2017-11

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チームチャレンジカップ③男女シングルFS

チームチャレンジカップ2日目夜の部。
いよいよ大会も大詰め。男女シングルFSの開始

■第1G
チームアジアはデニス・テン、北米よりナム・ニューエン、欧州よりセルゲイ・ボロノフが出場しました
www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2016/23073/results.html

セルゲイ・ボロノフ


今大会のボロノフはとにかくジャンプすっぽ抜けが目立ちました。
ロシア杯の構成同様4T+3T、3A、4T、3Lz、3A+2T、3S、3Lo+2T+2Lo、2Aだったと思うのですが
冒頭4Tは単発に。続く3Aは2回転に。2度目のクワドも3回転に抜けて3T+3T
3Lz、2度目の3Aは共に2回転すっぽ抜け、最後の2Aに咄嗟に2Tを付けましたが2A3度目の重複ルールにかかりノーカン。
得点は伸びませんでした。
男子シングルではボロノフは現役選手最年長の選手。30歳近い年齢で試合に出場し続けて
クワドを維持でききているのが個人的には凄いと思います
コリヤダやペトロフら若手選手が伸びてきて少しずつ活躍の場は失われてきていますが
ベテランの意地というものを見せていただきたいなと思います

デニス・テン

4Sに挑戦してきましたが結果は2回転抜け。そのほかにも得点源のクワドで悉くミス
3Aも1回転すっぽ抜けのミスもありました。
今季は股関節痛や腰痛に悩まされ、思うような結果の残せなかったデニス。
参加を楽しみにしていたチームチャレンジカップではよい結果に終わってほしかったです
男子は今やマルチクワド時代に入ってきましたのでデニスには最低でも4S習得が求められます
パトリック、フェルナンデス、若手からボーやん、昌磨も上がってきて
羽生結弦もうかうかできない状況になってきました。デニスにもこのハイレベルな優勝争いに加わってほしいです

ナム・ニューエン


4Tは転倒、3A1本目はDG、2本目も着氷が乱れました
・・・というか2本目の3Aって氷上についた手が体重を支えるような体勢になってましたので転倒扱いではないのんか?
(浅田真央が同じ体勢になったら確実に転倒で減点1なんやけど)
3Aが2度とも単独になったことで3Fにセカンド3Tをつけてコンボを3つにしたのはナイスリカバリーだったと思いま

ニューエンが掲げていたポリーナに向けてのバナーは故障で出場を辞退したポリーナ・エドムンズへのメッセージでしょうか
ナム・ニューエン
来季よりチームクリケットを離れ、エドムンズのコーチでもあるディヴィッド・グリン氏に師事することを決めたニューエン。
心機一転頑張ってほしいですね
男子グループ1を終えて
テン 147.77
ボロノフ 132.79
ニューエン 127.10


暫定得点は
北米 386.14
欧州 372.21
アジア 349.77



■第2G

アジアより本郷理華、欧州よりエレーナ・ラジオノワ、北米よりガブリエル・デールマンが出陣しました
www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2016/23073/results.html

本郷理華

3F+3TはセカンドでUR判定。2度目の3FもUR転倒してしまいました。ルッツは認定。
2度目の3F後に行われる足換えコンビネーションスピンは本来フライングの入りで始めるものでしたが
時間がなかったのが入りをすっ飛ばしてキャメルの基本姿勢もすっ飛ばしてしまいました。ポジション2つのレベル3判定
ここいらがちょっともったいなかったですね。
来季からはスピンでポジション3つだと基礎点を下げられてしまいますので注意をしてもらいたいです

ガブリエル・デールマン

3T+3Tは綺麗に入りました。3Lzは2回転すっぽ抜け。3FはDGで着氷が乱れました
3Loも着氷がやや乱れました
パーフェクトで自己ベストを更新したワールドのような演技はできませんでしたが
一反ピークをワールドに合わせたものをたった3週間でベストコンディションに持って行くというのはしんどかったかも

エレーナ・ラジオノワ


衣装がまた変わりました。ワールドの変衣装でなくてよかった。。。
SPではミスの続いたジャンプも今回はしっかり入りました。
が、ジャンプ着氷で上体が突っ込み、フリーレッグが氷上を擦るような体勢は相変らずで
GOEを沢山もらってても怪しい部分はいくつかありました
足換えありのスピンコンビネーションで「基本姿勢が2つ」というのは最後のシットポジで
2回転まわりきらないうちからファイナルワインドアップに入ってしまったという事なのでしょうか
本郷と同じでもったいない取りこぼしだったと思います
それでも大きなミスなく笑顔で終われたのは非常によかった

女子第1Gを終えて
ラジオノワ 133.31
本郷 122.15
デールマン 115.93


暫定スコア集計は
北米 502.07
欧州 505.52
アジア 471.92

ここで欧州が北米を逆転しました


■第3G

女子第2陣。アジアはエリザベート・ツルシンバエワが、北米はグレイシー・ゴールド、欧州はロベルタ・ロデギエーロが登場しました
www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2016/23073/results.html

