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羽生結弦の演技を新ルールで採点してみた②2017年世界選手権FS「Hope & Regacy」
新ルールで羽生結弦の評価がどうなるのか、またスコアがおおよそどのくらい出るのか
FSについても検証してみたいと思います
検証のサンプルはGOEを取り切った2015年GPFの「SEIMEI」にすべきか
レベルを取り切り、彼自身の最高難度で遂行した「Hope & Regacy」で悩みましたが
やっぱり歴代最高得点を更新した後者でやってみたいと思います
当時の映像はこちら
参考プロトコルはこちらになります
男子は今季からの改正で既にジャンプ要素が1つ減ることが決まっています
ので、基礎点は以下の通りになります
(基礎点が最も低い前半の3Fをカットで計算してみました)
ISU総会で議題に上がっている『後半1.1倍のジャンプは4つまで』のルールと
「4回転ジャンプは同一のものを跳んではならない」ルールを無視して計算すると
ジャンプ要素が1つ無くなったこと、基礎点が下がったことで基礎点合計は103.43から93.84へと大幅に下がることになります
(う゛・・・これは痛い)
GOEについてみてみます
SPと比較するとFSのGOE予想はざっくりという数字になってしまいました
2017年世界選手権に関してスピン全般の評価は羽生比であまり良いとは言えませんし
後半のジャンプのGOEも羽生比で若干落ちているかなという気はしますが
評価が悪かったのは体力的な問題がありスピードを維持できなかったのではないかと推察されること
SP5位、最終グループ1番滑走ということでGOEが若干抑えられた可能性もあります
故障する前のジャンプの質に関しては全く問題はありませんでしたし
平昌五輪の演技に関しても高いジャンプの質を取り戻せていました
五輪後故障が悪化してしまいましたが、現在は3Aを含め3回転ジャンプはかなり戻ってきているようです
ISU総会で議題に上がっている2つの案が採用されるのか否決されるのか注視する必要がありますが、
それさえなければ羽生がルールの影響を大きく受けて得点が下がってしまうということはないと思います
FSについても検証してみたいと思います
検証のサンプルはGOEを取り切った2015年GPFの「SEIMEI」にすべきか
レベルを取り切り、彼自身の最高難度で遂行した「Hope & Regacy」で悩みましたが
やっぱり歴代最高得点を更新した後者でやってみたいと思います
当時の映像はこちら
参考プロトコルはこちらになります

男子は今季からの改正で既にジャンプ要素が1つ減ることが決まっています
ので、基礎点は以下の通りになります
(基礎点が最も低い前半の3Fをカットで計算してみました)
エレメンツ | 改正前の基礎点 | 改正後の基礎点 |
4Lo | 12.00 | 10.50 |
4S | 10.50 | 9.70 |
FCCoSp4 | 3.50 | 3.50 |
StSq4 | 3.90 | 3.90 |
3F | 5.30 | なし(ジャンプ要素が減るから) |
4S+3T | 16.28 | 15.29 |
4T | 11.33 | 10.45 |
3A+2T | 10.70 | 10.23 |
3A+1Lo+3S | 14.74 | 14.08 |
FCCSp4 | 3.00 | 3.20 |
ChSq1 | 2.00 | 3.00 |
3Lz | 6.60 | 6.49 |
CCoSp4 | 3.50 | 3.50 |
基礎点合計 | 103.43 | 93.84 |
「4回転ジャンプは同一のものを跳んではならない」ルールを無視して計算すると
ジャンプ要素が1つ無くなったこと、基礎点が下がったことで基礎点合計は103.43から93.84へと大幅に下がることになります
(う゛・・・これは痛い)
GOEについてみてみます
エレメンツ | GOE | 予想されるGOE |
4Lo | 2.40 | 3.15~4.20 |
4S | 2.71 | 3.88~4.45 |
FCCoSp4 | 0.86 | 0.79 |
StSq4 | 1.50 | 1.56~1.95 |
3F | 1.50 | なし |
4S+3T | 2.43 | 3.88~4.95 |
4T | 2.43 | 3.80~4.75 |
3A+2T | 2.00 | 2.40~4.00 |
3A+1Lo+3S | 2.14 | 2.40~4.00 |
FCCSp4 | 0.79 | 0.96 |
ChSq1 | 1.40 | 1.50~2.50 |
3Lz | 1.50 | 1.77~2.36 |
CCoSp4 | 1.00 | 1.05 |
GOE合計 | 22.69 | 27.14~35.96 |
2017年世界選手権に関してスピン全般の評価は羽生比であまり良いとは言えませんし
後半のジャンプのGOEも羽生比で若干落ちているかなという気はしますが
評価が悪かったのは体力的な問題がありスピードを維持できなかったのではないかと推察されること
SP5位、最終グループ1番滑走ということでGOEが若干抑えられた可能性もあります
故障する前のジャンプの質に関しては全く問題はありませんでしたし
平昌五輪の演技に関しても高いジャンプの質を取り戻せていました
五輪後故障が悪化してしまいましたが、現在は3Aを含め3回転ジャンプはかなり戻ってきているようです
ISU総会で議題に上がっている2つの案が採用されるのか否決されるのか注視する必要がありますが、
それさえなければ羽生がルールの影響を大きく受けて得点が下がってしまうということはないと思います
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