2017-09

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GPS女子シングル終了

亀ペースでロステレコム杯レビューをしてまいりましたが漸く女子リザルトにたどり着きました

女子FS結果と最終結果は以下の通りになりました
■FS結果
2016 rostelecom cup FS result ladies

■最終順位
2016 rostelecom cup final result ladies
プロトコルはこちら
http://www.isuresults.com/results/season1617/gprus2016/gprus2016_Ladies_FS_Scores.pdf

優勝はアンナ・ポゴリラヤでした

プログラム曲は映画『モディリアーニ 真実の愛』より。
今大会絶好調のポゴリラヤ、減点はe判定を受けた3Fのみでした。2Aと3Loはもう安心して見ていられるかも。
レイバックスピンのレベルを取りきればパーフェクトでしたがちょっと勝ちを急いでしまったかなと。
シニアデビューから3年経ちますが、ポゴリラヤはエッジ系ジャンプの不安定さからか常に3番手扱いを受けてきました。ロシアはどんどんジュニアから若い選手がトップに駆け上がってきていますが一番体型の変化の影響を受けていないのはポゴリラヤだと思います。なんだかんだ言ってしっかりと大舞台では代表に入っていますし結果も出し続けている。平昌五輪代表に一番近いところにいるのもメダルに近い存在であるのも彼女だと思う。今大会では「もうロシア3番手とは言わせない」といわんばかりの貫録勝ちでした。
個人的にはポゴリラヤにもワールドのタイトルを取ってほしい。彼女ならできると思っています


2位にはエレーナ・ラジオノワが入りました

プログラム曲は「トゥーランドット」
冒頭の3Lzコンボは第1ジャンプが両足になり単独に。その分セカンドは次の3Fにつけました。言っては何ですがややアウト気味の踏切で!判定が妥当だったのではないでしょうか?セカンドも回転は若干足りてなかったと思います
ステップシークエンスではラジオノワってこんなにスケート下手だったっけ?といいたくなるくらいスケートが滑ってない。エッジも甘いのでレベル2に取りこぼしてしまいました
ハーフループからの3Sは今季より3Lzにつけてきましたが第1ジャンプでやや体勢が崩れているので流れがありません。3Sの回転は足りてなかったように思いました
3Loは最初のがステップアウトでセカンドをつけられませんでした。2度目の3LoはUR転倒。後半に向けてミスが出てしまうのはラジオノワのウィークポイントかもしれません。
それでもトップの座に居続けられるというのは非凡なものを持った選手であることには間違いないのだろうと思いますが。


3位にはコートニー・ヒックスが入りました

コートニーのFSはディズニーシリーズ『ノートルダムの鐘』でした。(羽生がやったプロとはまた違う曲だと思います)
冒頭の3F+2Tでオーバーターンがあったのと後半3Loからのコンボがセカンドで1回転になった以外は大きなミスはありませんでした。
3Fと3Lzの跳びわけについては矯正の甲斐があって今回もしっかりできています。彼女のジャンプには高さがあり、回転を止めた状態で降りています。これで前後に繋ぎが入ればさらにGOEを得られるジャンプになるのではないでしょうか
コートニーが演じていたのは醜い風貌の主人公・カジモドと(実は私利私欲にまみれた)聖職者フロロー、宮廷護衛の兵士フィーバスの3人から愛されるジプシー娘・エスメラルダでした
エスメラルダノートルダムの鐘 


ジジュン・リは5位フィニッシュでした

プログラム曲は『Only For Love』
前半のジャンプは上手く決まりましたがステップ直後の3Lzが2回転に。基礎点は2.10でGOE無しですが踏切りの方はしっかりアウトでした。
後半3F+2Tと単独3SでUR判定を受けましたがジジュンにしてはUR判定は少なかった方ではないかと思います。
ジジュンもなんとかルッツを正しい踏切仕様と矯正中なんだろうね。フリップと比べてルッツは矯正が難しいですが、ヒックスという成功者もいますので諦めずに取り組み続けてほしい。いつか努力は報われるから


エリザベート・ツルシンバエワは5位フィニッシュでした

プログラム曲は『もののけ姫』
冒頭の3Lz+3Tは第1ジャンプは大きなジャンプでしたが続く2度目の3LzはUR判定に。
後半1本目の3Fあたりから着氷がやや乱れ始めてGOEがつかなくなってきました
3Loはステップアウト、続く2A+2Tも第1ジャンプ、第2ジャンプで着氷が乱れました
ジャンプの質がだんだん悪くなってきていることを考えるとスタミナ強化が今後の課題になってきそうです
ヒックスがディズニー作品ならツルシンバエワはジブリ作品。日本のアニメ音楽がプログラム曲に選ばれるというのはなんか嬉しい。


