングにおける採点不正疑惑に端を発しています
FSでミスのあったロシアペアが優勝し、パーフェクトに演じたカナダペアが銀メダルに終わったことで北米メディアが「ミスのあった選手が金メダルとはおかしい。採点に何か不正があったのでは?と騒ぎだし
女子FSで採点を担当したフランスジャッジから「アイスダンスでフランスを勝たせる代わりにペアではロシアを勝たせてほしいとフランス連盟から要請された」などという発言が飛び出たため(このジャッジはその後発言を撤回)やっぱり不正があったと騒ぎだして両者金メダルという決着をさせました
これが現行の採点方式に移行するきっかけになったのですが、一時的にフランスジャッジが不正を認める発言をしてしまったためメディアから厳しい追及を受けることとなりました
ISUはこのメディアからの追求からジャッジを守るためにランダムオーダー形式を採用したのでした


3.一人がおかしな採点を行っても結果は順位に影響しない

とはいっても、誰か一人が突飛な採点をしたら影響が出るんじゃないの?と思われるかもしれません
一番よく言われたのは2010年バンクーバー五輪FS,浅田真央の3A+2Tコンボにつける評価でしょうか?
このFSでは韓国のイ・ジヒが採点ジャッジに入っていました
2010年バンクーバーオリンピック女子FSパネルジャッジ
イ・ジヒの紹介番号は7番。
本来はイ・ジヒの採点結果は「in random order」というシャッフルシステムによって
誰の何番で採点が行われたかはわからないようになっているはずなのですが
日本テレビの「真相報道バンキシャ」が浅田真央のジャンプに-2の評価をつけて採点を行っている韓国ジャッジを真後ろからカメラ撮影し
大会終了後発表されたプロトコルで-2評価をつけているのが8番目のジャッジであったことから
浅田真央の8番目ジャッジは韓国ジャッジのイ・ジヒと特定されてしまいました
浅田真央2010年バンクーバーオリンピックFSプロトコル

一部ファンは1人だけ-2をつけるなんておかしい!という声が上がりましたが
イ・ジヒの採点結果はプロトコルには完全に反映されません
なぜなら当時には9人のジャッジが参加しても2人がランダムで事前に除外され(除外される2人はどの選手も同じ)
残った7人の採点結果から最高評価、最低評価一人ずつを除外して
最後に残った5人の平均をとって数値を割り出すというシステムになっていました
(現在は9人のジャッジから最高、最低を独りずつカットして7人の評価平均をとって数値割出)
イ・ジヒがダミーとして除外される可能性がありましたし
仮に7人に残ったとしても-2評価をつけているのはイ・ジヒだけなので最低評価の彼女の採点は除外されてしまうため
真央の採点結果には影響は出ないのです

8人のジャッジが+評価をつけているのに一人だけ-評価をつけるというケースは時折発生します
比較的多いのは浅田真央の3Aと宮原知子の逆回転スピンでしょうか
浅田真央のジャンプに関して-2評価がつくときに「タッチパネルの押し間違いでは?」
「転倒もステップアウトもしてないのにマイナス評価はおかしい」という反応をよく目にしますが
これは採点ミスでもありませんしマイナスがつくのもおかしなことではないのです
そもそも採点ジャッジが採点を行う時、タッチパネルを使用します。「-(+)」「3」などと、キーボードの手入力ではない
そのタッチパネルは↓のようになってます
採点ジャッジが使用するモニター
これでボタンの押し間違いが起こりうるんだろうかと思います
ではこの-2評価がおかしいのか?についてですが、GOEについてはあまり知られていないルールのからくりがあります
それは
「GOE-3」などと指定されているもの以外は
減点要素があっても加点に相当する部分があれば加味して良い
減点項目が複数見つかった場合はそれを足してもよ

というルールです GOEの出し方というのはジャッジはまず加点に相当する分を探し出して最高評価を出します
そこからガイドラインに従って評価を下げていくのです
(2014-2015年までは【GOEは必ず-になるエラー】【最終GOEは±に制約されないエラー】と2種類あって
「必ず-になるエラー」でも高さや繋ぎに工夫があるなどすれば加点部分を考慮してもよかったが
現行ルールではSPでコンビネーションジャンプが1つも入らなかった以外は
「最大評価」-「最高評価」で出すことになっています)

浅田真央がジャンプで疑われやすいのは「回転不足」と「ツーフット」。
テクニカルスペシャリストが「回転はセーフ」と判断しても、GOE減点要素は「<、<<判定を受けなくても採点ジャッジが回転が足りないと判断した場合には1段階評価引き下げ」というルールがありますし
フリーレッグが氷上を擦った場合は評価を1段階引き下げ、がっつり氷上についていたという場合は2段階評価引き下げというルールにもなっている。
採点ジャッジは9人が横並びになっているので浅田真央の着氷のつま先から降りてエッジがくるっと回る癖、
ぎりぎりまで足をクロスして氷上ギリギリでフリーレッグをほどく癖などは
角度によっては足りないと見えるジャッジもいますし「フリーレッグが氷上を擦っている」ようにも見えてしまう。
だから2段階評価を引き下げてしまうジャッジも出てきてしまうのです

