2017-11

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全ての大会にOAC設置を

今更ですがフィンランディア杯について。

・・・と言っても選手の演技についてでなく女子の採点ジャッジについて
「なんやねん、これ?!(▽Ⅲ▽♯)」と思うことがあったので
採点についての更新とさせていただきます

女子シングルSP、FSの採点ジャッジはこうなっていました
【SP】
フィンランディア杯SPパネルジャッジ

【FS】
フィンランディア杯FSパネルジャッジ
蛍光ペンでなぞった「6番ジャッジMr.Peter RANKIN」のところだけプロトコルを赤で囲みました

上位4選手のプロトコルはこちら
【SP】
アンナ・ポゴリラヤ
FinポゴリラヤSP
浅田真央
Fin浅田真央SP
ケイトリン・オズモンド
FinオズモンドSP
エリザベータ・タクタミシェワ
FinタクタミシェワSP
この6番ジャッジPeter RANKINの採点だけ露骨に低い評価となっています
RANKINの露骨さはFSになってますますエスカレートします

【FS】
オズモンド
FinオズモンドFS
真央
Fin浅田真央FS
ポゴリラヤ
FinポゴリラヤFS
タクタミシェワ
FinタクタミシェワFS
上位4名についてはFSでジャンプのパンクあり、お手つきや転倒、ステップアウトが多くてgdgdなところもあった
だからと言ってこの採点は何なんだろうかと思います。4点台ってジュニアじゃあるまいし。なんやねんこれ

以前のエントリー
で触れたことがありますが、オフィシャルにはOAC(Official Assesment Commission) という
技術審判団がおかしな判定をしていないか、採点ジャッジがかけ離れた評価をしていないかを監査するシステムがある
static.isu.org/media/380978/2035-officials-evaluation-figure-skating_2016-2017.pdf
GOEやPCS評価については隠れた逸脱度が無いかを調べるようにもなっています
採点の逸脱度(ショートプログラム技術点)
たとえば技術点。
こちらはSPの事例ですが各要素±1は許容範囲として認められています
GOE平均点と各々のジャッジメントを比較してプラス、マイナスでどれだけ異なる評価を出しているかを割り出して
「絶対値」で合計どれだけのかけ離れた評価をしているかを割り出し7.0を超えた逸脱度が無いかを調べるようになっています
(-0.2、+0.2の逸脱度が見つかった場合±0とはならずに「0.40の逸脱度がある」となります

採点の逸脱度(演技構成点)
 演技構成点の逸脱度に関しては+の逸脱と-の逸脱で相殺というシステムになっているため
各コンポーネンツ1.50、合計7.50の許容範囲を超えることはほとんどありません

但しこのPeter RANKINの採点はこれを大きく超えていました
酷かったFSの逸脱度を調べてみました
OSMONDMAOPOGORILAYATUKTAMYSHEVASAKHANOVICHHERGESSON
 SS -1.67 -1.58 -1.33 -2.25 -1.25 -1.46
 TR -2.04 -1.88 -0.79 -1.75 -1.04 -1.29
 PE -1.92 -2.33 -0.46 -2.21 -1.29 -1.42
 CO -2.21 -1.96 -1.17 -2.25 -1.29 -1.42
 IN -2.13 -2.50 -1.17 -2.29 -1.17 -1.21
 +の逸脱度
 -の逸脱度 -9.97 -10.25 -4.72 -10.75 -6.04 -6.80
 総逸脱度 -9.97 -10.25 -4.72 -10.75 -6.04 -6.80
上位選手とヨシ・ヘルゲションのPCSの逸脱度を調べてみましたが比較的マシだったのはポゴリラヤ
オズモンド、真央、タクタミシェワは各要素許容範囲である1.50を超えているのはもちろん
トータルでも7.50の誤差を大きく超えています

普通ならこれだけ逸脱度が大きければOACの監査対象ですよ。

・・・・・・・・・・・・・・ところが。

OACが設置されるのは冬季五輪、ISU選手権(ワールド、ユーロ、4CC)と国別対抗戦、シニア、ジュニアのGPS(ファイナル含む)の公式戦のみ。
フィンランディア杯は準公式戦ではありますが公式戦ではないのでOACは設置されないのです
従ってこのPeter RANKINは累積すれば試合出場停止や減俸、降格処分が科される「監査送り」とはなりません。
まあ、大会終了後にはレフェリーらオフィシャルが集まって反省会が行われますので
なぜこのような採点を行ったのかの追及は行われるでしょうが

・・・・・・・・・・・結局ジャッジの匿名制度は廃止されてもやりたい放題な採点やるんじゃ何も変わってないじゃん(▽Ⅲ▽♯)

ISUがB級大会のいくつかをチャレンジャーシリーズに設定し、準公式戦とすることに決めた背景には
優勝すればGPSに欠員が出た場合に優先的に出場権を与えることで
アサインされなかった選手、エントリーに間に合わなかった選手にもGPSの出場機会を与える

というほかに
International ジャッジ資格者がISU資格者の技術審判、採点ジャッジと同じ大会で採点することによって
採点ジャッジを育成する

という狙いもありました


ところがCSが設定されて以降もジャッジは何も変わっていません
これでは公平な採点が行われるはずもありませんし
監査システムもなく、罰則規定も無いのでは公正な採点をするジャッジも育たないのではないでしょうか?

公式戦であろうがなかろうが、全ての大会にOACを設置して、
ジャッジがおかしな採点をしないよう監視の目を光らせるべきではないでしょうか?
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