2017-11

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GPSフランス大会女子シングル終了

最終種目女子シングルFSが終了し、全競技が終了しました
FSと最終順位は以下の通りになりました

■FS順位
2016 trophee de France FS result ladies


■最終順位
2016 trophee de France final result ladies

プロトコルはこちら
www.isuresults.com/results/season1617/gpfra2016/gpfra2016_Ladies_FS_Scores.pdf


優勝はエフゲーニャ・メドベージェワでした

3F+3Tは決まりましたが続く3Lzは珍しく転倒。JO、ロステレコム杯とルッツが!判定を受け続けてきたので踏切りを気にし過ぎたのかもしれません。昨季は一度も判定を受けたことの無かったのに今季になって突然とられまくったらそりゃあエッジも気にするでしょう。(自分もたびたびフルッツが見逃されてると指摘してましたが)。どこぞの誰かさんのように「ジャッジの方がおかしい」などとは言わないでエテリコーチとルッツ矯正に取り組んでくださいませ。まだ若いし重度のフルッツではないのでオリンピックには間に合うと思うから。。2A+2T+2Tのところは第1ジャンプがあの水たまりのところで降りてしまったので流れが少し悪くなりました。水たまりなんとかせえよ。



マリア・ソツコワは2位でした
プログラム曲は『アダージオ』

3Lz+3Tは第1ジャンプは高さがありました。着氷で少し沈んだ体勢になったためセカンドはやや流れが無かったですが。3Fもインサイドエッジで降りました。
3F+1Lo+3Sの3連続のコンボがステップアウトみたいな体勢になるのがチョット。。。もう少しテンポ良く跳ぶことができればいいのですが。
2本目の3Lzは回転が足りずに降りてしまいました。フリーレッグが氷上を擦っていたかもしれません。ソツコワのジャンプ着氷もフリーレッグが氷上スレスレなので擦ったとして減点を受けかねないので気を付けて


樋口新葉は3位でした
プログラム曲は「シェヘラザード」

3Lz+3Tら前半のジャンプは非常に上手くいっていたのですが、後半にまたしても3Lzが1回転に抜ける落とし穴が。
樋口のジャンプは高さも流れも非常にいいのでミスが無ければ2位もありえたかもしれません。これは非常にもったいないミスでした
ステップでは片足で踏む3連続をもう少し深いエッジで踏めたらいいね…といいたいところだけど水たまりの多いびちゃびちゃリンクじゃ無理か。
ジュニアワールド優勝の真凛と何かと比較されがちだけど樋口のジャンプはパワーがあるし何が何でも勝ちたいという負けん気の強さもある。
パワフルジャンプと持ち前の負けん気の強さで世界のトップに勝ち上がっていってもらいたいですね


ガブリエル・デールマンは4位でした

3T+3Tを予定していましたが第1ジャンプを降りる際に重心がやや踵に乗ってしまったのと、セカンドを跳ぶ際にトウをつく足と踏み切る右の足がぶつかって転倒してしまいました。両手タノの3Lzは着氷が乱れ、3Fは1回転に。最後の3S+2Aでも第2ジャンプで着氷が乱れてしまいました。演技終了後には笑顔でいようと努めていましたがキスクラでは涙ぐんでいるようにも見えました、自分はもっとできたはずという悔しさもあったかもしれません。今回の悔しさをばねに次の大会では納得のいく演技ができるよう努力を重ねてもらいたいです


パク・ソヨンは5位でした.
プログラム曲は『アランフェス協奏曲』

冒頭の3Lzは転倒しました。転倒したのが大きな水たまりのあるびちゃびちゃゾーンというのもありますが降りた時にエッジがアウトに乗りすぎてそのままスキッドして転倒してしまったという気がします。。その後のジャンプはしっかり決めていきましたが後半の3LoではUR判定がありました。
ステップは両足で3連続を踏んでいるらしき箇所はあるのでレベル4狙いだと思いますがところどころエッジが甘かった。スピンはレベルを取りきりました
昨季は一時的にジャンプの精度が悪くなったり回転不足を取られたことがあったかと思いますが少しずつ良くなってきているのではないでしょうか?
平昌五輪自力出場権獲得はソヨンにかかっていると言っても過言ではないので4CC,ワールドに向けて調子を上げていけるといいですね


ロリーヌ・ルカヴァリエは6位でした
プログラム曲はミュージカル「グリース」

3T+3Tはセカンドでやや着氷が乱れました。3Lz、2A+1Lo+3Sは綺麗に降りました。ハーフループを挿む3連続のお手本のように流れが良かったです。
後半3Fで転倒しました。踏切りがかなり怪しい。!が相当だったのではないでしょうか?3Loは降りましたが3Lzのコンボのところで再び転倒。基礎点は7割に。最後の2Aに2Tをつけたのはナイスリカバリーでした。
演技を始めた時の衣装はピンクのTシャツ風の上半身にパステルブルーのみニスカでしたが後半黒のセクシー衣装に変わりました。
ルカヴァリエ衣装① ルカヴァリエ衣装②
脱ぎ捨てると減点になりますので肩のファスナーを開けるとTシャツ風の衣装がだらんと下がってくる仕掛けになっているのでしょうね
エキシビションでは衣装チェンジはたまに見られますが競技プロでは初めて見たかも。