エリザベート・ツルシンバエワ

冒頭の3連続でUR判定を受けたのと3Fで着氷が乱れた以外は大きなミスはありませんでした
足換えコンビネーションスピンのレベル3判定はキャメルの仰向け姿勢が回りきれていないせいかもしれません
後半のセカンド3Tは綺麗に決まりました
ジャンプを跳ぶときの上体の沈み込みがやや深いので体型の変化が訪れる年齢に差し掛かると苦労してしまうかもしれません
タノをつける時の腕が完全に曲がってるところも美しくないのが難点かなぁと

ロベルタ・ロデギエーロ

冒頭3Lzコンボはe判定。後半2度目の3Fでは転倒が一つありました。
転倒したはずのジャンプに+1評価というのはどういうこっちゃい。
フライングシットスピンはレベルをとれずGOEでマイナスをつけたジャッジが一人いました
回転スピードが非常に遅かったですし必要回転数回りきれていなかったことが大きな要因かもしれません
カロリーナ・コストナー不在中ロデギエーロが孤軍奮闘しましたが復帰後は立場が危ういことになるかもしれません
もったいないミスを一つでもなくせるとよいですね

グレイシー・ゴールド

ワールドではメダル争いどころか優勝に手が届くかというところから表彰台からも転げ落ちてしまったGG.
FSはそのうっぷんを晴らす演技だったと思います
3Fリップ見逃しは相変らずでしたけどね
3F+2T第1ジャンプを跳んだ時にフェンスギリギリでしたので無理に3連続にせず手堅くまとめました
やっぱり冒頭のジャンプが決まると決まらないでは極端に演技は変わります
今日はGGの良さが存分に出た演技だったと思います
142点台の大台に乗せることができたのだからキスクラでもそりゃあご機嫌さんだったことでしょう
これからもワグナーと良いライバル関係を築いてもらいたいです
(できればジャッジにはGGとメドべのエラー見逃しはせんといてほしいけど)


第3Gを終えて
GG 142.00
ツルシンバエワ 123.61
ロデギエーロ 105.00


暫定スコア集計は
北米 644.07
欧州 610.52
アジア 595.53

北米が再び欧州、アジアを突き放してトップに返り咲きました


■第4G
アジアよりボーヤン・ジン、欧州よりミハル・ブレジナ、北米よりアダム・リッポンが登場しました
www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2016/23073/results.html

ボーヤン・ジン


4Lzステップアウト、4Sは手をついてしまいました。3A+1Lo+3Sは第1ジャンプで転倒
2度目の4T、2度目の3Aも大きなミスがありました
SPで最高難度の構成、FSでクワド3種4本、3A2本というクレイジーな構成ですから
連戦の疲れがピークに達してしまっていたのかもしれません
こんなボーヤン見たこと無いというくらいジャンプの調子が悪かったです

ボーやんのジャンプの跳び方を見ていて、顎が上がるのが少し気になっていました
彼の癖かもしれませんが顎を引くことができれば体が遠心力に振られることも無くなって
ジャンプの軸も安定してくるのではないかと思います
オフはしっかりと疲れをとって翌シーズンに臨んでもらいたいです

ミハル・ブレジナ

CBSによるこのグループの放送の模様がyoutubeにアップされてましたがそこでもブレジナの演技はカットされてた。。。(泣)
ブレジナの動画見つかりました(音声悪いけど)
3Aと3Fを2度の構成にしているブレジナ。
4Sが3回転に抜けたことでハーフループからの3連続を3Sにしてザヤックノーカンを免れました
2度目の3Aで失敗した以外は大きなミスはありませんでした
彼の3Fはほとんどのケースで!判定を受けていたのですが今大会はセーフ。
まずまずの結果が残せてよかったと思います

アダム・リッポン

リッポンのFS動画も見つかりませんでした(音声無しのものでしたら33:30過ぎ)
4LzがDG転倒、後半2度目の3Lzで着氷で乱れ、コンボにできなかった以外は手堅くまとめました
自国開催のTCCで勝ちたいという執念のようなものを感じました

第4Gを終えて
リッポン 166.68
ブレジナ 158.30
ボーやん 156.71


暫定スコア集計は
北米 810.75
欧州 768.82
アジア 752.24


優勝の行方はほぼ北米、欧州に絞られることになりました


■第5G

アジアより宇野昌磨、欧州よりミハイル・コリヤダ、北米よりジェイソン・ブラウンが登場
各チームのエース級登場でハイレベルな争いになりました
www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2016/23073/results.html


