2017-09

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メルドニウムによるドーピング違反ロシアで続々

2015年11月に陸上で国際アンチドーピング機構(WADA)から組織的なドーピングが発覚し
2016年リオデジャネイロ五輪出場停止を求められたロシア。
そのドーピング余波はテニス、フィギュアスケートにも広がりました

テニスにおいてはマリア・シャラポワが3月8日の緊急記者会見にてメルドニウムによる陽性反応が出たことを告白したばかりか
フィギュアスケートでもアイスダンスのエカテリーナ・ボブロワに欧州選手権終了後同物質による陽性反応が発覚
3月開催の世界選手権出場辞退となりました

シャラポワについてのドーピング違反を伝える記事はこちら

シャラポワ ドーピング違反

headlines.yahoo.co.jp/hl

ペアのエカテリーナ・ボブロワに関するドーピングの記事はこちら
エカテリーナ・ボブロワ ドーピング違反
sport.rbc.ru/article/268101/

英語経由で翻訳すると下のとおり

オリンピックチャンピオンであるエカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフは
ドーピングの疑いのため2016年世界選手権出場を辞退することが「スポーツ・エキスプレス」に報告された。
2016年1月25~31日ぷら千すら羽開催の欧州選手権にてボブロワはドーピングテストによりミルドロナート(商品名:メルドニウム代謝薬)陽性反応が出た。この薬物は2016年1月1日から禁止されたものだ。
このロシア組は欧州選手権で優勝した、ガブリエラ・パパダキス&ギョーム・シゼロン(フランス)、アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア)に次いで銅メダルを獲得していた。
世界選手権にはボブロワ&ソロビエフ組に変わり欧州選手権5位のアレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブーキン組が出場する。

エカテリーナ・ボブロワは自分たちが世界選手権に出場できないことを認めた。
「はい、その通りです。大変残念ですが私たちはボストンの世界選手権に出場しないでしょう。
つい先日ロシアフィギュアスケート連盟がISUから欧州選手権後私の検査サンプルからメルドニウムが演出されたという内容の手紙を受け取った。
私は大変ショックを受けている。この状況を理解するために連盟とあらゆる努力を払っている」
「ブラチスラヴァの大会前に私は(メルドニウムが)禁止であることは何度も頭に入れていたし
いかなる薬も私に入ってこないようできるだけ排除しようとしていた。
唯一医師から処方された薬物はAktovegin(軟膏?)で合法なものだ」
とボブロワの代理人はR-SPORTSに語った。



そもそもメルドニウムって何やねんというお話ですが

メルドニウムなる薬物はラトビアで製法された薬で主に心筋梗塞や、狭心症治療に使われる薬物だそうで
シャラポワも体調不良になる事が増えた約10年前から使用を続けていたのだそう
toyokeizai.net/articles/-/108458

ところがこのメルドニウムには持久力の向上や回復力の向上、中枢神経機能の活性化による耐ストレス性の向上という効能もあるため
心臓疾患以外にもこの薬物を使用するアスリートが増え、WADAは数年前からこの薬物を監視対象としてリストに加えていました
そして2016年1月1日より監視対象から禁止対象に変更したのですが
www.realchampion.jp/assets/uploads/2016/01/2016_ProhibitedList_JP_revised20160108.pdf
(29P参照)
どうも昨年秋から「禁止薬物に移行する」ことは告知していたようです

ルールを知らず、いつものように薬を使っていたら全豪オープン期間中に検査に引っかかってしまった
というのがシャラポワの言い分のようです

エカテリーナ・ボブロワの方はメルドニウムなる薬物が今年から違反という事は知っていたようですし
今年に関しては自転車ロードレース選手のエドウァルド・ヴォルガノフ(ロシア)がやはりこの薬物によるドーピング違反で
1月6日に陽性反応を示して出場資格停止処分を食らっているのです
シャラポワも知らなかったでは済まされないのではないでしょうか

メルドニウムによるドーピング違反はロシアばかり3人目。
陸上に関しては組織的なドーピングが発覚して大問題となりましたが
組織的ではなくとも陸上に限らずあらゆるスポーツで禁止薬物が蔓延していると疑われても仕方ないのではないでしょうか

ロシアのドーピング違反者がこれ以上続出することがないよう祈ります

【追記】

メルドニウムによるドーピング問題ですが、ロシアからさらに3人の違反者が出ました
2人はスピードスケート選手、もう一人はバレーボール男子選手だそうです
メルドニウムドーピング違反
www.mbs.jp/news/national/20160309/00000010.shtml

ロシアはこれでメルドニウムによるドーピング違反者は6人となりました。
シャラポワの件ですが、記事によるとスポーツ省が「連盟や選手に禁止リスト入りすることを事前に通知していた」とありますので
「知りませんでした」はやっぱり通らんやろね。厳しい処分が下されることになりそうです
ボブロワについては情報が錯そうしていますが、昨年秋口から服用をやめていたものの、
体内に薬物が残留していてそれが検出されてしまったという説がある一方で
icenetworkでは「大会期間中24時間以内に摂取したと判断される分量が検出された」とも報じられています
(↑で紹介した記事の中に「帯同した医師がSD直前にボブロワに注射を打った」という記載があったので
もしかしたらこのときに打ったものの中にメルドニウムが入っていたのかも?)


ここまで違反者が出てしまうと『陸上以外にも組織的にドーピングをやっているのではないか』と疑われても仕方ないかもしれませんが
日本やアメリカではメルドニウムは不認可薬物ではあるものの、ロシア国内では普通に心筋梗塞や脳梗塞治療
時には貧血の治療としても用いられている薬物という事情によるところも大きいのかもしれませんね
いずれにせよ今後もメルドニウムによるドーピング違反者はロシアから続出してしまうことになりそうです


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