マエ・ベレニス・メイテは7位に順位を上げました
プログラム曲は『トリスタンとイゾルデ』

予定していたジャンプは全て入りましたがフランスの選手はどうもジャンプに重きを置くばかりに他の部分に気を使っていないという気がします。
スルヤ・ボナリーの時代から全然変わってない。もう少しスピンやステップに気を配れないものか。音楽もBGMとかしているようなところも気になります
フィギュアの大会はジャンプを跳んでなんぼなところもありますが上位選手はスピンやステップもレベルを取りきってくるのでジャンプ以外の技術も磨いてほしいと願ってやみません


グレイシー・ゴールドは8位でした

2Aは降りましたが続く3Lz+3Tは第1ジャンプで転倒し、単発に。その後のジャンプも2A+3Tはセカンドが回転不足になったり
2度目のルッツが1回転に抜け、3Fが再び転倒するミスもありました。スピン、ステップはレベル4を揃えました。
FSでも1つのミスからずるずるミスを重ねました、GGは本来こんな順位にいてはいけないはずの選手なのに。
アメリカも3枠獲得していますがワグナーが頭一つ抜けてますしエドムンズもいますし長洲未来が復活しつつある。マライア・ベルも力をつけ始めているので調子が上がらないとワールド代表を逃すということもありうるかもしれません。全米選手権に向けてしっかりと再調整していただきたいですね


浅田真央は9位でした

3回転ジャンプはDGを受けた3Tと着氷の乱れた3Loしか入りませんでした。フライングキャメルスピンもレベル3の取りこぼしがありました。
後半の2つのスピンとステップはレベル4を獲得しました。
ここまで状態が悪く、気落ちしている真央は初めて見たかもしれない。演技終了後のインタビューでは「全ての自信を失ってしまった」と涙ぐむ一幕もありました。真央自身は一切故障のことは言わないけど踏切りに力が入らないほど状態が悪いのであれば佐藤信夫コーチに膝の状態をきちんと伝えて一度精密検査を受けたほうがいい。ちゃんとコーチや周囲に伝えないとどうすることもできないよ。
だましだましトレーニングを続けても1か月後の全日本までには状態は良くならない。検査の結果思わぬ故障も判明するかもしれませんがその際には思い切って休んだ方がいい。無理を重ねて取り返しのつかないことにならないようにしっかり自分の体の状態と向き合って今後のことを決めてもらいたい


永井優香は10位でした

3Lzは1回転に抜けました。3Loは綺麗に降りましたが単独3Tは2回転に。2A+3Tは非常に流れが良かった。
3S+2Tはセカンドが回転不足になりました。2Tの方が刺さってましたがスローで見ると3Sの方が回転足りなかったのでは?
ステップは一つ一つを丁寧に踏んでレベルを取りきりましたがレイバックスピンではレベル3の取りこぼしがありました
今季はジャンプの状態が良くないと言われていた永井ですが悪いなりに演技をしっかりと纏めていたと思います。
悪かったところをしっかりと見直して全日本でいい演技を見せてもらいたいです


アナスタシア・ガルスチャンは11位でした。
プログラム曲は『The Colour of the Night by Lauren Christy』

回転が抜けたジャンプはありませんでしたが7度のジャンプ中5つがUR判定と悉く判定を受けました
また、タイムバイオレーションの減点も受けました。この減点はもったいないミスでした。
17歳で急激に身長が伸びたり女性らしい体型に変化する年齢に差し掛かっていますので今後ジャンプに苦労するかもしれません


アリョーナ・レオノワは12位。
プログラム曲は「四季」

・・・・・・・・・・・・・・・。これが「転倒は雪だるま式減点」の凄まじい破壊力とでもいうのでしょうか?
3T+3Tは第1ジャンプオーバーターン後無理やり3回転跳ぼうとして転倒。3LzもUR転倒。3Fで転倒してコンボ予定の2度目の3Fでも転倒。
そしてでっかい水たまりのびちゃびちゃゾーンでもなんでもないところで転びました。1×2+2×2+3×1で合計9点の減点。
シニア選手でこれだけ転倒して大きな減点を受けたのは今回が初めてではないでしょうか?
転倒しなかったジャンプも2回転や1回転に抜けるなどジャンプは1つも決まりませんでした。
これだけ減点が多いとレオノワでなくとも泣きたくなるでしょう。今のところミスを恐れずに難度の高いジャンプを挑戦する選手が増えてますがこれだけ破壊力が大きいと不安なジャンプ要素は避ける傾向ももしかしたら出てくるかもしれません


メドベのスケカナ、TDF連勝で漸くファイナル第1号が誕生しました
そのほかは全く予測がつきません。中国杯でワグナー、ラジオノワあたりが2人目のファイナル進出となるかと思いますがNHK杯はポゴリラヤ、ソツコワ、新葉、宮原で最後の切符を争うことになるのでまだまだ大混戦になりそうです

心配されたテロは怒らず競技日程は無事消化しましたが水たまりばっかりのびちゃびちゃリンクを来年はもう少し改善してもらいたいです

表彰台の選手のみなさんおめでとうございました
選手の皆さんお疲れ様でした
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選手を混乱させ続け、迷走し続けるフィギュアスケートのルールや
採点のあり方について私なりに思うことを書いていきたいと思っています。
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