2017-11

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ルール改正概要

ISU Communication 2000が発表になり、また少しルールの改正が行われました
2015-2016年の旧ルールはこちら

■Schale of Value

ジャンプ
→変更なし


ステップシークエンス、コレオシークエンス

→変更なし

スピン
(足換えあり、足換え無しのコンビネーションスピンのみ変更有)

旧表記と基礎点
ルール改正①スピン基礎点(変更前)

(改訂版)
ルール改正①スピン基礎点(変更後)
※昨季ルールではスピンコンビネーションに関して「基本姿勢が3つ」「基本姿勢が2つ」で
それぞれ基礎点が設定されていましたが
改訂版では表記を2014-2015年までのものに戻して基本姿勢が2つになった場合はVの基礎点適用となりました




■要素のレベルと特記事項
ステップシークエンス
旧ルール
ルール改正②ステップレベル(旧ルール)
(改訂版)
ルール改正②ステップレベル(改訂版)
旧ルールではレベル4のみ『3連続のディフィカルトターン、異なるものを2つを異なる足で踏む』ことが求められ
レベル3判定の加点狙いの選手は組み合わせさえ異なれば同じ足で3連続の難しいターンを踏んでもよいことになってました
3連続のディフィカルトターンを異なる足で2つ踏むという動作がなければレベルそのものの認定を受け無くなるという事になります



スピン(特記事項)

1.フライングスピン
旧ルール
ルール改正③スピン特記事項(旧ルール)

(改訂版)
ルール改正③スピン特記事項(改訂版)

フライングスピンに関して見た目にもはっきりとしたフライングの入りが求められ
出来ていない場合は基礎点はVのものが適用になりますがフライングエントランスのスピンに関しては除外されました
また、スピンコンビネーションについては基礎点変更でも述べましたが
連続2回転以上の基本姿勢が3つ入っていない場合は問答無用でVの基礎点適用となります

2.スピン最中に行われるジャンプ
(旧ルール)
ルール改正③スピン特記事項その2スピン最中のジャンプ(旧ルール)
(改訂版)
ルール改正③スピン特記事項その2.スピン最中のジャンプ(改訂版)
スピン最中足換えありを伴ったり、足換え無しでにジャンプを行う場合は
着氷して最初の2回転以内に基本姿勢に入らなければレベルとして認定されなくなりました



3.ウィンドミルを試みる場合
(旧ルール)
特に表記なし

(改訂版)

ルール改正③スピン特記事項その3ウィンドミル(改訂版)
ウィンドミルは最初に試みた1度のみレベルとしてカウントされるようになりました
→レイバックスピンをウィンドミルからの入りで行い、スピンコンビネーションでもウィンドミルを使うという事が出来なくなった

ジャンプ
(旧ルール)
特に特記事項無し

(改訂版)

ルール改正④ジャンプ特記事項
同一ジャンプ繰り返しについて
SP:ソロジャンプ、連続ジャンプの異なる要素に跨り同一ジャンプが実施された場合2度目に行ったもののみカウントされない
FS:同一ジャンプの余計な繰り返しが行われた場合
のみ表記なし重複したジャンプのみがノーカン



■GOE

ジャンプ
(旧ルール)
ルール改正⑤ジャンプGOE(旧ルール)

(改訂版) ルール改正⑤ジャンプGOE(改訂版)
SPに関してステップからのソロジャンプにはより難しいステップ或いはムーブメントからの踏切が求められるようになった

ルッツ、フリップに関しては2017-2018年までに更なる見直しがあることが示唆されていて
提出した予定構成表に関わらず実際に踏み切ったエッジで判定するのではないかと言われていましたが
2016-2017年に関しては現行ルールのままという事になります
スピンコンビネーションの表記に関しては昨季は2つの基本姿勢しかなければCoSp2pなどという表記の後にレベルが表示され
基礎点も2つの基本姿勢、3つの基本姿勢毎に基礎点とV基礎点が設定されていましたが
データオペレータからクレームがついたのか、テクニカルが混乱したのか知りませんが、表記を元に戻し
基礎点を下げるというルールに変更しました

ジャンプの繰り返しルールについては繰り返してはならないジャンプを繰り返してしまった場合FSでは表記もされないという事になるようです
2015年スケートカナダ、羽生結弦選手SPや
2014年スケートアメリカ、グレイシー・ゴールド選手のFSを例に挙げてみます

2015年スケートカナダ羽生結弦SPのケース
2016年スケートカナダ羽生結弦SP

羽生は3A、4T、3Lz+3Tのコンボを予定していました
ところが
①3A
2T
③3Lz+2T
と異なるジャンプ要素に跨って2Tが重複したことから②のジャンプは規定回転数に1回転足りずノーカン
③は同一ジャンプを跳んだとしてルッツコンボは丸ごと0点になりました
来季からの改正案では②は0点にはなりますが③の重複要素に関しては2度目の2Tのみがノーカンで
3Lz基礎点はもらえるという事になるようです


グレイシー・ゴールド2014スケートアメリカFS

①3Lz+3T
②2A+2T
③3Lo
④3F e
⑤3Lz
⑥2S+2T+2T
⑦2A
と、②のジャンプコンビネーションで2A+3T予定がセカンドが2回転になったため、2Tを3度繰り返したとして
⑥の要素がノーカン判定を受けました
⑥の表記は2S+2T(第3ジャンプの2Tは無視)でコンボは丸ごとノーカンという事にもなるようです

重複の規定については他のブロガーさん情報を見る限りコンボが丸ごとノーカンになるのでなく
重複したジャンプのみノーカンになって緩和されることになるのではないかという見方が多かったです


よって、来季の改訂版に照らし合わせると

⑥の要素については3連続ジャンプ全てがノーカン判定を受けるのではなく
3つ目の2Tのみがノーカン判定を受けて、2S+2Tとしての基礎点は残る
という事になります
※大きな勘違いをしてましたので訂正させていただきます

浅田真央はFSに関して
3A
3F+3Lo
3Lz
2A+3T
3S
3F+2Lo+2Lo
3Lo
という構成を組んでいますが、仮に3F+3Loのセカンドが2Loになったとしても
3F+2Lo+2Loをそのまま跳んだ場合基礎点9.79が丸ごとノーカンになるのではなく
3F+2Loの基礎点7.81は残ることになりますので構成を変えることなく跳ぶことができます

ジャンプ重複のルールに関しては男子の多くの選手が4回転複数を入れるようになってきました。
高難度化する反面ジャンプが3回転や2回転に抜けてしまいノーカンというケースが相次ぎましたので
緩和ルールはクワドを複数入れる選手には朗報となりそう
です
但し重複があって連続ジャンプの一つがノーカンを受けた場合
GOEのつけ方がどうなるかは明記されていませんので実際に緩和となるのかは
来季の競技が始まってみないことには何とも言えないかもしれません

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● COMMENT FORM ●

おはようございます。
説明ありがとうございました。
コンビネーションのザヤに対するノーカンが緩和されるのは
いいことですね。
ソニア・ビアンチェッティさんの記事では、チンクの定年と共に
技術委員会のメンバーも6月のコングレスで
定年で大分変るようなことが書かれていました。
まっとうな技術委員会、まっとうなジャッジに
変わってくれればいいのですが…


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ぶー

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選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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