松田悠良は6位フィニッシュでした

プログラム曲は『Spanish Caravan』
冒頭に2A+3T+3Loにチャレンジしてきました。残念ながら第2ジャンプがUR判定。
SPでセカンド3Loが回転不足判定を受けたのできっちり回ろうとしてためを作ったのだと思いますが、それあと直前のジャンプが回転が足りないという判定にされてしまいます。ループを第2、第3ジャンプに跳ぶのは本当に難しい。
3Fは綺麗に降りましたが後半1本目の3Lzはe判定。スローで見ても完全インサイドでした。3F+2T、3Lo+2Tは決まりましたが最後の3SはUR判定。それでも転倒もステップアウトもなく演技を追われたというのは上々の出来だったと思います
演技終了直後の技術点は66点あまりありましたが2つのUR判定などでみるみる下がって57点台に。
2A+3T+3Loのコンボに関しては回転不足解消は難しいかもしれませんがその他のジャンプで減点を受けないようにしていけば120点台後半も期待できるのではないでしょうか。
ルッツが明らかなインサイドというのがネックではありますが頑張って矯正に取り組んでいただきたいですね


村上佳菜子は11位でした

プログラム曲は「トゥーランドット」
3LoはDG両足着氷。3Sは降りましたが3FもDG判定。アクセルジャンプは2度跳んでどちらも1回転に。
2度目の3Fはコンボで跳びましたが再び第1ジャンプでDG判定。2度目のはUR判定でもよかったような気もします。
佳菜子の3Fはトウをつく時点でもう体が回転を始めてしまっています。ジャンプ矯正に取り組む前の真央の跳び方に非常によく似ています
跳び上がる前から体をひねろうとしてしまうのはやっぱり回転不足判定をたびたび受けてしまうからで早くから体を回転しなければとなっちゃうのだろうと思います。シニアデビューからソチ五輪までに判定に苦しみ続けていたのでできればジャンプ修正に取り組んでほしかった、というのがあります。


ユリア・リプニツカヤは12位となりました

プログラム曲は映画『キル・ビル』
たびたび!判定を受けていた3Lzはウルマノフコーチのもとでしっかり矯正してきました。
その分今度はフリップがアウト気味に(判定は受けてなかったけど見るからにアウト)
ルッツとフリップの跳びわけは難しい。フライングキャメルスピンまでは大きなミスもなく順調に要素をこなしていましたが
その後足が痙攣を起こしてしまい演技中断。3分後に演技をやり直しましたがこの間治療はしておらず治ったわけではないので後半の3Lzは1回転になり2Aも着氷で踏ん張りきれずに転倒、得点は出ず転倒と演技中断のペナルティ6点を受けて最下位となりました

演技の中断に関しては2013年に発表されたISU Communication 1837にて
申告の有無中断時間罰則
レフェリーへの申告無し11秒~20秒中断1.00減点
21~30秒の中断2.00減点
31~40秒の中断3.00減点
40秒以上の中断棄権
40秒以内にレフェリーに申告3分の中断
(40秒内の申告と合わせて最大3分40秒)
5.00減点
3分経過後2度目の中断棄権
というルールが定められています。
これは前年度や五輪などで大きな故障をしたようには見えない選手がいったん演技を中断しながら演技を再開、その後メダルを獲得したというケースが相次いだためで、「休憩をとったと見られても仕方がない。スポーツマンシップに反する」として中断した場合は5点というペナルティが課されることになりました

今回ユリアが痙攣を起こしたことで一時中断。約3分後に演技再開となりましたが、
この間治療が施されるでもなく痛みが治まるのを待って体を温めるだけでした。
多くのスポーツでは選手が試合中にけいれんを起こしたりした場合には
ドクターが入ってアイシングをしたり薬を塗ったりと治療の時間を取ることは許されています。
これは選手が中断後プレイなどを再開する際に良いパフォーマンスをするために与えられた権利でもある。
そして治療を受けて回復した選手が競技を再開して勝つというのは何もフィギュアに限った事ではありません
選手だって何もサボりたいから、休みたいから安易に中断を要求しているわけではないし中断はペナルティというルールはおかしいと思う。
男子は高難度クワド時代に入っていていつ試合中転倒して故障が起きてもおかしくない状況になってきているというのに
治療のためにいったん下がることも許されず3分以内に演技を開始しろと迫るのは血も涙もないのではと思ってしまいます
このルールに関しては選手がよりよいパフォーマンスができるようにするためにも改正の余地があるのではないでしょうか?

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選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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