宇野昌磨


史上初の4F成功であっと驚かせた昌磨でしたがこの日も成功。
回転はFSの方がちょっと足りてない気もしましたがそこはジャッジのオマケというやつでしょうか
3A+3T、3Lzの着氷もあまりよくなかったです。後半2つのクワドも。
スタミナが落ちてしもたんかなーというところへまさかの3A+1Lo+3F。そこから見事ジャンプを立て直しました
この3連続はかつてエフゲニー・プルシェンコが成功させましたが再び見られるなんて!!
昌磨のこの一年の成長ぶりは凄い!!!
4Tコンボの回転が1回転になったりというミスはありましたがパーフェクト演技をすれば彼もまた200点越えする可能性も出てまいりました
これは羽生はますますうかうかできないことになってきそうです
来季は4Fを本格的にプログラムに組み込むようですが、怪我の無いように五輪シーズンを迎えていただきたいものです

ミハイル・コリヤダ


4Tは転倒。2度の3Aは綺麗に降りました
後半3S+2Aで手をついてしまうミスがあり、続く2Aもツーフットのミスがありました
今大会はいくつかミスは出ましたがこれからの選手なので。
男子はある日突然急成長を遂げるので、コリヤダの今後に期待したいです。
出来ればコリヤダ、ピトキーエフの2人でロシア男子を盛り上げていってもらいたいです

ジェイソン・ブラウン


FSもジェイソン1人クワドなし。今季は故障に泣いたシーズンでしたのでクワドどころでなかったのかもしれませんが。
ジェイソンはジャンプの質も非常にいいですし出場した選手の中ではスケーティングは抜きんでています
技術だけでなく観客をグイグイ引き込む高い表現力もある。
そんな彼が唯一持っていないのが4回転。ホントにこの人がクワドを跳べたらって強く思います
現状練習してもものになってないだけなのかもしれませんが、
羽生結弦も宇野昌磨もちょっとしたきっかけでコツをつかんでマスターしたので
ジェイソンもいつか習得できるといいですね

男子は全ての選手が終わりました
昌磨 192.92
ブラウン 181.50
コリヤダ 165.48


女子最終Gを残して暫定スコア集計は↓のとおりになりました
北米 865.15
欧州 801.51
アジア 797.35


ここで北米チーム優勝が決定しました


■最終G
アジアより宮原知子、欧州よりエフゲーニャ・メドベデワ、北米よりアシュリー・ワグナーが登場しました
www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2016/23073/results.html
団体戦としては北米優勝は決定でしたが女の意地を見るような史上希にみるハイレベルな戦いとなりました

宮原知子


失敗しない宮原知子大先生。とうとうTCCもパーフェクト演技で終えました
選手には結構好不調の波があったりするのですが今季の宮原には一切それがなかった。
何というか、、これが会心の演技だろうと思っていても次の大会でそれ以上のものを毎回見せる所は感心してしまいます
本当にこの選手はメンタルが強い。
一部宮原アンチからは真央が休養に入ってベテランが引退して、真凛や新葉がシニアに上がるまでの繋ぎの世代
等と言われてますが真凛や新葉が上がってきても、
真央が力を取り戻しても負けないくらいの力をつけてきていると思います
今大会ではジャンプでGOEがたくさんつきましたが、それでもメドベデワに差をつけられたのは繋ぎの薄さ。
小柄で一けりの伸びが小さいというのもあるのですが、メドベの構成がストローク殆どなしなので
そこのところがPCS評価が低めになってしまうのかなと思います。
リスト「ため息」も見納め。来季はどんな演技で魅了してくれるのか楽しみにしています


エフゲーニャ・メドベデワ


FSもパーフェクトでワールドよりさらに高い評価を受けました。
TCCはトータルスコアで争う大会ではないけど総合得点では参考記録ながら
バンクーバー五輪のキム・ヨナより上ってもう笑うしかない。
シニア1年目からこれ以上上がり様がないというくらいの破格の評価を受けたシーズンでしたが
平昌五輪まで持つんかいな?
スコアが跳ね上がるより先に体型の変化でジャンプに苦しむシーズンがきちゃうかもしれない

アシュリー・ワグナー


回転不足は1つに抑えました。よくよく見ればとられてもおかしくないジャンプ
着氷でフリーレッグが擦っているようなジャンプもちらほらありましたし
ルッツのエッジエラーでお目こぼしもありましたがそこは地元アメリカの大会なので。
宮原のところで「メドベと比較してストロークが多い」と書きましたが、
その宮原よりスケートに伸びがなくストロークが多かったのがワグナー。
PCS評価は宮原と同等で良かったように思いましたが
最終滑走で大きなミスがなかったので甘い評価になったのかもしれません

メドベデワ 151.55
宮原 145.02
ワグナー 143.20


全選手演技が終了し最終のスコア集計は以下の通りになりました
北米 892.42
欧州 848.06
アジア 820.22


アジアは昌磨、宮原が頑張ったもののいかんせんアイスダンス、ペアが弱すぎた
ボーヤン不調も痛かった

次回は2018年平昌五輪後、日本開催(予定)。
ただでさえ五輪終了後のワールドにメダリストが出場してくれへんのに
不必要な大会追加してトップ選手出場してくれるんかいな?とも思いますが
日本、韓国、中国、カザフにはぜひとも男女シングルだけでなく
ペア、アイスダンス強化にも努めていただきたいですね






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