宮原知子の逆回転スピンも同様でガイドラインには「回転の変更前、変更後のポジションが離れすぎ」「回転が遅い」などは
それぞれ1段階評価引き下げとなっています。採点ジャッジの中には
「ちょっとポジション離れすぎではないか」と思われてしまうところもありますし逆回転後のスピン速度はそれほど速くないので
マイナスをつけてしまうジャッジも出てきてしまうのです
というか、ほかのジャッジが+評価をつけているのに一人だけマイナスをつけても「『減点は複合可』『減点要素があっても加点を加味して良い』というルールになっている以上、マイナスをつけても正当化しようと思えばいくらでも理由づけができるようになっているのです

4.OAC監査システム

これもあまり知られていないルールですが、国際競技に関しては
はたしてジャッジの採点が正しかったのかという反省会もありますし、Ofifcial Assessment Comission( OAC)も設置されています
GPSやファイナル、ISU選手権、五輪などの公式戦で平均をとった採点ジャッジの数値から、
各々の採点がどれだけ逸脱しているかを割り出して監査をするというシステムです

GOEやPCSについては以下のようにしてジャッジの採点が逸脱しているかを調べるようになっています
【GOE】
採点の逸脱度(ショートプログラム技術点)
これはショートプログラムの例ですが、GOEについては【各要素1.00ずつ全7要素で合計7.00の誤差が生じると考えられています
ジャッジの平均点数値からジャッジAの採点でどれだけかけ離れているか、
平均より低い場合はその少なくなった数字を正数(絶対値)に置き換えて全部でどれだけの誤差が生じたかを計算していきます
この場合+評価では3.80も平均より高い評価が、-評価では3.00も少ない評価がなされているので
合計で逸脱した数値は6.80。 許容範囲とされている誤差は7.00までとなっているのでこの場合はOKという事になります

【PCS】
採点の逸脱度(演技構成点)
男女シングルの場合コンポーネンツ評価は全部で5つ。それぞれの評価で10点満点の15%ずつ誤差が生じると考えられているため
1.5×5=7.50が許容される誤差とされています
こちらの計算方法は+評価の逸脱した数値から-評価の逸脱した数値合計を差し引くという少々おかしな方式になっていて
平均値より3.60低く評価されて、平均値より高く評価されているのは4.00だから4.00-3.60=0.40で
こちらも7.50の誤差の許容範囲だからOKという事になります
平均からどれだけかけ離れた評価をしているかを割り出すのだからPCSの逸脱度も絶対値で出すべきだと思うんですけどね
絶対値だと逸脱している数値は7.60で許容範囲を超えて監査送りになってしまうので
採点ジャッジを監査送りにさせないために屁理屈こねてるようにしか思えんのだけど


ここで許容範囲を大きく超える評価などが見つかればOACからアセスメント(報告書送り)対象となって、
累積4度で報酬の没収や降格処分、資格はく奪の罰則を受けたりもします

採点ジャッジになるには英語が堪能でなきゃならないですしルールにも精通していなければならない
また技術審判には国際競技に出場したという実績も必須とされています
難度も実地研修を交通費も宿泊費も自腹で受けて難しい試験をパスして
漸くinternational資格や公式戦に参加できるISU資格を得ても
オフィシャルには選手ほど高額の報酬は用意されていません。ホテル宿泊費と交通費の実費支給と微々たる報酬のみです
報酬は少ないのに罰則は厳しい。1人平均とかけ離れた評価をしても選手の結果には反映されない、で
採点ジャッジが不正にかかわるメリットってあるんだろうかと思います。むしろデメリットの方が大きいのではないでしょうか



5.で、結局何が変わるのよ?
1人のジャッジが平均とかけ離れた評価を出しても上下カットで除外されて意味がない事
罰則規定があって平均からかけ離れた評価を出すメリットがないことは3.4で述べました
じゃあ何が変わるのよ、という話になりますが
今回の第56回アジェンダで結論が出たのはジャッジの匿名制の廃止だけ。
ので変わるのはジャッジ名がオープンになるという事だけです
国籍と採点ジャッジ名を開示してシャッフルして採点というのはGPSでとうの昔ににやっています

つまりは
2016世界選手権女子パネルジャッジリスト  
の表記が
2016スケートアメリカ女子パネルジャッジリスト
に変わるだけで、in random orderのジャッジシャッフルは続行でGPSのやり方に統一されるだけと違うのんか

という事になります
各々の採点ジャッジに責任能力を持たせ、逸脱した評価を出させないためには名前と国籍の開示だけで
なくジャッジのシャッフルを廃止して
だれが何番ジャッジとして採点したかも開示させるべきだったのではないでしょうか

長々講釈たれましたが以上が「匿名廃止だけでは何も変わらない」とした根拠でございます
拝読有難うございました

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プロフィール

ぶー

Author:ぶー
選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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